【平日沢】大日沢〜大日山
- GPS
- 08:27
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,111m
コースタイム
天候 | 曇りのち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山岳甲斐の平日組のお二人に年休を合わせて沢登りへ。
梅雨時期ということもあり、天気予報に振り回され、結局去年遡行した北陸の大日山に突き上げる大日沢へ。
京都駅に集合し、湖西道路を使って敦賀から高速に乗る。
名神〜北陸道と時間はさほど変わらないが、高速代は半分以下だ。
山中温泉道の駅で仮眠を取る。
明け方すごい雨音がするがふて寝。気象時間には止んでいて空も明るくなっているような気がする。
雨雲レーダーにも目立った雲はなく、もしかしたら雨に降られずに済むかもしれない。
朝御飯をかきこみ、登山口へ。携帯は県道外れたあたりから圏外になる。
登山口でサクッと準備していざ出発。
地図の堰堤マークまで藪っぽい道を歩いていく。
暑くて早く沢に入りたい気持ちが高まる。
堰堤を道なりに右岸から巻いて沢におりたつ。
少し進むと釜持ちの小滝。当然泳ぐ!
水は冷たいが気温が高いので寒くはない、ていうか気持ちいい!
続く二段の滝もシャワークライムで突破。
右岸から巻き気味に登ることもできるが、この時期はこっちだ。
その次も、6mくらいの滝も釜を泳いで左岸直登。
小気味よく滝が出てきて楽しい。
それしても雪国の山は常緑樹が少ないせいか、緑が優しくていい雰囲気だ。
釜持ちの直瀑っぽい滝は右岸を巻き気味に登り
、続く10mの滝は左岸から快適に登る。
顕著な780二股を確認するとすぐに8mくらいの滝。
ちょいちょい太めのミズが生えているので、ちょいちょい拝借する。
二股の先には2つ滝がありこれも適当に越えていくとナメが出てくるようになる。
ナメに心踊らせながら進むと6mほどの滝が出てくる。
右岸の草付きを登るのだがぱっと見は登りにくそうなので、ザイルを引っ張っていく。
登ってみるとホールドスタンスともにあるので、不要だったかもしれない。
その後も綺麗なナメは続く。
天候も回復傾向で、雲は多いものの時々は青空も見え、日差しが射すとナメがキラキラ輝いて素晴らしい。
時おりあるウォーターシュートも存分に楽しみながら進む。
800二股は大きな滝で合流する。
水量は少ないものの綺麗な滝でテンションが上がる。
二股の少し先に8mほどの斜滝がある。
全体的にツルんとしていて、左岸から登れそうだが、上部が難しく結局左岸から巻いた。
その後も岩盤質の良い渓相は続き、ナメや小滝が出てきて、ウォーターシュートやシャワークライムが楽しめる。
そこそこ大きな滝もあり、2段15mほどの滝もある。
一段目は二条の滝となっている。一段目、二段目ともに右岸から適当に。
その後、右股に滝の懸かる1020二股を左にとると水量も減り、詰めの様相を呈してくる。
以外と細かい二股も確認でき、いい地図読みの練習となる。
前回は途中から雪渓べっとりだったが、今回は皆無。
ちょいちょい倒木等はあるものの岩盤質なのは変わらず、時おり小滝を登ったりもする。
1つだけ4mくらいの滝で念のためザイルを出した。
詰められるだけ詰めて、最後は灌木を軽く漕いで尾根筋の登山道へ。
ピークまではすぐついて、狙ったとおり詰められたようだ。
ガスで白山の方が見えないのは残念だ。
寒くはないので、ゆっくり休憩。
和菓子職人作のきんとんは少し形が崩れてしまったが、舌触りも抜群、甘さも上品でとっても美味。ごちそうさまでした。
ミカン缶(悲劇付き)食べたり写真撮ったりしてピークを跡にする。
小大日山経由か避難小屋経由かの分岐はピークの直下にある。
今回は小大日山経由。気持ちのいい稜線で振り返ると大日山が綺麗に見えるが、ちょいちょいある登り返しが暑い。
その後は急な下りも交えつつブナの綺麗な森を一瞬通過したりして、登山口まで駆け降りる。
少し道を間違えたりしつつ、車まで。
長すぎず、短すぎず、それなりの滝をいくつも備えた良い沢だった。
下山後は、山中温泉菊の湯(シャンプー石鹸持参)で汗を流し、福井名産おろしそばを食べたり豆腐スイーツを摘まんだりしつつ、京都への帰路についた。
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