秋田駒ヶ岳
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- GPS
- 04:41
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 693m
- 下り
- 683m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体によく整備された歩きやすい道。 ただし、男岳鞍部からムーミン谷(昭文社地図では馬場の小路)へはガレ場の急坂の下りと大焼砂では足場の不安定なザレ場の登りがあり、横岳から八合目間では笹などの繁茂でヤブコギ気味になる。 |
写真
感想
東北の2名峰、秋田駒ヶ岳と岩手山に1泊2日ででかけた。
初日は新幹線とバスを乗り継ぎ駒ヶ岳八合目に11時過ぎに着く。帰りの最終バスまでは6時間ほどあり、最高峰の男女岳(オナメダケ)、男岳からムーミン谷(馬場の小路コース)を経て大焼砂まで十分カバーできる時間だ。
出発点が八合目なのでスタートしてすぐに登山道脇はもうお花畑、花々を眺めながら気持よく歩ける。ただ天気は曇っていて田沢湖の展望がきかないのは少々残念だ。
阿弥陀池に着くと予想以上に大勢の人で賑わっている。雪が少なかった影響か池の水は少なめ、花の開花時期も例年より早まっているようだ。
男女岳に登り、遠くの展望はきかないが、阿弥陀池や男岳など周辺の眺望を楽しむことができる。
阿弥陀池に戻って男岳へ。田沢湖など麓の展望は雲に隠れてかすかに見える程度だ。
男岳鞍部からカルデラ地形のムーミン谷に下りていく。ここは急な下りで谷底までは多少長いが、下方はお花畑で覆われた別天地だ。
チングルマは谷の中ほどはすでに穂になっているが、さらに進むんだ所では白い花が競い合って咲いている。それは谷中を埋め尽くすほど圧倒的なボリューム感を与える。
チングルマ以外にもシラネアオイ、ミヤマキンポウゲ、ヒナザクラなど見事な色とりどりの花を楽しむことができる。
ムーミン谷から大焼砂の登りとなるが、お目当てはまずコマクサ、そしてタカネスミレが、黒い火山砂の上、あたり一面に巻き散らしたように咲いているのが見える。
登り切って横岳に着くともう人影はなくなり、そのあと横森からもまだ続く花のパレードを眺めながら八合目登山口に下っていった。
秋田駒ヶ岳は全山花に覆われ、まさに花の名山と呼ばれるのにふさわしく、花の山旅を堪能できた一日となった。
さて、2日目の目的地は岩手山、盛岡に泊まって次に備えたい。
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