初富士山 〜吉田ルート〜
- GPS
- 16:16
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,683m
- 下り
- 1,696m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:18
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 4:14
- 合計
- 9:29
天候 | 晴れ、ガス、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
新宿6:45−富士スバルライン五合目9:10 ○復路 富士スバルライン五合目15:00−新宿20:00 (17:30の予定が事故渋滞で遅着) |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された登山道なので危険個所はありませんが、天候や風には注意してください。 須走ルートが開通する(7/9)まで山頂から本八合目まで登山道で下山します。 <Record> 出発時刻/高度: 10:29 / 2305m 到着時刻/高度: 12:14 / 2320m 合計時間: 25時間44分 合計距離: 17.85km 最高点の標高: 3703m 最低点の標高: 2232m 累積標高(上り): 1905m 累積標高(下り): 1875m ●総歩数(Door to Door):1日目 12,249歩/2日目 29,378歩 |
その他周辺情報 | 本八合目トモエ館に宿泊しました。 富士山の小屋はあまり良い話を聞きませんが、トモエ館はスタッフの感じが良かったです。 ちなみに寝床は布団4枚に寝袋6枚でした。 |
写真
感想
兼ねてから富士山に行きたいと言っていたMさんとスケジュールが合ったので挑戦することにしました。
まだ静岡側の登山道が山開きしていないので吉田ルート一択です。
週間天気予報では降水確率が高く、雨の中登ることも覚悟していましたが、五合目に着いてみると山頂の方まで雲はなく晴天でした。
ただし、強風が吹き荒れいていたので注意が必要なことには変わりありません。
<1日目>
五合目で朝食とお参りをして時間をかけてしっかり高度順応をしました。
これが良かったのか、このあと高山病の症状はまったくと言っていいほどありませんでした。
唯一、寝室だけ酸素が薄いのか少しだけ吐き気がしましたが。
談話室に下りてからは症状が治まったので寝室だけの問題だと思います。
話は戻って、高度順応を済ませ10:30頃、富士スバルライン五合目をスタートします。
泉ヶ滝の分岐までは普通に観光客も歩いているので山というより公園内の道のようです。
泉ヶ滝の分岐から登山道に入りますが、六合目までほぼ平坦な道が続きます。
吉田ルートで森林の中を歩くのは六合目までになります。
六合目から先は森林限界を超えて砂と岩だけの殺風景な景色が続きます。
六合目から七合目までは階段状の道が九十九折に続いています。
途中に何もないのでとりあえず七合目まで頑張りましょう。
七合目から先は小屋がたくさんあるので休憩場所には困りません。
小屋前で小休止を取りながら登っていきます。
八合目あたりから風が強くなってきたのでレインウェアをウインドブレーカー代わりに着込みました。
風は防げてよいのですが、強風で砂が散弾のごとく飛んでくるので厄介でした。
何かフェイスガードがあるとよかったです。
同行のMさんがバテてきたころに本八合目トモエ館に到着。
この日の宿です。
受付を済ませると到着の順番に食事を案内するとのことで、寝室に案内されました。
シングルの布団4枚に寝袋6枚+横向きに1枚で今日は7人部屋のようです。
女性がMさん1人だったらどうしようと思っていたら、もうひとりFさんという女性が一緒だったので、しらない男性の隣に寝るいう状態は避けられました。小屋側が配慮してくれたようで気配りがありがたいです。
程なくして管内放送で食事の呼び出しを受けて食堂兼談話室へ。
富士山で定番のハンバーグカレーですが、疲れているときに食べるととても美味しかったです。
19時頃に床について就寝。
なのですが、周りの団体客が日本人も外国人もうるさいうるさい。
ちゃんと就寝するには団体客が寝静まるのをまたないといけませんでした。
ツアーガイドさん部屋では静かにしましょう。と事前注意しておいてくださいよ。
<2日目>
1時ころ目が覚めると隣にいたはずのMさんがいません。
トイレでも行ったかな?と思っていましたがよく見ると、Mさんの横にいたFさんもいなくなっています。
MさんにLINEを送ると、Fさんと一緒に談話室にいるよ〜
との返事。
1時回っていたし、このまま起床してもいいかなと私も談話室に降りました。
談話室でしばらくまったりし、2時半頃小屋を出発。
トモエ館のすぐ裏手の登山道から既に渋滞が始まっています。
ヘッドライトの明かりが点々と続いています。
距離にすると1kmもないはずですが、下から見上げると絶望的な長さに見えます。
少し上がると吉田ルート最後の小屋である御来光館に到着。
ここから先は山頂まで建物はありません。
渋滞の列に続いて一歩また一歩と足を進めていきます。
時々突風が吹きつけてくるので、そんな時は姿勢を低くしてやりすごします。
渋滞でご来光に間に合わないかと思いましたが、4時半前に山頂に到着。
空はガスっていましたが、ガスの切れ間からしっかりご来光を拝むことができました。
1時間近く山頂に滞在しましたが、とにかく風が強くてあまり見て回ることはできませんでした。
次はご来光はいいので明るい時間帯にお鉢巡りをしてみたいです。
時期的に須走ルートがまだ開通していないので、下山は吉田ルートの登山道に戻って下山します。
狭い登山道を下山ですれ違うので嫌でも渋滞になります。
いったんトモエ館に戻って、朝食をいただきます。
ついでにMさんの希望で9時まで仮眠を取らせていただきました。
朝食と合わせて3時間近く小屋で休憩していました。
仮眠で英気を養ったら、一気に下山します。
が、ガスで視界が悪い上に風が強いので緊張を強いられます。
道は単調な下り一辺倒なので、道に迷う心配はありませんが、ところどころ傾斜がキツイところがあるので、慎重に下ります。
しかし下山道とはよく言ったもので、ザレた急こう配が多く、ここを登ることは想定していないんだろうなと思いました。
六合目まで降りると道は平たんになり、観光客とすれ違うようになったらゴールはすぐそこです。
12:15頃、富士スバルライン五合目に戻りゴール。
お疲れ様でした。
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