虚空蔵山【スリッピーなクライムダウン付き】
- GPS
- 03:47
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 724m
- 下り
- 726m
コースタイム
天候 | 曇のち雨 蒸し暑かった。不快指数1000% |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上の東端からバリルートを下りましたが、岩が乾いているときに登りで使った方がよさそうです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
GPS
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
梅雨のまっただ中、長崎県、佐賀県の降水確率は午前中40%、午後20%。
微妙だが、晴れるかもしれない、という淡い期待を持って隣県へプチ遠征してきました。
向かったのは、長崎のマッターホルンこと虚空蔵山。アプローチのいい嬉野市不動山登山口から登ることにしました。
嬉野市街地を抜け、国道34号線から右折すると、いきなり豪雨。ワイパーも効かないほど。温泉に入って帰ろうかな、と思いましたがせっかくなので登山口まで行きました。するといつの間にか雨はやんでいました。
登山口は標高250mもあるのに、気温は30度。体感の湿度は100%。どうせ汗でびしょびしょになる、と思いカッパは着ずに登ることにしました。
しばらくはコンクリート舗装された歩道を歩きます。むかしは茶畑だったのか、給水用のタンクなどが置かれていますが、放置されて年月がたっているらしく、やぶが左右から覆いかぶさり、ときどき倒木が道をふさいだりしています。おまけに蜘蛛の巣がうっとうしく、不快指数MAXです。
歩く距離は短く、あっという間に頂上に着きました。何か物足りない感じ。頂上は案の定ガスの中で眺望は全くなし。風はあるものの、湿度が高く汗が全然引きません。
軽く昼食をとって、東西に長い頂上の東の端に行ってみました。こちらも眺望なし。
頂上の東の端からは、下って行く踏み跡がありました。地図を見るとそんなに立ってわけでもなさそうだし、岩壁のマークも南側にしかついていません。物足りなさも手伝って踏み跡をたどってみることにしました。
踏み跡はだんだん急になり、後ろ向きに木や岩をつかんで下りていくと、ロープが現れ、アブミまで登場しました。岩や木の根は濡れていて滑るので、ロープは古そうですが信じてアブミを使用させてもらいました。
ほっとしたのもつかの間、その下が核心部でした。10m近い岩のクライムダウンです。岩は一面苔むしていて、左右に2本のロープが固定してあります。どちらのラインをとるか迷いましたが、覗き込んでも下部の状況が分からないので、思い切って上から見て左側を下りました。木の根が数十センチおきに岩に張り付いていて、いいスタンスになります。途中で右下へ木の根を伝って移動し、着地しました。このルートは登りに使った方がよさそうです。乾いていればさほど難しくないでしょう。
さらにしばらく下ると鳥兜分岐の近くに出ました。
高見岳へ向かいましたが、今にも雨が降りそうなので下山を急ぐことにしましたが、鳥兜を見て手水鉢のところまで来たときに本降りになりました。
雷鳴も聞こえたので、岩屋でしばらく雨宿り。岩屋の中央にはかまどが作られていて鍋が置かれていました。
雨はやみそうもないので、濡れながら下山して狭い車内で着替えを済ませると、いつの間にか雨はやんでいました。
コメント
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岩屋の鍋はね・・・
お前を煮て食うためのものじゃ〜。
(注!)日本昔話、或いは三匹の子豚風に読んでもらうと嬉かです。
冗談はさておき、長崎のマッターホルンは面白そうですね。(雨じゃなければ)
頂上からの景色も見た事ないので、何時かまた行きたいです。
子どもに毎晩絵本の読み聞かせをしていますが、岩屋の鍋の話をすると、泣き出すでしょう
虚空蔵山は、歩行距離や高低差があまりないので、わざわざ行くには少し物足りない感じですが、とるルートによっては岩の感触も楽しめそうですね。(雨じゃなければ)
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