【船窪小屋（長野・2450m）】扇沢〜船窪小屋〜七倉ダムをチャリ＆バスを使って縦走

2016年07月02日(土) ~ 2016年07月03日(日)

• GPS: 14:36
• 距離: 33.7km
• 登り: 2,671m
• 下り: 3,373m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:47
• 休憩: 0:29
• 合計: 11:16

距離 28.3km 登り 2,416m 下り 1,733m

4:31 七倉山荘
4:37 高瀬館
5:19 信濃大町駅
10:16 10:34 針ノ木小屋
11:34 11:43 蓮華岳
14:13 14:14 北葛岳
15:37 15:38 七倉岳
15:47 船窪小屋

2日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:37
• 合計: 4:47

距離 5.4km 登り 256m 下り 1,660m

8:12 船窪小屋
8:33 8:34 天狗の庭
9:06 9:21 鼻突八丁（八合目）
10:21 10:41 岩小屋
11:34 唐沢ノゾキ
12:56 12:57 七倉登山口
12:59 七倉山荘

天候

2日／曇り時々晴れ　3日／雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

★クルマにチャリを積んで七倉ダムへ行き、
七倉ダム〜信濃大町駅〜扇沢を自転車とバスで移動しました。

■七倉ダム市営駐車場（クルマデポ／山行最終地点）
　約50台無料、トイレ、登山指導所あり
　「七倉山荘」でナビセットすればOK

■JR信濃大町駅（チャリデポ地点）
　たくさん停められます、無料、トイレ、監視カメラ付き
　※隣接している市営駅前駐車場は
　30分間無料なのでチャリの回収に便利

■扇沢駅（山行出発地点）
　信濃大町駅から約45分、片道運賃1,360円
http://www.alpico.co.jp/

コース状況／危険箇所等

■扇沢〜作業道〜針ノ木小屋
　昨年と比べて雪が少ないです。針ノ木大雪渓は雪渓尻からマヤクボ谷の手前にかけて、雪渓歩きです。アイゼンは装着すべしです。マヤクボ谷から小屋にかけては、途中1か所、雪渓トラバースがありますが、小屋の方の手によりステップを切ってあります、あとは夏道です。

■針ノ木小屋〜蓮華岳〜北葛岳〜七倉岳〜船窪小屋〜七倉ダム
　夏道です

その他周辺情報

■七倉山荘
〒398-0001
長野県大町市平高瀬入2118-37
TEL.[phone]
FAX.[phone]
http://www.webmarunaka.com/nanakura/

日帰り入浴650円

写真

01
信濃大町駅
予めザックをデポしておきます。
一応、自転車のチェーンロックをかけておきます。

02
七倉ダム
自転車の出番です。

03
信濃大町駅
自転車は下山までお留守番です。
無料で、屋根も照明も、おまけに監視カメラまである立派な駐輪場です。
ザックにかけておいたチェーンロックをかけます。

04
信濃大町駅
電車に乗らずに待合室を利用させていただきました。

05
きっぷ売場
今日の一番バスは6：15発。
ピーク時には5：30発の便が設定されます。

06
扇沢行きのアルピコバス
ハイデッカーで乗り心地が良く、定番の仮眠場所でもあります。

07
扇沢駅
今日も針ノ木登山口へ行くのは自分一人だけ。

08
扇沢駅
「山を想えば…」の看板が誘います。

09
扇沢登山口
期待2割、不安8割でスタート。

10
扇沢登山口
ヤマレコで作成した登山計画書をポストへ

11
大沢作業道入口
このルートもすっかりド定番になりました。

12
大沢作業道
はしごもしっかりついています。

13
大沢作業道
木橋もしっかり整備されています。

14
大沢作業道
木橋から針ノ木岳を望む。
雪がない。

15
大沢小屋
50分ほどで着きました。
まだ営業していませんね。

16
雪渓尻付近
ここら辺りでアイゼン装着。

17
針ノ木大雪渓
鯉のぼり、風が強いので目いっぱい泳いでいます。

18
針ノ木大雪渓
赤沢、鳴沢も雪がありません。
いつか行ってみたい。

19
マヤクボ谷付近
雪渓トラバースもしっかり切って頂いています。
ありがたいですね！

20
針ノ木峠
ヘロヘロになりながら到着。

21
針ノ木峠
立山、剱は見えず

22
針ノ木峠付近
あがってきたところです。

23
針ノ木峠付近
蓮華岳への稜線、ヘロヘロの身には辛い。

24
針ノ木峠付近
ライチョウです。ちなみに電車は数年前に絶滅しました。

25
蓮華岳への稜線
あのピークはニセもの。

26
蓮華岳
やっと着いた、でも遠く感じる。

27
蓮華岳
山頂の向こう側は×印が。

28
蓮華の大下り
風に煽られて怖かった

29
北葛岳
目的地の船窪小屋が近づいてきた

30
北葛岳
歩いてきた道を振り返る
懲りもせずに今年もよう歩いてきたなあ

31
北葛岳
針ノ木岳が凛々しい

32
七倉岳付近
山頂部に着いてなだらかになるとホッとする

33
七倉岳

34
船窪小屋
やっと着いた、やっと着いた

35
お茶会
今年は長野朝日放送さんが取材に来ていました。

36
誕生日おめでとうございます！

37
船窪小屋の朝
ランプが良いですね！

38
船窪小屋の朝
明かり取りに映る景色が好きです

39
船窪小屋の朝
今日は荒れ模様です

40
船窪小屋
荒天の中を出発

41
お気をつけて！

42
お気をつけて！2

43
天狗の庭
雨に打たれています

44
天狗の庭から
幻想的ですね

45
七倉尾根
何の花か忘れました

46
七倉尾根
これも教えてもらったのですが…

47
七倉尾根
オオヤマレンゲの蕾

48
七倉登山口
ようやく着きました

感想

shirayama

7月最初の週末は、
自転車とバスを使って、
扇沢から蓮華の大下り、船窪小屋を経て七倉ダムへ下りるルートを辿ってきました。

-----------------------------------------------------------

■7月2日（土）
下山口の七倉ダムにクルマを停めて、
積んでおいたチャリで信濃大町駅まで下り、バスで扇沢へ。

最近、公私ともに何かと忙しく山行が疎かになってしまい、
体力が落ち、代わりに肉がつき…、
しかも仮眠も2時間も取れていないという、
不安要素たっぷりの中、扇沢登山口をスタート。

山肌の雪は、昨年に比べ圧倒的に少なく、
昨年往生した針ノ木峠直下の急傾斜では夏道が出ており、
危険な雪渓トラバースも小屋の方のおかげで難なく歩けました。

蓮華岳に向かる稜線に出たあたりからは強風にさらされました。
体勢を保ちながら歩いたため、
知らず知らずのうちに体力が消耗したようです。
そのためか、蓮華の大下りの終盤、
目前で北葛乗越というところで若干ルートミスしてしまいました。

北葛乗越からは、ボーっとしながら休み休み歩きました。
七倉岳の山頂部のなだらかな道に出たときはホッとしました。
山頂からの景色もそこそこにして、そそくさと船窪小屋へ。

小屋に着いたと同時に雨模様となり、滑り込みセーフ。
昨年ご一緒した方とも再会。

小屋のホッコリする空間とは反対に、
雨模様は、そのうち叩きつけるような強風も伴って、
荒れに荒れ始めました。


今日の一言
「登山道　落としていいのは贅肉だけ」
---------------------------------------------------------------

■7月3日（日）
朝から雨風。

船窪小屋で知り合ったMさんと下りました。
何もなくても転ぶのに、この雨。
誰かがスリップした跡もあったり。
一歩一歩確かめて声を掛け合いながら、
無事に下山しました。

下山後、Mさんを送って、帰途に就きました。

その帰途が無事じゃなかったぁ…。
「もらい事故」喰らいました。


今日の一言
「核心部は下山後だった」