ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 91
全員に公開
沢登り
奥秩父

奥秩父/ナメラ沢

2003年07月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.5km
登り
1,405m
下り
1,399m

コースタイム

0:00 雁坂トンネル山梨県側料金所手前の駐車場(前泊)
4:00 起床
5:06 駐車場出発 
5:47 山道との分岐点
6:32 ナメラ沢入渓
11:07 稜線
12:43 雁坂嶺
13:17 雁坂峠
15:34 駐車場
天候 曇のち晴
過去天気図(気象庁) 2003年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
遡行グレード:1級

入渓点の看板(ナメラ沢へと書かれている)に導かれて降りた沢は
峠沢なので、そこから下流に約50m下って、合流してきた沢がナメラ沢。

登攀性はあまりないが、全体的にナメが多く、スリップには注意が必要。

最後の二俣から稜線までがとても長く感じられる。

下山も雁坂峠経由なので長い。
前泊の小宴
2003年07月06日 11:34撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:34
前泊の小宴
雁坂トンネル手前駐車場を発
2003年07月06日 11:36撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:36
雁坂トンネル手前駐車場を発
2003年07月06日 11:36撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:36
この駐車場奥から林道へ
2003年07月06日 11:37撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:37
この駐車場奥から林道へ
登山道を登ると「ナメラ沢へ」という看板があるのでここから峠沢に降りる
登山道を登ると「ナメラ沢へ」という看板があるのでここから峠沢に降りる
峠沢に降りて遡行準備
2003年07月06日 11:38撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:38
峠沢に降りて遡行準備
一旦峠沢を100m程度下る
2003年07月06日 11:39撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:39
一旦峠沢を100m程度下る
ナメラ沢F1
右側から
2003年07月06日 11:39撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:39
ナメラ沢F1
右側から
2003年07月06日 11:40撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:40
ナメが出てくる
2003年07月06日 11:41撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:41
ナメが出てくる
気持ちの良いナメの遡行
2003年07月06日 11:43撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:43
気持ちの良いナメの遡行
2003年07月06日 11:45撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:45
2003年07月06日 11:46撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:46
キャニオニング
2003年07月06日 11:47撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:47
キャニオニング
2003年07月06日 11:47撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:47
二俣のすぐ先
2003年07月06日 11:49撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:49
二俣のすぐ先
二俣を振り返る
2003年07月06日 11:50撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:50
二俣を振り返る
緑と苔が豊かだ
2003年07月06日 11:51撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:51
緑と苔が豊かだ
稜線に到達
結構長かった
2003年07月06日 11:52撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:52
稜線に到達
結構長かった
2003年07月06日 11:53撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:53
寝不足〜zzz
2003年07月06日 11:54撮影 by  DVgate Still, SONY
7/6 11:54
寝不足〜zzz
ナメラ沢へという看板を下ると峠沢だ
ナメラ沢は峠沢を少し下って右岸から合流する
ナメラ沢へという看板を下ると峠沢だ
ナメラ沢は峠沢を少し下って右岸から合流する
2003年07月06日 22:53撮影 by  EX-M1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/6 22:53
クマの痕跡

感想

岡本です

7月5日のナメラ沢の感想です。

 何年か前、塔ノ岳に行った帰りの下山道。
 そのそばに気持ちよさそうな沢の流れを見たのが、沢への憧れの始まれだった。
 いつかは登ってみたいと思っていたが技術も装備も持ち合わせていない自分は半ば
 諦めていた。

 そんなことだったから今回沢に行く一週間前から楽しみで夜も眠れない。
 まるで小学校の遠足でも行くように・・・

 ついにその日が来た!

 昼間も仕事場でこっそりと足りない装備がないかザックの中身を広げてみたり、な
 んとも落ちつかない。
 集合場所の八王子駅にも2時間前に着いた。
 とんかつやでロースカツとビールを1本注文する。
 もう一本ビールが飲みたかったがここは我慢・・・

 集合時間15分前に駅前の辺りをうろついてみたが、かもの会の人は誰もいない。
 日にちを間違えたかとふと不安になる。
 中込さんの姿を見つけてようやく安心する。

 車で中央高速をぶっ飛ばし、雁坂トンネルの駐車場につく。
 それから15分で全員が集合。

 挟間さん誕生日をみんなで祝う。
 河合さんのウイスキーのビンに目にがとまる。
 うぅ〜飲みたい・・・・・でもここでも我慢・・・
 2時前に消灯

 4時に起床
 天気は薄曇で晴間ものぞき、梅雨時にしてはまずまず。
 5時すぎに出発しコンクリート舗装の道をひたすら行く。
 みんなのペースがやたら速い。
 40分ほどでナメラ沢の看板を見つけ左に下る。
 ようやく沢の始まりだ。

 沢のそばで、初めて沢用の靴下、スパッツ、靴を着用する。
 なんかしっくりこない。
 ウォーターソックスの感触がとても気持ち悪い。
 
 でもここは何処?
 目の前に流れている沢はナメラ沢ではないらしい。
 自分のいる場所も行く方向も分からないなんて、なんてエキサイティングなんで
 しょう。
 みんなが行き先を必死に探しているのにノーテンキな自分・・・

 6時半頃沢を歩き始める。
 新品の靴を水の中にいれるのにとても抵抗を感じる。
 みんな水の中を平気で歩いている。
 仕方が無く足を冷たい沢にに突っ込んでみた。
 冷たさが足に伝わらない。
 ウォータソックスって凄いっと思った。
 しかし靴底のグリップ感が良くわからない。
 滑らなそうな所で、滑ってみたり。
 ここは滑るぞ!と思ったころが全然滑らない・・・
 結局、滑るか滑らないかは時の運のような気がしてきた。

 30分ぐらい歩き、ようやく靴の感覚にも慣れてきたころ5m程の滝に遭遇し右側
 登る。
 しがみつくように登ってみるが、どの岩も浮いていておっかない。
 それから25分ほどで45度ぐらいの角度で10mの高さののナメ滝に出る。
 一枚岩の上を滑るように流れる沢がとても美しい。
 この辺りからナメが続いて現れる。
 ナメナメダンスも現れる。

 8時ごろ50mのナメに到着。
 みんな水の流れの中を歩いているのでまねして歩いてみる。
 足の裏全体でナメをグリップしながら10mほど歩いたところで、沢の流れに足が
 流されていく。
 ふんばってみるが、足はどんどん滑っていく。
 ここで転んだらどうなるんだろ・・・沢の藻屑と消えていくのかな・・・
 などと考えているうちに、あえなく転倒。
 そのままお尻から滑り落ちる。
 何がなんだかわからないうちに途中の岩にしがみついて停止した。
 ものすごく恐ろしかった。
 そんな自分の気持ちをよそに野島さんは、ナメの上をウォータスライダーのように
 自ら滑り始める。
 とても楽しそうに滑ってる。
 
 8時45分二俣、9時30分奥の二俣を過ぎる。
 沢の水量が少なくなり始めたころ、流れの中に砂金のようなモノが輝いている。
 一攫千金の夢を語りながら源流に近づく。
 沢の流れが無くなってから一時間半ほどで稜線に出る。
 いつまでも景色が変わらず単調な登りだった。
 唯一変化があったのは、美しいのじさん…じゃなかった富士山が見えたことだ。

 下りに向けて森林の中の稜線を歩く。
 いつまでも歩いていたいほど心地よかった。
 出発した駐車場についたのは4時間ほど歩いて15時30分でした。

 今回のナメラ沢は、大きな滝などの難所はなく、靴ならしに丁度いい沢でした。

---------------------------------

こんにちは、たっきーです。
先週末、沢デビュー!しました

岡本せんぱいから感想がありましたが、僕も追加しまーす。
(簡単に書こうと思ったらちょっと長くなってしまいました・・・(^^; )

-------------

初沢に対する緊張感がわいてきたのはその前の週の水曜日。

T-Wallへ行った後に、中込さのiBookで見せてもらった動画
では、誰かさん(さ〜て誰でしょー?^^ )が沢で落ちてしまい。。。
ひゃ〜、落ちるとこんなにザイルが伸びるんだぁ〜と驚いた。

あ〜初沢で落ちたくないな。。。ちょっと不安。


金曜の夜、雁坂トンネルの駐車場に着いたのは12時過ぎ。
パッとテントを張って宴会開始。その日はなんと、はさPさん
のお誕生日!みやなおさんが選んだフルーツタルトにロウソクを
刺して ハッピ〜バースデ〜♪ その後はサトシンさんのソロ
パフォーマンス(ものまね)で盛り上がってあっと言う間に1時半。
もう寝ないと。(ちなみに、隣に座っていた岡本せんぱいはお酒を
我慢していましたよ〜 ^^)

起きたのは4時...あ〜寝む〜い、目をこすりながらおにぎり
を食べて5時に出発。少し曇り目。標高のせいか寒かった。
最初の30分ほどは林道、それで登山道に入って少し進むと
ナメラ沢への下降点に到着。
沢へ降りたら、2週間前に秀山荘で買った3点セットを履いて
張り切ってレッツラゴー!水に入ってもウォーターソックスの
おかげで冷たくない、何か気持ち〜!

今回のCL は河合さんとサトシンさん、SL はみやなおさんと
よっぴー。最初の課題はナメラ沢の出合に辿りつくこと。ただ
単に沢を登れば良いという整理ではなく (@@)地図を良く見ると
まずは峠沢を少し下降して、右から合流した沢を登って行く。
(沢では読図スキルが大事ですねぇ)

最初の滝はきれいな3段滝。水量が少なければ真正面から登れた
らしいが、今回は横から攻めた。ザイルもほとんど不要だったが、
安全のために利用した。

サトシンさんから頂いた地図(沢のガイドブックから)には分から
ない記号がいくつかあった。例えば、沢の合流点に1:1や3:1など
書いてある。中込さんに聞いたら、それは合流する2つの沢の水量の
比率だと教えてくた。どっちの沢を登っていくかの判断に役立つ。
う〜む、なるほど

僕が地図で注目していたのはナメラ沢最大の10mの滝!
あ〜無事に登れるかな〜とちょっとドキドキしながら、心の中では
勝手にその滝をナメラ沢のハイライトにしていたのだが。。。。

1時間ほど歩いた後、みんなと現在地を確認をしたら、何と。。。
知らないうちにその滝を過ぎていたことが分かった! (TT)
え〜、、、そんなのあり〜??? ザイルも出していないのに〜

そこでナメラ沢は僕がイメージしていた沢とチョット違ったことに
気付いた。。。今まで聞いた話や中込さんのビデオから、沢登りは
ザイルを使って直角に近い滝を登ることだと想像していたのだが、
今回の沢は緩やかでナメナメした滝が多く、結局ザイルを利用した
のは最初の三段滝だけだった。ということで、10mの「ハイライト」を
完全に見逃してしまった。。。 (^^;

ナメラ沢のハイライトは実は滝ではなくナメだった。(もっと明確に
言うとナメのウォータースライダー!!)毎回良さそうなナメを
見つけると荷物を降ろして遊べる。うぉ〜すべるすべる!うぃ〜!
まるで子供になった気分で楽しめる ^^

上流へ進むと徐々に水量が減ってきて、最後は「地獄の詰め」
が始まった。稜線までが長い。。。全員疲れが出てきて会話も
少なめ。。。
2時間後、やっと稜線に辿りついた

イェ〜イ、お疲れ〜!

あ〜無事に沢が終わった〜と緊張感がフッと消えて気が軽い!
沢靴を脱ぐと、足が真っ白。「これが沢の一番良いところ」と
沢の美白効果に喜んでいるよっぴー ^^
靴やウォーターソックスを乾かしながら昼ご飯。
(そうそう、稜線でサトシンさんが撮った梶さんの写真もさいこ〜ですよ!)

一休みしたら下山開始。下山も思ったより長い。駐車場に着いたのが
午後の3時半。その日の行動時間は結局10時間以上だった。。。
(しかも前夜の睡眠時間が2時間ほど) みんな体力ありますよね、
この調子ですとみんなで登山マラソンできますよ〜 と思ってるのは
僕だけかな。。。^^

ナメラ沢は初沢として非常に良かったと思います。
これから少しずつ難しい沢にチャレンジしてみたいです。

ご一緒したみなさま、ありがとうございました!


たっきー

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2760人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら