記録ID: 91283
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
雲取山(富田新道→三峰神社)
2010年12月18日(土) ~
2010年12月19日(日)
- GPS
- 10:35
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,029m
- 下り
- 1,595m
コースタイム
12月18日
東日原8:00―8:45八丁橋―10:05富田新道・唐松谷林道入り口(吊橋への下降開始)10:10―10:50富田新道・唐松谷林道入口― 13:20唐松の大クビレ―13:35小雲取―13:55雲取山避難小屋(泊)
12月19日
雲取山避難小屋7:30-7:50雲取山荘8:00―8:20大ダワ―9:10白岩山―9:35白岩小屋―10:40お清平―10:55霧藻ヶ峰休憩所11:00―11:30妙法が岳分岐―12:00三峰神社鳥居(登山届け提出)…バス停まではここから5〜10分?
東日原8:00―8:45八丁橋―10:05富田新道・唐松谷林道入り口(吊橋への下降開始)10:10―10:50富田新道・唐松谷林道入口― 13:20唐松の大クビレ―13:35小雲取―13:55雲取山避難小屋(泊)
12月19日
雲取山避難小屋7:30-7:50雲取山荘8:00―8:20大ダワ―9:10白岩山―9:35白岩小屋―10:40お清平―10:55霧藻ヶ峰休憩所11:00―11:30妙法が岳分岐―12:00三峰神社鳥居(登山届け提出)…バス停まではここから5〜10分?
天候 | 2日間晴れ。2日目は全体的に風が強かった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
板橋4:32―赤羽・南浦和・西国分寺・立川・青梅乗換ー奥多摩7:17 奥多摩駅7:25=(西東京バス)=東日原BS7:50 ★日原方面は駅の真正面の乗り場から出発します。同時刻に奥多摩駅を出る小菅行きと間違えて乗車しないように注意してください。 ・帰り 三峰神社1245=(西武観光バス900円)=13:55西武秩父駅 ★途中「大滝温泉」のバス停に止まり、そこからは別系統のバスが三峰口まで運行されている模様。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【東日原〜八丁橋】 日原林道入口までは普通の車道。林道に入ると、舗装路と未舗装路が交互に現われ、八丁橋までは一般車が入れるようです。八丁橋のゲート付近には数台分の駐車スペースがあります。 【八丁橋〜吊橋入り口(大ダワ方面との分岐)】 日原林道は一般車通行禁止・・・のはずですが、八丁橋のゲートは開いており、吊橋の入り口までは普通のセダンでも十分走れる道のようです。 日原林道は始点から0.5kmごとに標識が立っており、吊橋への入口は6.5kmを過ぎた辺りにあります。吊橋方面への道は意外と目立たないので、林道の南側にたっている道標を見逃さないように。吊橋入口付近は道幅が広く、ここに車を数台なら停めることができます。 この区間も舗装路と未舗装路が交互に現われますが、後半はほとんど未舗装だったと思います。 【吊橋〜唐松谷・富田分岐】 吊橋への下りは思いのほか傾斜もゆるく、歩きやすいのですが、 吊橋を渡った直後から、踏み跡の薄い急登が始まります。ところどころ踏み跡が分かれているところもあり、道のとり方も複雑です。唐松谷林道との分岐までは結構な登りになり、時間もかかります。「山と高原地図2006」ではこの区間20分と欠かれていましたが、私は40分かかりました。分岐には道標がしっかりあるので見落とす心配はありません。 【富田新道】 とにかくキツイ登りがつづき、一気に高度を上げていきます。中間に標識の類は1つしかありません(標高1500〜1600mくらいのところと思われます)。 尾根道のはずですが、道は細く、北を巻いたりジグザグになったり南を巻いたりと複雑で、積雪で夏道が消えた場合は相当厳しい道になりそうです。 ある程度標高を上げていくと、北のほうに天祖山、南のほうに七ツ石山と1700mクラスの山が見えてくるので、この2つの山をもとに自分の現在地をつかむことが出来ます。 サワラの平、ゴンエの頭、唐松の大クビレなどは道標はありませんが、ゴンエの頭から唐松の大クビレへはわりとそれっぽい下りになるので見当がつきます。ここまでくれば石尾根との合流点までは15分程度の道のりです。最後には石尾根の奥多摩小屋→小雲取と同様の厳しい登りが待ち構えています。 【小雲取〜雲取山】 ここまでくれば何の心配もありませんw ●雲取山避難小屋 この日の利用は10人程度と多すぎず、少なすぎず、会話も弾んでなかなかいい感じでした。トイレは男子用の小が詰まって使用禁止、また冬場は大の使用は禁止されています。 【雲取山〜雲取山荘】 雲取山頂から三峰方面に入ると、急に辺り雰囲気が奥秩父らしくなります。 雲取山荘へは標高差約200mの急下り。早朝で凍結箇所が多いので気を使います。土や岩の部分も多いため、アイゼンをつけるべきかどうかはなかなか悩ましい感じです。自分は6本爪とチェーンアイゼンの2種類を持参し、今回の山行ではチェーンアイゼンのみを使用しました。 【雲取山荘〜白岩山】 雲取山荘から標高1700mの大ダワまで下った後、白岩山への200mの登り返しが始まります。今回は東京都第2位の高峰・芋の木ドッケをパスしましたが、芋の木ドッケの巻き道も細かいアップダウンが多く、2日目の行程では一番大変な区間でした。今回はこの区間はあまり雪がなかったのですが、凍結すると怖そうな場所が多いです。 「芋の木ドッケ」の標識が、頂上とはかけ離れた尾根通しと巻き道の合流点に立っています。ここから白岩山までは最後のひと踏ん張りです。 【白岩山〜お清平】 白岩山からの白岩小屋へは急下り。今回はここを過ぎればアイゼンは不要という感じでした。 白岩小屋の少し北に展望のよいちょっとした岩場があり、白馬岳あたりの北アルプスが見えていました。 前白岩まで再度登り返し、この後お清平へはこのコース最大の標高差約350mの急下りがあります。一部の岩には鎖もついており、道が凍結した場合最も事故の起こる可能性が高いです。幸いにもこの日はこの区間に雪はほとんどありませんでした。 【お清平〜霧藻ヶ峰休憩所】 再び約100mの急な登り返しとなりますが、これがこのコースの最後の登りです。 霧藻ヶ峰休憩所では真正面に両神山が堂々と横たわっている姿が印象的でした。 【霧藻ヶ峰休憩所〜三峰神社】 ここからは一気にコース上のベンチの数も増え、また傾斜もゆったりとした大変歩きやすい道となります。全体では約400mの下りとなりますが、標高100mごとに看板が立っていて精神的にも楽ですし、コースも極めて安全で、登山経験がない人でも安心して歩けそうな区間です。 ♨興雲閣 三峰神社の宿坊に日帰り入浴が出来る場所があるらしいのですが、案内板などは一切なく、事前の下調べも不十分だったためあきらめました。 あとで聞いた話では。三峰神社の鳥居の中にある宿坊にあるらしいです。 |
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾 [2日]
雲取山周回ルート:東日原〜タワ尾根(ウトウの頭)〜長沢背陵〜雲取山〜鷹ノ巣山〜稲村岩〜東日原
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
もう少しで日の出だったのに、急に雲海くるんだもんなー。残念。
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