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Yamareco

記録ID: 91418
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アイスクライミング
八ヶ岳・蓼科

広河原左俣(3級上/+)〜阿弥陀岳

2010年12月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
jazzy その他2人
GPS
--:--
距離
9.1km
登り
1,223m
下り
1,212m

コースタイム

船山十字路6:00-6:50左俣と右俣の分岐-7:20F1-8:25F4-10:05大滝1-11:45大滝2F9?-13:20御小屋尾根分岐-14:00阿弥陀岳14:10-16:30船山十字路
天候 ドピーカン。無風。。
過去天気図(気象庁) 2010年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
塩山まで電車で移動。駅待ち合わせで塩山から乗用車。
コース状況/
危険箇所等
日の当たる場所の雪は殆ど溶けていた。
船山十字路までも完全な無雪。
滝はきれいに凍っていた。下のほうの滝は水音が聞こえる。
一番日当たりの良い所に有る滝は溶け始めて表面はテカテカで水が少し滴り始めていた。
阿弥陀岳への稜線も雪は少ない。

前回美濃戸口で御小屋尾根から船山十字路へ向う道を間違えて美濃戸口へ下ってきたパーティーが居て車で
船山十字路まで車で送るということが有った。御小屋尾根は分かり難く、かなり山に慣れた方達のようだったが
そんなことも有るらしい。
船山十字路を出発すると直に阿弥陀岳が見えてきた
2010年12月19日 06:31撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 6:31
船山十字路を出発すると直に阿弥陀岳が見えてきた
広河原雪左、右俣の分岐。雪はかなり少ない
2010年12月19日 06:47撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 6:47
広河原雪左、右俣の分岐。雪はかなり少ない
左、右俣の分岐で後ろを振り返る
2010年12月19日 06:48撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 6:48
左、右俣の分岐で後ろを振り返る
2010年12月19日 07:04撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 7:04
F1
2010年12月19日 07:18撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 7:18
F1
F1
2010年12月19日 07:18撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 7:18
F1
来た道を振り返る
2010年12月19日 07:18撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 7:18
来た道を振り返る
2010年12月19日 07:19撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 7:19
F4
2010年12月19日 08:25撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 8:25
F4
F4先行パーティー
2010年12月19日 08:25撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 8:25
F4先行パーティー
2010年12月19日 08:48撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 8:48
F5
2010年12月19日 09:03撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 9:03
F5
F5
2010年12月19日 09:04撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 9:04
F5
F5
2010年12月19日 09:04撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 9:04
F5
F5
2010年12月19日 09:04撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 9:04
F5
F5
2010年12月19日 09:05撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 9:05
F5
2010年12月19日 09:28撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 9:28
2010年12月19日 09:28撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 9:28
斜面から地下水が流れ出し凍っている
2010年12月19日 09:30撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 9:30
斜面から地下水が流れ出し凍っている
大滝1
2010年12月19日 10:07撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 10:07
大滝1
大滝1
2010年12月19日 10:07撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 10:07
大滝1
大滝上部で立ち木に支点をとり後続をビレイ
2010年12月19日 10:46撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 10:46
大滝上部で立ち木に支点をとり後続をビレイ
大滝上部から下を見下ろす
2010年12月19日 10:46撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 10:46
大滝上部から下を見下ろす
ここで遠くに南アルプスの稜線が抜けてきた。快晴サイコー。
2010年12月19日 10:46撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 10:46
ここで遠くに南アルプスの稜線が抜けてきた。快晴サイコー。
F6?
2010年12月19日 10:47撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 10:47
F6?
F7?
2010年12月19日 10:59撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 10:59
F7?
地下水染み出しシャンデリア
2010年12月19日 11:06撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 11:06
地下水染み出しシャンデリア
2010年12月19日 11:10撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 11:10
F8?
2010年12月19日 11:09撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 11:09
F8?
F8?
2010年12月19日 11:16撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 11:16
F8?
ナメっぽい
2010年12月19日 11:24撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 11:24
ナメっぽい
F9?大滝2
2010年12月19日 11:46撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 11:46
F9?大滝2
後ろを振り返ると快晴
2010年12月19日 11:46撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 11:46
後ろを振り返ると快晴
アップ
2010年12月19日 11:46撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 11:46
アップ
大滝2
2010年12月19日 11:46撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 11:46
大滝2
広河原左俣からの出口は雪が全く無くザレザレ
2010年12月19日 13:23撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 13:23
広河原左俣からの出口は雪が全く無くザレザレ
御小屋尾根から
2010年12月19日 13:19撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 13:19
御小屋尾根から
御小屋尾根から
2010年12月19日 13:19撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 13:19
御小屋尾根から
御小屋尾根から
2010年12月19日 13:19撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 13:19
御小屋尾根から
御小屋尾根から
2010年12月19日 13:19撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 13:19
御小屋尾根から
御小屋尾根
2010年12月19日 13:19撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 13:19
御小屋尾根
阿弥陀岳はこの裏側
2010年12月19日 13:19撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 13:19
阿弥陀岳はこの裏側
ヤッタ。。代表とツーショット。頂上で待たせたので風邪気味の代表寒そう。。
2010年12月19日 14:04撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 14:04
ヤッタ。。代表とツーショット。頂上で待たせたので風邪気味の代表寒そう。。
富士もお出迎え
2010年12月19日 14:05撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 14:05
富士もお出迎え
南アルプス方面
2010年12月19日 14:05撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 14:05
南アルプス方面
北アルプス方面
2010年12月19日 14:05撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 14:05
北アルプス方面
2010年12月19日 14:05撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 14:05
北八ヶ岳方面
2010年12月19日 14:05撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 14:05
北八ヶ岳方面
横岳方面
2010年12月19日 14:06撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 14:06
横岳方面
赤岳
2010年12月19日 14:06撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 14:06
赤岳
もう一発富士
2010年12月19日 14:06撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 14:06
もう一発富士
ビーズ・オブ・カレッジ
2010年12月19日 14:11撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 14:11
ビーズ・オブ・カレッジ
船山十字路駐車スペース
2010年12月19日 16:33撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 16:33
船山十字路駐車スペース
月にも迎えられて
2010年12月19日 16:33撮影 by  COOLPIX S640, NIKON
12/19 16:33
月にも迎えられて
撮影機器:

感想

22時過ぎに船山十字路へ入り二人は車中泊で自分はテン泊。3シーズンシュラフを試してみる。ただシュ
ラカバーにシュラシーツ、ダウンを着てゾウ足とちょっと鉄壁すぎ。。テントの中は1℃位で暑いくらい
だったが夜半寒さで目を覚まし温度計を見ると-9度。そのまま朝まで寝ては寒さで起きての繰り返しで
5時起床の6時出発。雪は林道を歩き始めても全く無い。先週は船山十字路の大分下の方まで有ったが、
この数日で全て溶けてしまったようだ。

結構ハイペースで広河原左俣と右俣の分岐に到着。しばらくするとF1が現れる。ほんの数メートルだが
振り返るとここが意外と難しかった。氷が薄くアックスやアイゼンが決まるところが少なくフリーぽい
身体の使い方になった。F2、F3と得に難しくない氷瀑を幾つか快適に越えていく。しばらくすると一本目
の大滝が現れた。今までよりは長さも有り立っているが、それでもスタンスも適度に有りビビルような物
ではなさそうだ。とくに自分はリードを取る事が無いので恐怖感は全く無い。ただリードを取るとなると
アックスの軽い引っ掛けやスタンスに軽く乗るなどが出来なくなるので全く別もんになる。
晴天の中快適に進んでいくが個人的にひとつ問題が。。なんせ他の二人が早い上に休まない。。自分とし
ては滝を1本登っただけで結構効いているのに登りきったところで「ロープを引いたままそのまま進んで」
と代表。。「・・ひぃ〜」最後の大滝は極力アックス引っ掛けで体力温存で登る。全体を通してほんの軽い
スリップは有ったがテンションを張ることも無かったのでよしとしよう。次回は是非リードを。ただ今回は
前回のアイスキャンディートレーニングがかなり効いていた。が、しかしもし無かったらやばかったかも。。

御小屋尾根で13:20。確実に自分が足を引っ張っている。私が疲れているのを見て代表は「とくに阿弥陀まで
行かなくてもいい?」と言われたが、抜群の天気にせっかくここまで来たのだからともう1人のメンバー。
私も自分のペースを落としたら行動時間的には十分大丈夫なので、そのまま阿弥陀岳の頂上へと向う。
二人に直に遅れをとりながら1人で稜線を歩いていると、自分のペースで歩いているのでまた周りの景色や
空気の匂いが強く身体に訴えかけてくる。身体がこの心地よさを思い出したようだ。やはり自分はソリスト
なんだと実感した瞬間だ。

阿弥陀からの下りもできれば明るい内に船山十字路まで下ってしまおうと二人はハイペース。御小屋尾根まで
はアイゼンを引っ掛けるとかなりやばいのでゆっくりと下っていったが、そこからどんどんペースを上げて下
っていく。自分はもうすでにヨレヨレだが初め無理して付いて行っていたので、初めて12爪アイゼンを履いたとき
以来数年ぶりにアイゼンを引っ掛けておもいっきり転倒。。この辺でアイゼンを外し船山十字路まで無事帰還。

大変に内容の濃い充実した1日を過ごさせていただきました。5月の中山尾根ソロ以来の充実ぶりだと思います。
またこれからも日々精進を続けていき、更なる内容の濃い一日を迎えたいところです。ただこのメンツだと自分が
明らかにヘタレになってしまうのがつらい。。

阿弥陀岳山頂で手にしているビーズの説明はこちら

http://www.tylershineon.org/index.php/programs_j/Beads_of_courage_J

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-81397.html


重度の小児癌を抱える子供達が大きな勇気を必要とするときにこれを見て元気づけられるようだ。
またご両親にも好影響が有るようだ。そしてこれを持つ自分自身にもその意味を感じながら力が与えられる。
やっとこれで一つを送り返すことができる。。

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コメント

プロローグ
広河原左俣(3級上/+)〜阿弥陀岳お疲れ様〜

久しぶりに、魂を感じるレポでした

しかしこれも、今のjazzyさんからすれば、ほんの通過点に過ぎないと思います。

今期のレポに期待します。

お気をつけて
2010/12/20 22:08
yakousei殿コメント有り難うございます
やはり何よりも勉強になったのは代表の動きはもちろんですが、洞察力や
観察力、また行動に対する先読みの鋭さです。
今回同行した二人の新人の動きを洩らさずチェックしながら適切な指示を
与えていきます。
また前日フリーを登っていたにも関わらず、全く呼吸を乱す事無く冷静に
淡々と進んで行きます。
今はピークの時の6割くらいの力しか無いと何処かに書いていましたが恐ろ
しい限りです。。
そして一番感じるところは驚くほどに慎重だということです。
頂点を極めながら今も現役であるのは決して運では無いということを実感
するところです。
最大の慎重さを持って、またある時は大胆に、充実した時を創っていきま
しょう。
2010/12/21 0:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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