谷川岳 〜初の西黒尾根・そこは花の楽園〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,329m
- 下り
- 1,330m
天候 | 曇り→晴れ→曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・水上ICより国道291号線 ・駐車場料金・500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【西黒尾根】 ・樹林帯の急登が終わると尾根に出、岩場や鎖場が多くなります。 ・岩は蛇紋岩が多く、黒っぽくなっているところは滑りやすいです。 【天神尾根・田尻尾根】 ・危険個所はありません。 |
その他周辺情報 | 湯テルメ谷川 ・内湯3つ、露天1つ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
久々に好天に巡り合えました。
山に行けるのは今日だけ。前日、天気予報を確認すると……おお〜晴れそうな予報…。これは、行くしかないね!!!
で、ここで温めていたルートを検討。
それは、上越国境は谷川岳、西黒尾根の踏破。
2年前に初めて行った谷川岳は、天神尾根の往復。しかも、母と息子の2人のみ。今回はちゃんと麓から登りたい、そして、文明の利器を使わずに降りてくる!!!
ちょうど先日、tyu-taさんのレコで、同じルートを小学5年生の息子さんが歩いていたのを見ていたので、まあ、小6の娘も何とかなるでしょう。
と、いうことで、西黒尾根〜田尻尾根への周回をやってきました。
ちなみに父は…仕事があってお休み。
茨城より、北関東道、関越道で一路上越国境へ。
水上ICで降りると…あれ??雨??……ま、青空も見えてるし、予報は晴れだから大丈夫だろう、とそのまま登山口へ。
そう、ここの登山口、駐車場が立体5階建てという…(笑) ザック背負ってエレベーター乗るなんて、めったにないですね…
しかし、立体駐車場であるがゆえ、西黒尾根の登山口へ行くのに、5階から出られるのか、それとも1階の出口から回らなければならないのか?が分からず混乱…
結局、5階まで行ってみたら、そこから直接国道に出られました。
ヘアピンカーブの車道を登っていくと、道路をショートカットするため?の踏み跡を発見。それにしても、登るところが強引すぎて…そこまで急ぎたいですか??
その近くで、娘、ハイドレーションのチューブを出し忘れていたことに気付く!
う…準備でのてこずりはなかなか改善しないなぁ……
そうこうしている間も、1パーティーとすれ違いました。ハーネスやらカラビナやらいろいろつけてるの見ると……やっぱ谷川岳だ…
で、ようやく西黒尾根登山口に到着。さてさて、いよいよ、日本三大急登のはじまり…
歩き始めると…
確かに、急登。傾斜はきつい。だけど…
確かに急ですが、辺りはなかなか気持ちいい樹林帯。みなさん樹林帯がきついといわれますが、個人的には結構合ってるかもしれません。
鉄塔までの1ピッチ?はそこそこ長く感じましたが、そのあとは登っていたらあっという間に森林限界まで来てしまった印象。
森林限界を超えると、遠くには武尊山に至仏山。そばにはヨツバヒヨドリ?がちらほら。
そして、このあたりから娘、信じられないほどの絶好調。兄も母もついていけないほどに先行しておりました。すれ違う人からも「すごいね〜」と声をかけてもらい、さらに快調に…
途中から岩場や鎖場が出てきたのも、岩々好きの娘にはちょうど良かったようで…心配していた段差の大きい岩場も難なく通過。
それにしても…蛇紋岩、噂通り滑りやすい岩でした。まあ登りならそこまで問題ないでしょうが、下りだとちょっとイヤかな……
天候は最高、花もいい感じ、と素晴らしいロケーションの中……一枚岩に到着。
ここでおなじみのアングルで撮影。(笑)
撮影したら……あ……やっちゃった……。背景に山が写ってる!(涙) あまりに不自然だったので、upはしませんでしたけど。
そして、最後の急登を登り切ると、肩の小屋手前のなだらかな所にとうちゃく。
通りかかった方の話だと、例年なら、ここに雪が残っているんだそう…雪不足か…
それとは別の、通りかかった方に、「ミネウスユキソウ咲いてるよ」と教えてくださり、群落を発見。初めて見ました。
それと、その方がもう一つ言っていたのが、「ホソバヒナウスユキソウはもっと下の方にあったよ」。
本日唯一の心残り……。
天神尾根と合流して、大混雑のトマの耳に到着。とりあえずスルーしてオキの耳へ…
しかし…オキの耳も混雑。運よく山頂標識が空いていたので、写真だけとって、休憩できる場所を探します…。
少し奥へ行ったところに、ちょうどスペースがあったので、そこでゆっくり休憩。
展望はなかなか良く、遠い山だと越後三山、会津駒ヶ岳、燧ケ岳などなど…
苗場山、仙の倉山はあいにく雲の中…
休憩してたらもう1時。そろそろ急がねば…
人たくさんの天神尾根を下り、静かな田尻尾根へ。田尻尾根、特別面白い道では無いですけど、谷川岳としては静かな道でした。
誰もいない田尻尾根を下りきって、林道に到着。
あとは林道を下って下って途中の沢で顔を冷やして途中で娘が転んで登山口に帰還。長い一日でした。
さて、西黒尾根の個人的な感想…
確かに、急登でしたけど、樹林帯は気持ちよく、それを抜ければ開放感たっぷりの尾根道。精神的には楽な方だと思います。
精神面だけでいえば、日光男体山の方がきついかも…
それから、ここは登りで使った方がいいかな…?
それから…
谷川岳の良さを知るなら、天神よりも西黒だなぁ、と、個人的には思います。天神尾根の往復だけだと、ちょっと物足りないこともあるかもしれません。
以上。
西黒尾根踏破お疲れ様でした。レコ参考になりました?
娘さんすごいですね〜。山向きなのかな?
谷川登るならやはり西黒が良いですよね。
樹林帯を抜けた時の爽快感、岩場や鎖場もあって登山してる感がありますもんね^^
あっ、娘さんのザック多分息子と一緒です。
荷もしっかり背負ってエライ!
充実の谷川岳、お疲れ様でした。
こんばんは。
むすめ、どうも岩場の方がいいらしいです。
西黒尾根登った後、「急登好きになったぁ」って。計算通りです
本当に、充実した山行でした
今週末か来週末に西黒尾根から谷川岳山頂を目指す予定なので、レコ参考にさせていただきます。
質問なのですが、西黒尾根は鎖場が何ヵ所かありますが身長130cm前半の娘が登るときに手足のリーチ的に難しい所はありますか?
こんにちは。
娘も身長同じくらいですが、本人曰く「別に大丈夫だった」と。
岩場があるので当然段差の大きい所はあるのですが、届かないとか、登れない、というほどの所は無く、あまり心配する必要もないかと思います。
谷川岳、晴れるといいですね。レコ楽しみにしております
娘さんの写真を拝見する限り145cm位でうちの娘より10cmは大きいのかなー?と思っていたのですが、意外と同じくらいなのですね!
もしダメな場合は撤退上等!で何時も行っているので今回も無理なく慎重に行ってみたいと思います☺
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