笊ヶ岳 やっぱりハードでした![老平から笊ヶ岳ピストン]
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,794m
- 下り
- 2,797m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 11:25
林道終点までは普通に林道です。林道終点から広河原までは、切り立った崖を通る場所が多く、ザレている場所もあったりとダイナミックで見応えがありいい道でした。
[広河原から桧横手山]
広河原からは「これでもか!」と言わんばかりのずーっと続く急登が始まります。かなりハードです。展望はほとんどありませんが、いろんなキノコ類が生えていたり、苔や花、木々を見ながら楽しく登ることができました。
[桧横手山から布引山]
桧横手山ではなだらかな場所が少しありますが、その先からまた、更に厳しい急登が始まります。布引山手前の開けた場所では、様々な花が咲いていて、展望もよくとてもいい場所で、苦労して登った甲斐があったな〜と実感できました。
[布引山から笊ヶ岳]
布引山からは一旦下り、そこから更に登り返して笊ヶ岳に繋がっています。ここまでの急登でヘトヘトな状態での登り返しは、なかなかきつかったです。道中展望はあまりありませんが、笊ヶ岳からは大井川をはさんだ西側の、聖、赤石、悪沢が近くに見え、また南アルプスの山々も望むことができ、素晴らしい展望でした。
当日、同じルートでの登山者は、自分を含めたったの3人でした。
天候 | 曇りのち晴れ(東側、南側はガスっていました) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道終点から広河原までは、左側が崖になっている場所が多く落ちないように注意が必要です。草が茂っていて足元がよく見えない場所もありましたので、そこは特に注意して進みました。 復路の急な下りは非常に滑りやすかったです。滑ってもバランスが取れるように、地に足を着ける際、斜面に向かってまっすぐではなく、少し横向きにするようにし、転ばないように下りました。 |
その他周辺情報 | 駐車した場所のすぐ近くにある、ヴィラ雨畑「すず里の湯」がおすすめ。 内湯のみでしたが、当日は自分しかいなく貸し切り状態でゆったりできたのがよかったです。 http://villa-amehata.info/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
カメラ
|
---|
感想
[海と山どっちが好き?]
― 比べることのナンセンス ―
もしあなたが、
「海と山、どっちが好きですか?」
と誰かに聞かれたとしたら
なんて答えますか。
「静かで空気も景色もいいから
やっぱり山だよねー!」
とか、
「広くて開放的で気持ちがいい
海がやっぱり最高だね!」
とか、
おそらく答えは
人それぞれだと思います。
自分の場合、
海にはすごい力を感じるし
広大で解放的で釣りもできるし
魚もいっぱいいるので
海は大好きです。
また、
山には自然がいっぱいで
いろんな動植物との出会いがあり
素晴らしい景色も見れるので
山も大好きです。
だから、
「海も山も両方好き!」
と答えます。
そもそも、
海には海の良さがあり
山には山の良さがあるので
比べられないと思います。
海と山を同じ土俵の上で、
「さて、どっちがいいか?」
と比べて優劣をつけることに
意味がないと思います。
ですが、
なぜか私たちは
いろんなものを比較して
優劣をつけたがる癖があります。
例えば、
・友情と恋愛
・お金と時間
・自分と他人
他にもまだまだありますが
この両者を比較して、
「ん〜、どっちが大切か?」
と考えたことがある方は
自分だけではないと思います。
でもよ〜く考えてみると
友情も恋愛も両方とも大切です。
同じように、
お金と時間も、自分と他人も
両方とも大切です。
ではなぜ、
そのように比べてしまう癖が
私たちにはあるのでしょうか。
そのわけはおそらく、
子供のころから他人と比較され
優劣をつけられながら
生きてきたからだと思います。
例えば、
テストの点数がいい → 優
テストの点数が悪い → 劣
走るのが速い → 優
走るのが遅い → 劣
このように、
誰もが同じ土俵の上にいて
その中でできる人が「優」
できない人は「劣」という
レッテルを貼られてきたのが
理由なのだと思います。
ですが本来、
生まれも育ちも環境も
一人ひとりそれぞれ違います。
だから同じ土俵に
いるわけではありません。
一人ひとりが違う土俵にいます。
だとすれば、
比べて優劣をつけることは
全く意味がないことだと言えます。
もっと言えば、
「もともと優劣なんてない」
だから、
比較して優劣をつけること自体が
非常にナンセンスなことです。
Q,海と山どっちが好き?
A,海も山も両方とも好き。
Q,お金と時間どっちが大切?
A,お金も時間も両方とも大切。
このように、
どちらにもあるいいところを認め
両方とも好きになったり
大切にするほうが素敵ですよね。
前述したように、
私たちはいろいろなものを
比べてしまう癖があります。
それは子供のころから
比較されて育ってきたからです。
ですが本来
優劣なんてありません。
だから、
物事を比較して
優劣をつけるのではなく、
物事を認め、そして受け入れ
それらを大切にしていく方が
いいと思います。
そうすれば、
悩みもなく生活も楽になり
毎日楽しく生きられるのでは
ないでしょうか。
・・・・・
と、こんなことを考えながら、
先日7/18は
山梨と静岡の県境にある
南アルプスの笊ヶ岳(ざるがたけ)
に登ってきました。
笊ヶ岳は非常にハードな山と
言われている場所です。
実際に登ってみた感想は、
噂通りにハードでした(^▽^;)
いまだに足が筋肉痛です。
でも苦労して登ってみて
すごくよかったです。
なぜなら、
最高の景色を楽しむことが
できたからでーす(≧▽≦)
この景色の素晴らしさは
実際に登らなければ
味わうことができません。
登った甲斐がありました。
やっぱり山登りはいいですね!
ここで質問。
Q,笊ヶ岳は今まで登った山の中で
何番目にいい山だったか?
その答えは、
A,どの山もみんなそれぞれ
よかったから比べられないな〜
やっぱり比べることは
ナンセンスですよね。
比べてしまう癖が出ないように
たまにはこんなこと
考える時間も必要だなと思った
今回の山登りでした。
コメント
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自分も海と山、両方とも大大大好きです。
サーフィン、ダイビング… ずーっとマリンスポーツばかりやって来ましたが、最近すっかり山にハマってます。
海と山、両方満喫出来る日本は、本当に恵まれ てる、幸せな国ですよね!
笊ヶ岳、日が短くなる前に、自分も日帰りで狙ってます🎵
uechiさん、こんにちは。コメントありがとうございます!
海も山もいいですよねー!比べられないです(*^^*)
海も山も満喫できる日本、本当に恵まれていると思います。
今回初めて行きましたが、笊ヶ岳すごくよかったです!
uechiさんも日が短くなる前に、ぜひ楽しんできてくださーい(^O^)/
そして、哲学者になりましょう(笑)
ありがとうございました!
24日の日曜日に笊ヶ岳登って来ました。
期待した眺望もまったく見られなかったし、メチャメチャ疲れてつらかったけど、また行きたいです。
自分は 4:20入山して、駐車場に戻ったのは18:40、yama-memoさんのタイムは素晴らしいですね!
しかし本当に疲れたし、山の怖さも感じましたが、あの素晴らしい森、素晴らしい本物の自然、
笊ヶ岳の魅力に取り憑かれました。
ぜひまた行きたい、素晴らしい山でした!
uechiさん、こんにちは。
笊ヶ岳、早速行ってきたのですね!素晴らしいです!
確かに疲れるし、山の怖さも感じますよね。
「素晴らしい森、素晴らしい本物の自然」まさにその通り、ピッタリの表現だと思います。
笊ヶ岳、魅力的です!自分もぜひまた行きたい山のひとつとなりました!
次回は素晴らしい展望も見られるといいですね!!
コメントありがとうございました(*^^*)
yama-memoさん、こんばんはっ✨いゃ〜、すごいところ行きましたね!!(≧∇≦)行ったことはないですが、標高差は2000mあって、キッツイというお噂はかねがね(笑)素晴らしいです✨こんなに展望の良いお山とは知りませんでした!!お花もいっぱい✨たくさん調べられたんじゃないですか!?(*^^*)結構大変とは思いますが、次同じお花に出会えたり、逆に知らないお花に出会えると嬉しくなりますよ♪お見事です★お疲れ様でしたっ*\(^o^)/**/
chi-sukeさん、こんばんは(*^^*)
笊ヶ岳、距離は片道10kmとそれほどでもないですが、確かに標高差2000mは本当にきつかった〜(≧▽≦) けど、すごくいいところでしたよ〜!!
東側と南側の展望が見れなかったのは残念でしたが、北、仙丈、塩見、荒川、赤石、聖に上河内、光岳と、北側から西側に連なる南アルプスの山々が見れて幸せでした〜(*´▽`*)
お花に興味を持ったのは、chi-sukeさんの投稿を見てからですよー。確かに、次に同じお花に出会えたり、逆に知らないお花に出会えると嬉しくなると思います。名前調べるのも楽しいし、お花の繊細さに感動もしたりして、おかげで山の楽しみが一つ増えました(*^^*) ありがとうございます!
次回はハードではなく、のんびりと山を楽しめるような登山に行こうと思っています。
コメントありがとうございましたー\(^o^)/
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