御嶽山・三ノ池直前でタイムアウト
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- GPS
- 05:33
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 733m
- 下り
- 723m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 5:08
07:37 中央道・内津峠PAで小休止、174.5km、07:51発
08:25 中津川ICを出てR19へ、ここから70km以上
10:10 御岳ロープウェイ鹿ノ瀬駅駐車場着、302.3km
10:24 ロープウェイ駅発、JAF割引で往復2340円
どんどん出ているので時間を気にしなくて良い
乗ってる人は見当たらない。
10:37 飯森高原駅着
11:51 八合目女人堂、水分補給、ストックを使い出す
雪渓横断、泥状態のトラバースで滑って転ぶ
沢渡りは見た目ほど危険ではなかったが前後は危険
13:20 水分補給、2時までに三ノ池に着くか?
13:52 帰り時間が危ないのでもう少しだがここでUターン
14:20 沢を渡り、雪渓の手前で小休止、水分補給、時々ゴロゴロ落石の音がする
14:40 展望台のベンチで休憩、水分補給、14:48発
15:08 八合目通過
15:43 七合目通過
15:50 時間が余ったので薬植園御岳21を見学、遅いランチタイム
16:19 山頂・飯森高原駅駅発
駐車場で仮眠
18:17 駐車場発、途中中津川で夕食
21:13 深夜割引を使うため屏風山SAで時間調整の仮眠、23:45発
01:05 御在所SAで小休止のつもりが熟睡、04:15発、雨が降ってきた
06:05 自宅着、総走行距離613.0km
天候 | 曇り一時晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八合目から三ノ池に向かうルートは沢と雪渓の横断が有り、泥や泥が乾いてパウダー状に堆積しており要注意。また雪渓の上に泥が堆積しているようで、どこから崩れるか分からない状態。 |
その他周辺情報 | ロープウェイ駅、七合目、八合目にはそれぞれ売店・小屋が有る |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
今日はまだ天気も持ちそうなので朝から山歩きの場所を物色。木曽駒ヶ岳・御嶽山・恵那山の中から時間的にちょっと心配だが御嶽山に行くことにして出発。家を出たのが5時少し前で、ナビによると300km以上6時間のドライブルートになる。この時点で既に一般登山道から登るのは無理そうなので、ロープウェイで時間短縮することに決めてロープウェイ乗り場をセットする。中央道に入ってからも恵那山なら高速から出て割と近いので2時間は早く登れそうで、行き先変更しようか迷っていた。結局は初志貫徹で御嶽山に向かったが、高速を出てから一般国道を走る距離が長い。
10時過ぎにロープウェイ乗り場駐車場に到着。ここは駐車場が無料で助かるのと、ゴンドラが小型でどんどん出ているので時間待ち等のロスも無いが、ロープウェイ飯森高原駅に着いたのは既に10時半過ぎ。早速スタートし、一般登山道との合流点を経て七合目行場山荘を通過、そのまま八合目に向かう。ここから八合目までは延々の木階段が続き非常に長く感じる。100〜200m毎くらいに八合目までや山頂までの距離を示す表示が有り距離感はよく分かる。花の写真を撮りながらゆっくり登ったので八合目に着いたのは既に正午少し前。
10時半スタートでロープウェイの最終が16時半なので、登り3時間半下り2時間半とみて14時をUターンの限度とする。八合目からは山頂方向に向かう予定だったが、案内板によると90分と書いてあり、ゆっくり登るとたどり着けないと判断、直接三ノ池に向かうルートを登ることにする。
このルートは等高線に沿って割と平坦な道が続くが、一旦下っての登り直しもあるので下りの時間も多少多めに取った方が良さそうだと思いながら進む。更に雪渓と沢を横断する所が有り、ここが非常にやっかいなのであまりギリギリになるのは危険だ。
まず最初にわずかに残った雪渓が現れる。遠目には非常に少ししか残ってないので問題無さそうに見えたが、進んでいくと岩の上に泥が堆積して表層雪崩のように滑り落ちる。慎重に進んだが、表層全体がずるずる滑り出し尻餅をついてしまった。泥の下が滑らかな岩のようでストックも全く効かずちょっと危ない場面に。雪渓の方は、ほとんど無いと思っていたが、雪の上に泥が堆積しており、その下はぽっかり空間になっている。渡ってから改めて見直すとどこから崩れ落ちるか分からないような状態になっている。ロープが張ってあるが、支柱が抜けている所も有り、全く頼りにはできない。
暫く進むと今度は沢が現れ随分高い所から水が流れ落ちてくる。こちらは泥が乾いており、パウダー状に堆積しているので滑らないように慎重に進んでいく。沢の方は岩が滑り易いのではと心配したが、あまりぬるぬるした感じは無く、水量も多くなかったのですんなり渡ることができた。
この後は三ノ池に向かっての登りになるが、あと500m位の所で折り返し予定の2時近くになる。山頂経由で帰るのは時間的に無理で、今来た道を引き返すのはまた沢や雪渓を渡る必要があるので時間的な余裕が欲しいと思い、目前まで来て残念だが折り返すことに。
一度渡って状況は分かっているが、危険なこともよく分かったので慎重に慎重に進んでいく。雪渓の手前では安全を取って小休止と水分補給。雪渓の方で時々ゴロゴロと落石の音が響く。やはりかなり危険な状況のようだ。雪渓を通り過ぎてから池No.9の展望台で安心感からもう一度小休止。残念ながら前方は雲で真っ白になっており眺望は全く効かない。
ここからはただひたすら下山し、八合目も七合目の小屋も素通りしロープウェイ乗り場に急ぐ。4時前に乗り場に着き、少し時間的に余裕があるので遅いランチタイムと、「薬植園御岳21」内を散策してからロープウェイで下る。
駐車場の車の中で少し仮眠を取ったが、シートを倒しただけで寝ていたせいか太ももを圧迫しており起きた時に両太ももが引きつってしまった。
駐車場を出発して暫く山の中を走っているとニホンザルの群れが道路脇でたむろしており、赤ちゃんザルも居たので遠くから脅さないようにして写真を撮る。高速道の深夜割引を使うつもりだったので、屏風山SAで今度は足を伸ばして再度仮眠。0時近くにスタート、御在所SAで小休止のつもりで横になったら熟睡してしまい明るくなって目が覚めた。結局6時過ぎに自宅到着、総走行距離は613kmのロングドライブとなった。
帰ってから写真を見て気づいたのだが、ロープウェイ駅入口前にあった登山ルートの地図で、八合目から三ノ池へのルートには×印が付いている。これに気づかずに登ったのは今回の大失敗だった。
花の名前は帰ってから調べましたが自信がありません(^_^;)
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