瓶ヶ森
- GPS
- 10:04
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,624m
- 下り
- 1,615m
コースタイム
07:31 本来の駐車地点
08:04〜08:21 名古瀬登山口
09:25〜09:35 常住
10:27〜10:35 鳥越
11:54 瓶壺
12:43 瓶ヶ森山頂
12:59〜13:04 男山山頂
13:43〜13:48 瓶壺
14:45〜14:52 鳥越
15:30 常住
16:05〜16:20 名古瀬登山口
17:05 石鎚山スキー場駐車場
天候 | 雪&風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
県道12号線、スキー場駐車場の手前4kmくらいから積雪有り。 スキー場のホームページにも、当日朝の状況が書いてあるので、参考にどうぞ。 http://www.ishizuchi.com/ski/condition.htm |
写真
感想
今日は瓶ヶ森登山。 昨日からの雪で、山では雪が期待できそう。
4時半起床、4時45分出発。 高速道路で西条を目指す。 途中、仮眠する可能性も考えて、分厚い毛布は積んできた。
高速の案内標識には「伊予〜大洲 雪通行止め」の案内が。 やはり雪は降っているのか。
西条で下り、コンビニに寄って、石鎚山ロープウェイを目指す。
県道12号線に入り、石鎚山ロープウェイまであと4kmくらいのT字路付近から、雪が積もり始めてきた。 ただ、この程度の雪ならスタッドレスも履いてるし安心して走れる。
石鎚山ロープウェイの駐車場を通過し、西ノ川を目指す。 だが、ロープウェイを過ぎたら車のタイヤ痕が残っていない。 ここから先は誰も行かないからなぁ…
このまま雪が降り続くだろうし、行きは良いけど、帰りが……って可能性も考えて、ロープウェイの駐車場に駐車することに。 管理人のおじさんがおしゃべり好きなので、準備しながらいろいろと会話してた。 今年の初めに石鎚山に来た時もいろいろ話してたな、そういえば。
駐車料金500円かかるが仕方ない。
準備をして出発。 名古瀬登山口を目指す。 予定では工事現場の空き地に駐車する予定だったので、20分ほど多く歩くな。
工事現場の空き地を通り過ぎる。 雪道は続く。 ここから先は砂利道なのだが、雪が積もってるのでアスファルトなのか、砂利道なのかよくわからない。
そして、名古瀬登山口に到着。 先日購入した12本爪アイゼンにもなれないといけないし、ここからアイゼン付けていこうか。
さっそくアイゼンを装着して登山開始。 まずは少し急な道が15分ほど。 一度林道に合流して、またすぐ山道へ。
そこから先も普通の山道が続いて、十郎アレというところから、標高差150mほどのグネグネ道を登って、常住に到着。
ここは風が吹き荒れているので、少し進んだ登山道の途中で休憩。 それにしても雪が凄いなぁ。 山頂まで上がれるのだろうか? 少し心配だ。 それと、アイゼンのカカトの部分のストッパー、それが当たって、左足のかかとが非常に痛い。 なんとかずらしたいのだが、靴の関係で無理だろうな。 急傾斜でめちゃめちゃ当たる。 なるべく、左足には頑張らないでもらおう。
少し休憩して、先に進む。 ここからは普通の登山道を少し進み、枯れ沢を少し進む道だったはず。
水場を通過して、枯れ沢の道に入った。 まぁアイゼンつけてるので滑ることもなく、すぐに鳥越に到着。
ここでも休憩する。 ここから先はかなりの急傾斜だった記憶がある。 去年の夏、会社の人とこのルートから上がってるが、その時は1時間15分かかっている。 この道を歩くのは2回目。 前2回は、子持権現山方面に行ってしまったので…
さて、気合いを入れて登ろうか。
出だしは、それほどの傾斜ではなく、順調に進んでいく。 途中、倒木が2か所あり、その辺りから歩きづらくなってきた。
雪の量が増えてきた。
しばらく歩き、鉄のハシゴが出現。 慎重に登ったあとから、このルートの真骨頂。 まさに谷を直登していくような感じ。 傾斜はかなり急。 雪で歩きにくい。
これは……息が上がるな……
苦しい山道に苦戦しながら、なんとか登り切り、笹地帯までやってきた。 ここから瓶壺まではすぐだ。
瓶壺に到着。 少しくらい凍りついているかと思ったが、瓶壺からは元気よく水が流れていた。 寒すぎて、水に触れる気もせず……
風と雪をしのげる場所も無くなってしまったので、その場で少し休憩。 エネルギー補給でチーズを食べた。 最近、山でチーズにはまっている。 味は美味しいし、カロリーもけっこう高いと思う。 1ピースあたりの単価を計算したら、普通のチョコとかに比べたら高いかもしれないけれど…
さて、山頂を目指そうか。 行きは白石小屋を経由して、東ノ川に向かう方面から登る。 前の1回に、同じルートで登っているはずだが、全く道を覚えていない。 まぁここまで来てしまえば、車で来る人も多いから看板は整備されているだろう。
誰もいない白石小屋を通過し、東ノ川分岐を通過し、山頂に向かう道に。 これがけっこう長い… 雪+風で、前方があまり見えないのが唯一の救いか?
しばらく歩き山頂が見えてきた。 山頂が見えると、距離がわかって逆につらい。 そして山頂到着。 山頂の看板は風になぎ倒されていた。 風が寒くて看板を直す余裕は無し…
山頂の写真だけ撮って、男山を目指す。 こちらから下りて、また瓶壺を目指そう。
男山までは、木々が多い茂って、膝をついて歩かないと通れないような個所が2か所くらいあっただけで、問題なく到着。
瓶壺先の、風がしのげるところで休憩したかったのだが、予想外に体力を消耗したので、ここで休憩。 立ちながらだけど、パンを食べて栄養補給。 この寒いのに、もうお茶を1Lくらい飲んでしまった。
そして、そろそろ手袋が限界に。 今は、インナー用として、薄い手袋、アウターとして、防滴の手袋の2枚重ねなのだが、瓶壺への登りで、結構手を使って登ったし、木々に積もった雪を手でよけたりしていたので、防滴の手袋ではそろそろ限界。 インナーが湿ってきた。 そして湿ってくると、指先が凍りつきそうになる。 冬は、指先には特に気を配らないといけないし…
ということで、3つ目の手袋を装着。 これが最後の手袋、というか、最初からこれ付けてればいい話なんだよね。
スノボで使うような、登山の手袋を持ってきているので、それを装着。 指先の温度も一気に回復。
指先の器用さは失われるけど、暖かいなぁ。
林道分岐まで下りてきて、瓶壺を目指す。 少し歩き、瓶壺に到着。 そのまま通過し、急な下りに入る。 下りは、より慎重に歩かなくては。
1時間程度で、鳥越まで到着。 かなり疲れたので、ここで休憩しよう。 時刻は15時前。 登りに、予想外に時間を使ってしまって、下りてくるのが予定より1時間ほど遅くなった。 あと2時間もかからないで、登山口までは下りられるので大丈夫だろう。 登山口から先は、車も通れる道なので、まぁ大丈夫だろう。 そんな時間までかかりたくないけど、ライトも持ってるし。
まずは常住まで。 枯沢を下っていき、普通の登山道へ。 すぐに常住には到着。 さっき休憩したばかりなので、ここはそのまま通過。 十郎アレを下っていき、林道まで到着。 行きより、雪が少なくなってきていて、アイゼンが非常に歩きにくい。 もうはずしたかったのだが、外す=休憩になるので、登山口まではこのまま行くか。 あと15分ほどだし。
そして、16時5分、登山口に到着。 足が疲れたなぁ…… アイゼンを外して、今は雪も止んでいるので、手袋も帽子も外してザックの中にしまう。 あとは1時間弱の林道歩き。
林道を歩いていき、もう少しで本来の駐車地点というところで、凄い雪が降ってきた。 風も吹き荒れてとても寒い。 手袋はさっきしまってしまったのだが、インナー手袋を胸ポケットに入れてあったのでそれを装着。 帽子はないが、上着のフードがあるので、それをかぶって歩く。 車まではもうすぐだ。
ちょうど、最終のロープウェイが到着したばかりで、人がたくさんいた。
止めておいたオレの車は雪が積もっていた。
なるべく車の中を濡らしたくなかったので、そとで着替えて車に乗り込む。
休憩含めて、往復10時間の山行。 予想外に時間がかかって、あと30分ほど遅かったらヘッドランプが必要になった。 時期的にも時間の遅れは命にかかわることになると思うので、もうちょっと綿密にスケジュールを練らなくてはいけないな。
帰りは、T字路過ぎて2kmくらいの所までは雪が積もっていたが、そこから先は、ただの濡れた路面。
しかし帰りの高速がひどかった。 松山から西が完全に通行止め。 高松方面は、川之江から先が雪のため50km規制。 先頭には除雪車か、凍結防止の作業をしてるのかわからないけど、両車線を作業車がふさいで、50kmくらいで走行している。帰りに時間がかかり19時半くらいに帰宅。
これで年内は登り納め。 次の登山は1月3日の石鎚山の予定。 あくまでも、予定ね。
こんにちは。四国とはいえ本格的な雪景色ですね厳しそうですが いつかチャレンジしたいです。
来年は 四国遠征を予定してますので またいろいろ
尋ねると思いますがよろしくお願いします。
ものすごく先ですが
「東赤石〜笹ヶ峰〜伊予富士〜瓶ヶ森〜石鎚」の
縦走してみたいなあと 「山と高原地図」を眺めながら
妄想登山にふけっています。
ようやく四国にも雪のシーズン到来です。 去年は1月中旬にものすごい暖かい日があったため、雪が一気に溶けて全然楽しめなかったので、今年は楽しみたいと思います。
東赤石からの縦走はとても魅力的ですね。 登山道も整備されてるし、笹あり岩ありの、四国らしい縦走が楽しめると思います。 テントほしいなぁ…
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