大清水から、夏の鬼怒沼へ。
- GPS
- 06:17
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,294m
- 下り
- 1,285m
コースタイム
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
湯沢出合から急登。なかなか難儀する道でした。 |
写真
感想
2016.7.23、鬼怒沼まで歩いてきました。
このエリアで有名なのは、もちろん天下に名を轟かす 尾瀬 。わたしも好きです。尾瀬へのアクセス口の一つである大清水。大清水から北へ向かえば三平峠を越えて尾瀬沼に出られるのですが、東へ向かったところにある鬼怒沼がいつも気になる存在でした。いつか行ってみたいな〜。で、行ってきました。
大清水に到着したのは AM8:00前。すでにたくさんのハイカーさんたちが出発したあとの模様で、時間的にちょっと出遅れ感。遅い時間というのもありますが、今までに比べてクルマの台数が多いような。一ノ瀬までのシャトルバス運行が始まってから、大清水も人気出てきたのかな?
ほとんどの人が尾瀬沼へ向かう中、わたしは鬼怒沼へ。この日、この先の鬼怒沼までの道中、誰も追い越さず、誰にも追い越されず、誰ともすれ違わず。マイナールートなんすね。
沢のせせらぎを聞きながら、しばらくは沢筋に通った林道歩きです。ほぼフラットな道でお散歩気分。湯沢出合まで来ると、名物(?) の立派な丸太の一本橋が登場します。いい感じに苔むして雰囲気抜群の丸太橋なのですが、滑りそう〜。でも『この橋渡
るべからず』の看板があり、橋の真ん中だろうと橋の端だろうと、使用禁止のようです。ちょっとホッ。
この丸太橋は急登開始の合図です。これまではフラットな林道歩きでしたが、ここから一気に標高をあげていきます。ふかふかの腐葉土、木の根のゴツゴツ&ツルツル、岩もミックス、と、急な斜度に加えていろんなコンディションが混在しており、なかなか手ごわい道でした。登りがキツイから、下りも難儀しそうだな〜。(実際難儀しました。)
黙々とツライ登り。ときどき木々の間から見える景色で気分転換。ふいー。物見山まできたらゴールは目前。汗だくで良く頑張ったぞオレ。それにしても物見山は展望の乏しい山頂でした。物見山という名前と全然合ってないし。さてはモノミエル山じゃなくて、モノミエヌ山だな。
物見山からゆるく下っていくと、樹林帯から抜け出して視界が広がってきました。そこには白くぽわぽわしたワタスゲが。来たね、ここが鬼怒沼か。広々した草原に一本の木道。その先に浮かんでいるのは日光白根か。爽やかに風が抜けて、気持ちええ〜。ところどころに咲く花を見ながら奥へ進みます。標高2000mの高層湿原。大きなテーブル状の台地の湿原には、いくつもの池塘や、大小の沼があり、水辺の周りにはトンボが飛び交っていました。木道脇にはベンチが点在し、そこに腰かけておにぎりを食べました。
食事をとり、ちょっとお昼寝し、山を下りる前に、鬼怒沼山のピークを踏みに行きました。えーと。たいへん申し訳ないのですが、何か思い入れがあるのなら別ですが、あえて鬼怒沼山のピークには行かなくてよい気がしました。こちらもモノミエヌ山で、しかも笹藪に囲まれておりました。(-_-#
下山途中、さえずりばかりで姿が見えない鳥を探したり、昆虫と戯れたり。
良い山行でした。
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