マニアック山道放浪記:八王子城跡周辺(北条氏照の墓,秋葉神社,太鼓曲輪尾根)

2010年12月31日(金) [日帰り]

• GPS: 04:09
• 距離: 12.5km
• 登り: 519m
• 下り: 544m

コースタイム

北条氏照の墓入り口(12:47)→北条氏照の墓→秋葉神社(13:30)→太鼓曲輪尾根(中宿橋14:17)→裏高尾縦走路(15:56)→八王子城跡→北条氏照の墓入り口(16:56)
全行程4時間9分　移動距離14.93km(GPSロガーの記録より)


気温　8.7℃(12:50)→5.7℃(17:00)　最高9.2℃(推定13:15頃)
出会ったハイカー … 0人
消費した飲料水 … 0.6ℓ
携帯電話の電池消費　100%→50%　(50%で4時間GPSロガー&カメラ駆動)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自転車

日の暮れた帰りが寒かったです

コース状況／危険箇所等

地図に道が載ってない山道を歩く『マニアック山道放浪記』です。

◇北条氏照の墓〜秋葉神社
墓からの道は分かりづらいですが、尾根に出れば分かる程度に道が有ります。
斜面は落ち葉が積もっていて滑るので歩きづらいです。

◇太鼓曲輪尾根
登り口がどこにあるか分かりづらいです。
高速道路を渡ったところも分かりすらいです(一旦右へ行った後左へ切り返すのが正規のルートです)。
一旦尾根の道に出れば少し分かりやすいですが、他の尾根と比べると分かりにくいです。
この尾根には正しいルートにピンクや赤色のビニールテープが木の幹や枝に括りつけて有ります。
途中に堀切という尾根を削った窪みが5ヵ所有ります。第一堀切は堀切を迂回するようなルートですが、第二から第五堀切までは堀切自体を下って登るルートです(多分。記憶違いの可能性も有ります)。
落ち葉が沢山積もっているので、堀切の下り登りはとても危険です。
特に第三堀切が危険でした。

◇裏高尾縦走路〜八王子城跡 御主殿跡
木の橋が老朽化しており、少し危ないです。
他は歩きやすく、起伏もほとんどありませんので楽な道です。

写真

北条氏照の墓へ続く階段です

北条氏照の墓
この後ろに山道が伸びています

山道です

山道からの展望
ほとんど開けていません

しばらく進むと木に白い印が有りました
正規のルートのようです

道が二つに分かれています
右が登りで左が巻き道っぽいです
右へ行きました

右側の展望が開けていました
八王子市街地方面です(写っていませんが)

道を登りきったら頂上に出ました
が、行き止まりです
椅子の代用か ビールケースが置いて有りました

頂上からの展望です
恩方方面は開けていました
雲がきれいです

頂上から戻る途中道があったので(写真の分岐点までは戻っていない)、そちらへ進んでしばらく行くと他の道と合流しました

ちょっと戻って来た道の写真を撮りました
こんな感じで人ひとり通れるぐらいの木のトンネルのような道です

その後も分岐有り
右へ右へといった結果、建物が突如現れます!

探索の結果、『秋葉神社』という神社でした

秋葉神社へと続く階段

秋葉神社へと続く竹林道
良い雰囲気です

麓に出ました

八王子史跡の一つ『小谷田子寅(こやたしいん)の碑』です(碑は写真の左側です。右側にあった石像を撮りました)

道路に出て太鼓曲輪尾根方面へ進みます
途中に小田野城跡があります
行ってみましたが少し広い広場があるだけでした

太鼓曲輪尾根入り口
向かいの竹林の右側に道ができています
道の入り口に「スズメバチの巣に注意」という注意書きが有りました
スズメバチはいませんでした

高速道路の上に架かる中宿橋です

高速道路です(八王子市街地方面)

道に迷った後に高速道路まで戻ってきました
正規のルートから撮った高速道路です

太鼓曲輪尾根です
廃れ気味です

太鼓曲輪尾根の道

第一堀切
堀切とは城が敵に攻められにくくするために、道(尾根)を切って作った堀です

第二堀切

第二堀切を知らせる標識です
第二〜第五までは見つけましたが第一ではみつけられませんでした

第三堀切

第四堀切

第五堀切

第五堀切を過ぎた後に、一瞬展望が開けたところから撮りました
写真では分かりませんが肉眼では東京スカイツリーらしき建物も見えました

カメラを少し下に向けるとこんな感じです

太鼓曲輪尾根と裏高尾縦走路の合流地点です
写真正面が太鼓曲輪尾根(赤い印のある所)ですが、縦走路から見ると良く分かりませんね

八王子城跡の御主殿跡へ戻るルートにある木の橋です

途中の道です

上から見た御主殿の滝��

上から見た御主殿の滝��

大晦日の御主殿跡です
もしかしたら今年最後に訪れたのは私かもしれません

八王子城跡管理棟の近くにある八王子城跡近辺の模型です
改装中のようです

模型の説明図の一部

模型のあるところを奥に進んだところです

撮影機器：

IS01 SHARP

感想

silchari

　今年最後の山歩きです。去年も大晦日は八王子城跡近辺でした。
去年は寒くて悲惨でした。今年は風が弱かったので普通の寒さでした。

　太鼓曲輪(くるわ)尾根は前回登り口が分からず、断念した経緯が有ります。
今日は再挑戦です。

　まずは北条氏照の墓から心源院(恩方方面)へ出る道を歩きます。地図に載っていない道なので勘で進みます。墓の後ろで早速道が分からなくなります。とりあえず左に進んだのですが、道なのか道じゃないのか分からないような薄っすらとした道を進みます。斜面で落ち葉も落ちているので非常に歩きにくいです。

　しばらく無理矢理進むも、明らかに道ではない状態になってしまいました。ここで道に迷った時の対処法である”高いところに登る”を決行します。木の少なくなったところで崖を登ります…　道っぽいところに出ました!　どうやらこちらが正規のルートのようです。しばらく進むと「北条氏照の墓→」と木に書いてあり、道が正しいことが分かりました。

　その後は迷うことも無く進みます。途中何度か分岐点がありましたが、方向的に常に右を選択します。すると神社に出ました!　秋葉神社というらしいです。

　その後は道路を通り、ついに太鼓曲輪尾根に向かいます。今度は当たりをつけていたことも有り、すんなり高速道路の上に出ました。が、ここでまた道が分かりません。方向的には左なので左に進みますが、道らしくありません(最初から道らしくありませんでしたが)。うろうろしていると井戸を発見。蓋がしてあるので中は見えませんでした。そうこうしている内に完全に道が無くなります。本日2度目の“高いところに登る”を決行です。とりあえず見える丘の上まで登ります。登ってみましたが、まだ草(笹)ぼうぼうです。諦めずに更に進むと……　道に出ました(祝) !
高いところに登る作戦は使えますw

　高速道路からの登り口を確かめるために一旦戻ります。ここら辺の迷いっぷりはGPSロガーで録ったルート図で分かります。高速道路の近くでぐるっと一周していますw　[追記]大事なことを書き忘れました。中宿橋を渡った後の正規のルートは、向かって右です。尾根が延びているのは左方向なのですが、一旦右に10mほど行った後に、左に折り返し一気に尾根まで登ります。

　その後は分かりにくいながらも何とか迷わずに尾根を進みます。5つある堀切は急な上り下り且つ落ち葉が一杯積もっていて危険でしたが、慎重に進み、無事に越えることができました。そして、第五堀切を過ぎてしばらく進むと裏高尾縦走路に合流。富士見台で富士山を見たかったのですが、時間がないので御主殿コースで八王子城城跡に戻ります。

　今年最後の山歩きということで、日没までフラフラと八王子城跡を歩きます。17時頃になって、出発地点に戻って今年の山歩きは終了。日が落ちると急激に気温が下がるので、帰りの自転車はとても寒かったです。

　今年も山歩きは楽しかったです。自然に癒されて、運動にもなって健康にもいいので、とても良い趣味だなぁと思います。来年も歩きたいと思います!

良いお年を!


おしまい