秋田駒ヶ岳(国見温泉から)
- GPS
- 08:11
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,267m
- 下り
- 1,257m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:10
http://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/03_komagatake.html
※ちなみに国見温泉は岩手県です。
天候 | 曇/晴 時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://goo.gl/maps/q7Wp7XSwS4WLUkEX6 |
コース状況/ 危険箇所等 |
五百羅漢に行く途中、道を間違えて登ってしまいました |
その他周辺情報 | 国見温泉に石塚旅館と森山荘がありました。途中に雫石の道の駅もあります。 石塚旅館:http://www5.famille.ne.jp/~kunimihp/ 森山荘:http://www.morisansou.com/ 道の駅 雫石あねっこ:https://www.anekko.co.jp/ |
写真
感想
最初は鳥海山に行こうと思っていた。
金曜日に前のりして駐車場で車中泊、土曜の早朝から登山。そんな予定を組もうと思っていたのだが、てんくら予想だと土曜日は15時から雨のC予報。花の時期の鳥海山を15時までに下山は厳しいなと考え急遽金曜日に秋田駒へ登ることに予定変更。
盛岡ICをおり、46号線を秋田方面へ向かうと霧雨が降ってきた。雨を避けきたつもりなのに雨かなあ、まあ風はないから最悪、花だけでも楽しめれば良いやと覚悟を決める。
国見温泉の駐車場は平日のせいか1台もとまっていなかった。トイレを済ませいざ出発なのだが登山口がわからない。とりあえず車道を登っていったらあっさり発見。
階段を登って行くとしばらく樹林帯歩き。主だった春の花はもう実になっていて目立っていたのはツルアリドオシ。この時期のツルアリの白い花のアピール度は反則だ。小さいがよく見るとフワフワしているし、たまにピンクのもいるしでついつい足を止めてしまう。
大分時間がかかってようやく横長根に到着。木の間から女岳が見えた。空も青空になりテンションあがる。広角よりのレンズに交換し尾根を登る。左手に山がずっと見えているのかと思ってたのだが案外樹林帯であった。
男岳分岐を左にはいり、楽しみにしていたムーミン谷へ向かう。砂礫地帯は上下にコマクサがまだ咲いていた。木道までくるとチングルマが沢山生えていた。すごい。チングルマの絨毯だ。これだけ広がるのにいったいどれほどの年月が掛かっているのだろうか。想像を絶する。当然ながらチングルマの花は咲いていなかったけれど、とても美しい山容と相まって大満足することができた。これは人気があるのもうなずける。来年こそは花が咲いている時期に来てみたいと思った。
ムーミン谷というのはどこからどこまでの範囲を指すのだろう。などと考えながら分岐を女岳方面へ向かう。女岳にも行ってみたい気持ちはあったが登りにくそうだったので断念。五百羅漢へ向かう。
何気なく踏み跡のようなものを登る。それなりに登ったところで違和感を覚え地図を見ると全然違うところを登っていた。道を間違ってしまったこと、登山道でないところを歩いてしまった罪悪感、急登の登り降りと精神的にも体力的にもダメージを受ける。気を取り直して西に向かおうとしたら厚いガスが流れてきた。なにか不気味なものを感じ戻ることにした。急がば回れ、急がば回れ。
男岳のコルまでは急登な上に石がゴロゴロしていて気を使った。登って行くとニッコウキスゲ
が咲き誇っており小岳・女岳・ムーミン谷との景色がとても綺麗で精神的ダメージを回復してくれた。男岳は諦めようと思っていたのだが時間的に余裕があったので登ってみた。
男岳を下り阿弥陀池から男女岳へ。登っては見みたもののガスで眺望は利かず、達成感があまりでない。。
避難小屋から横岳を経由し大焼砂へ。こちらもコマクサがまだ頑張っていて目を楽しませてくれた。残念ながらというか当然ながらタカネスミレは咲いておらず、また今度のお楽しみとなった。
国見温泉に到着後、石塚旅館で汗を流す。丁度良い湯加減でゆっくり浸かることができた。
それにしても、普段なら最低でも分岐では地図を確認するのだが今回は大ミス。。確認する以前に次に歩くコース・分岐をきちんと頭に入ながら歩かなければと猛省した。
コメント
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こんにちは。
天気も良く、素敵な山歩きができましたね。
写真も綺麗で植物も勉強になりました。
私も近いうち秋田駒に行きたいと思っていたので参考にさせていただきます。
お疲れさまでした!
74moonさん こんばんは。
秋田駒は想像していた以上にステキなところでした
間違いさえなければもっと良い思い出になったのですが
74moonさんはどこかでキャンプして行かれるのでしょうか
レコ楽しみに待っております
kokoさん こんにちは。
7月末秋田駒はキスゲで溢れるんですね〜。素敵なレコありがとうございます。
感想の「最初は鳥海山〜」のところ、実はウチも金曜夜から鳥海を計画していました。てんくらなどとにらめっこして、予定変更したくだりなど、まるで同じで笑ってしまいましたよ
そうそう、間違えた道ですが、以前私達が五百羅漢から男岳に向かっていた時、途中急な登りを上がってきたご夫婦がいましたね。えっ?!こんなところ登れるの?と思った記憶があります。地図に道は書いてないので、獣道なのかな?
危ないと思ったら戻る。間違ってないと思います。
確かに精神的ダメージは大きいですが、考えようですよ〜
minkさん こんばんは。
鳥海山、良い予報だったらお会いできていたかもしれませんね
秋田駒もてんくら予報では15時から雨となっていたのですが結局ピーカンでしたし、土曜日の鳥海山もどうやら良い天気だったようで、てんくらの利用も中々難しいですね
木曜日まで鳥海山に行く気満々だったせいで秋田駒の下調べと準備を怠ったのも今回のミスの要因でした 大事には至らなかったですが良い教訓となりました。
あそこは、恐らくですが石が流れ落ちてきていて道に見えているのかなあと思います。後で色々レコを拝見したところ、救出激レコ以外にもあそこを登ってらっしゃる方がいました。どうやら正規ルートにたどり着いたようですので行けなくはないみたいですが、自分の場合そもそもどこが正規のルートか分からなかったので素直に戻りました。
それにしても秋田駒は本当に良いところで、色とりどりの花の時期に歩かれたminkさんを益々羨ましく思いました
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