#078【日光白根山】ロープウエイ〜日光白根山〜五色沼
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- GPS
- 04:43
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 782m
- 下り
- 784m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 4:42
天候 | 曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
あこがれの五色沼を見にゴンドラでらくらく日光白根山(奥白根山)へ。
楽々と言ってもしょっぱな2時間で600m弱登らなければならない。累積標高差は750m弱。
過去の記録を見返してみると、八ヶ岳の白駒池〜天狗岳、奥多摩の棒ノ嶺あたりが該当する。
ゴンドラで一気に2000mの世界へ。自然遊歩道が整備されているので人は多い。人は多いが乗るまで行列で待つことはなかった。
山の雰囲気は北八ヶ岳に似ている。林の中の苔、火山岩。火山であることと標高が同じぐらいだからだろうか。しばらくなだらかな林の中を気持ちよく歩く。
1時間半ほど歩くと森林限界へ。気持ちの良い風と青空。
足元は小さな砂利でズリリ、ズリリと足を持っていかれる。
火口跡あたりで五色沼がチラリと現れる。
最後の岩を登って一度下ってもう一度岩を登ると山頂だ。
雲がかかっていたが山頂につくと晴れてくれる、ついてる。
山頂からは五色沼、中禅寺湖、男体山、その西にあるなだらな峰々を望むことができる。
五色沼は本当にキレイ。間近で見たくなり沼までおりてみるも、湖畔ならぬ沼畔はいたって普通。上からの光の入り方や深さ、気圧等が重なりあってからこそなんですね。
5時間の中にギュッと山のおもしろさが凝縮された大変面白い山行。
帰りのゴンドラで係員の方と一緒になったのでロープウエイの仕組みを詳しく聞く。
ケーブルは3年に一度交換していたり、ケーブルをつかむ力は2トンだったり。本体はスイス製だけど、つかむ部分は日本の企業が特許をとってたり。
テレ東の情報番組を見てるような大変楽しい15分でした。
ちなみに、山と高原地図のコースタイム、全体的に間違ってないでしょうか。
登りは休憩含めてだいたいコースタイムどおり、下りは8掛け程度が僕の標準。
登りは2時間50分とあるが、2時間でついてしまうし、白根山山頂から弥陀ケ池までの下りは40分とあるが1時間かかってる。登りは遅く下りは早い僕からしたらかなりおかしなコースタイム設定。
さらに、弥陀ケ池〜五色沼は往路、復路とも15分とあるが、標高差100mの登りと下りが同じなはずがない。行きで20分、帰りで30分、往復で50分見ておいたほうが安全ではないか。往復で30分は無理がある。
自己責任の世界である登山に対してこのことを書こうかと思ったかというと、ロープウエイに最終便があるからである。
まだ最終便まで時間に余裕があるからせっかくだから五色沼まで行ってみようとして
予想以上に時間がかかり、間に合わず歩いて下るというのはちと辛い。
まあ間に合ったから良いのですが。
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