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記録ID: 93005
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ハイキング
九州・沖縄

最西端の山 平戸 志々伎山 (九州百名山)

2011年01月02日(日) [日帰り]
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fall その他2人
GPS
02:54
距離
4.5km
登り
337m
下り
333m

コースタイム

・阿弥陀寺駐車場 12:32
・志々伎神社中宮 12:44(12)
・腰掛け岩 13:05 (21)
・下り坂への標識 13:21(16)
・草履置き場 13:31(10)
・志々伎山頂上 13:53(22)
・休憩 40分 14:33
・阿弥陀寺駐車場  15:19(46)
 
天候 曇り時々雹・雨
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・バスの場合 野子バス停より
・駐車場は阿弥陀寺に無料駐車場あり(4〜5台)
・駐車場その2 志々伎神社中宮(数台)
コース状況/
危険箇所等
・登山ポストはありません。
・鎖場(ロープ)多し、滑りやすい。
・滑落に近いような所有り。
・危険個所有り。
・石場・岩場多く滑りやすい。
・急登有り。
駐車場からの志々伎山頂上。 親指を突き立てたような槍の穂先のような不思議な形をしています。
2011年01月02日 12:25撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 12:25
駐車場からの志々伎山頂上。 親指を突き立てたような槍の穂先のような不思議な形をしています。
登山開始。 まずは志々伎神社中宮への参道を上がって行きます。
2011年01月02日 12:32撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 12:32
登山開始。 まずは志々伎神社中宮への参道を上がって行きます。
鳥居にも歴史を感じます。
2011年01月02日 12:33撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 12:33
鳥居にも歴史を感じます。
今回は珍しく3名でのアタック。
2011年01月02日 12:43撮影 by  DSC-WX5, SONY
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今回は珍しく3名でのアタック。
狛犬。 良い顔してますね〜。
2011年01月02日 12:46撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 12:46
狛犬。 良い顔してますね〜。
ロープ場が何か所もあります。 急な上、この日前日と雨で地面もロープもかなり滑る。 結構危険です。
2011年01月02日 13:04撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 13:04
ロープ場が何か所もあります。 急な上、この日前日と雨で地面もロープもかなり滑る。 結構危険です。
腰掛け石。 案内板によるとこの石についている苔は鮮血が流れて出来たものとか・・・。 
2011年01月02日 13:05撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 13:05
腰掛け石。 案内板によるとこの石についている苔は鮮血が流れて出来たものとか・・・。 
ロープ場を何度かこなすと急に視界が開け、山頂が顔を出す。 おお〜!  振り返ると海と島々。 凄い!
2011年01月02日 13:07撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 13:07
ロープ場を何度かこなすと急に視界が開け、山頂が顔を出す。 おお〜!  振り返ると海と島々。 凄い!
変な木です。 木に木(つた)?が巻きついて締め付けられております。
2011年01月02日 13:18撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 13:18
変な木です。 木に木(つた)?が巻きついて締め付けられております。
石で出来た古い道標。 これより先下り、その後登り返すと言うようなことが記されているようです。
2011年01月02日 13:21撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 13:21
石で出来た古い道標。 これより先下り、その後登り返すと言うようなことが記されているようです。
草履置き場。 案内板には昔は女人禁制の霊山で男もここで草履を脱ぎ頂上まで素足で上がる決まりがあったとか。 厳しい〜(泣)。 足が血だらけになること間違いなし!
2011年01月02日 13:31撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 13:31
草履置き場。 案内板には昔は女人禁制の霊山で男もここで草履を脱ぎ頂上まで素足で上がる決まりがあったとか。 厳しい〜(泣)。 足が血だらけになること間違いなし!
もうすぐ頂上。 素晴らしい眺望です。
2011年01月02日 13:46撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 13:46
もうすぐ頂上。 素晴らしい眺望です。
頂上到着! 今年初登山ですので一年間無事に山行が行えるようお参りしました。
2011年01月02日 13:53撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 13:53
頂上到着! 今年初登山ですので一年間無事に山行が行えるようお参りしました。
やっぱり九州ですからね。 ご当地カップ麺(笑)。 ちゃんぽんと悩んだ結果こちらにしました。
2011年01月02日 14:10撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 14:10
やっぱり九州ですからね。 ご当地カップ麺(笑)。 ちゃんぽんと悩んだ結果こちらにしました。
後光が差して、五島列島が見えました。
2011年01月02日 14:28撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 14:28
後光が差して、五島列島が見えました。
何度も滑ってコケそうになりましたが、無事下山。 かなり腕の筋力消耗しました(汗)。
2011年01月02日 15:19撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 15:19
何度も滑ってコケそうになりましたが、無事下山。 かなり腕の筋力消耗しました(汗)。
温泉はこちら。 ホテル蘭風、海望仙山の湯。 にごったお湯で露天あり、展望風呂ありとしっかり癒されました〜。 1名・800円です。
2011年01月02日 17:31撮影 by  DSC-WX5, SONY
1/2 17:31
温泉はこちら。 ホテル蘭風、海望仙山の湯。 にごったお湯で露天あり、展望風呂ありとしっかり癒されました〜。 1名・800円です。
撮影機器:

感想

2011年、今年最初の登山は船に乗らずに行ける日本最西端の山で九州百名山の一つでもある志々伎山へ行って来ました。

長崎県北部 平戸島の最南端に位置する志々伎山は標高347.2mと低山ですが、信仰の深い山で山頂に祠が祀られております。 

平戸はキリシタン資料館・松浦資料館など多くの資料館があり隠れキリシタン関連の資料が数多くありました。 オランダ塀・井戸などオランダと国交が深かったこともあるのか、そのような場所も点在しています。 また、日本百名城の一つ平戸城もありまして500円の入場料を支払い中に入れるのですが全長40kmほどの島を見渡せ海と陸とのコントラストが非常に素晴らしかったです。 寺院と教会が一度に見える場所なんかもあり、秀吉や家康が行った禁教令の影響(歴史)なども感じ知ることが出来ます。

ちょっと前置きが長くなりましたが、今年の初登山と言うことでかみさんと義従弟との3名にて、その地続き(船に乗らない)で日本最西端の山、志々伎山に登る。

長崎空港から佐世保まで1時間半。 佐世保から平戸に入るまで更に1時間半。 平戸の繁華街から志々伎山まで1時間の距離です。 空港から平戸まで通常ですともっと早く着くようなのですが雨や雪の影響などで非常に時間がかかる。 

前日から降り続いていた大雨が朝になってもやまず、天気予報をチェックしたところ午後からは曇り予報。 その予報通り10時過ぎにはピッタリと止んだので即出発。 志々伎山の大分手前のコンビニで食料を買い込み第一の目的地阿弥陀神社駐車場へ。 

不思議な山頂を確認し、いざ歩き始める。  歩き始めの参道は石段で非常に良く滑る。 慎重に歩みを進めて行くと志々伎神社中宮に着きます。 参拝を済ませ、ちょっと行くと舗装道を横切るようにさらに歩みを進める。

しばらく行くと中宮跡に着く。 朽ちた階段を上り跡を見回すが何もない。 さらに進むと最初のロープ場に着きます。 このロープ場、山頂迄に数回あるのですが雨でロープ自体滑る上、地面は泥状で前に進みにくいという悪条件。 3人とも頂上に着くころには泥だらけでした。 下りにもっと泥だらけになりますが・・・。

いくつかのロープ場を過ぎると腰掛け岩というポイントに着きます。 昔、矢が刺さって死んでしまった人の血が岩に着き苔になったとか・・・。

苔を触ったりして感慨深い気持ちになりながら更に登ると視界が開け山頂部分が顔を出します。 振り返ると海・島「おお〜」思わず声が漏れます。

雨が降り始めるがカッパを着るほどでもなく、そのまま登り続けること数分。 古い石でできた道標が出てきます。 手と文字が彫ってあり「これより下り、また登る」みたいなことが記されています。 あとで思ったのですが平戸のどこかで絵に描いたこの手を見ました。 どこかへの案内板だったと思いますが、何の案内板だったかは忘れてしまいました。 平戸では昔から案内板に手を用いる習慣があったのでしょうか。 

さらにロープ場を越えていくと草履置き場へ。 この山は昔、女人禁制で男の人でもここで草履を脱ぎ裸足で山頂に行かなければならなかったようです。 確実に足が血だらけになるでしょう。 というか下山出来なくなるような気が・・・。

最後の難関、崖の巻き道のような所(道幅30cm位)を越えると山頂に到着します。

山頂には山の名前を示すプレートなどはありませんが、古い祠と三角点があります。 そして360度ビュウ! すごい! 五島列島や松島、池島、お隣の生月など曇り気味なのに鮮明に望めます。 そして東シナ海。 海・島・海・島・・・。
本当に素晴らしい眺めでした。  

ご当地のとんこつラーメンを食べながら景色を楽しむこと40分。 狭い山頂は貸し切りで十分に満喫し下山致しました。

今回の登山では下山時にカップル1組、3名のご家族1組の計5名のみとすれ違う。
下山中に激しい雹に見舞われたり大変でしたがなんとか無事下山致しました。

今年一年の山行の安全を祈願し2011年最初の登山を終えました。

*ルートマップ・・・スタート、ゴール、頂上は正しいですが登山道は辿れなかったので(道が地図になかった為)適当です。 目安としてご覧下さい。

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