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Yamareco

記録ID: 93189
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ハイキング
奥多摩・高尾

日の出山・大岳山(御嶽神社&大岳神社初詣)

2011年01月03日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
18.3km
登り
1,655m
下り
1,689m

コースタイム

8:20御嶽駅⇒8:40光仙橋(登山道入口)⇒10:00日の出山10:05⇒10:45御嶽神社10:50⇒11:30奥の院(男具那ノ峰)⇒11:45鍋割山⇒12:25大岳神社⇒12:40大岳山13:15⇒14:05富士見台⇒15:00鶴脚山⇒15:20馬頭刈山⇒16:15軍道BS⇒16:30十里木BS
天候 晴れ、無風
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往き・御嶽駅
帰り:十里木BS⇒武蔵五日市駅
コース状況/
危険箇所等
光仙橋〜日の出山のルートは、ガイドブック・地図に載っていません。
但し、道(踏み跡)は明瞭で危険個所もありません。

日の出山〜御嶽神社〜奥の院(男具那ノ峰)〜鍋割山〜大岳山のルートは、一般登山道です。

大岳山の南尾根は、ガイドブック・地図には載っていませんが、踏み跡は明瞭で危険個所もありません。
南尾根を下りきると、大岳山荘から馬頭刈尾根方面への巻道に合流します。

馬頭刈尾根のルートは、一般登山道ですが、途中急な岩場が多いので注意が必要です。

全ルートを通じて、雪はありませんでした。
また、地面は下が凍っているが表面は乾き歩き易い状態です。
アイゼンは不要です。
光仙橋の横の階段を上り、日の出山北尾根に取り付く。
光仙橋の横の階段を上り、日の出山北尾根に取り付く。
取り付きの階段を登ったところに、立ち入り禁止の看板が立っている。
一般観光客が安易に立ち入らない様に警告している?
取り付きの階段を登ったところに、立ち入り禁止の看板が立っている。
一般観光客が安易に立ち入らない様に警告している?
明瞭な道が続いているのに何箇所にも目印が付けられている。
こうした所には、目印は不要!!
明瞭な道が続いているのに何箇所にも目印が付けられている。
こうした所には、目印は不要!!
露岩交じりの道。
先方に大岩があるが、左を巻く道が付いている。
露岩交じりの道。
先方に大岩があるが、左を巻く道が付いている。
大岩を過ぎたところで振り返った図
大岩を過ぎたところで振り返った図
ここにも不必要な目印が付いている
ここにも不必要な目印が付いている
木の間越しに、日の出山の頂上が見えてきた。
東屋も確認できる。
木の間越しに、日の出山の頂上が見えてきた。
東屋も確認できる。
日の出山頂上から、三つドッケ方面
日の出山頂上から、三つドッケ方面
日の出山頂上から、石尾根・雲取方面
日の出山頂上から、石尾根・雲取方面
日の出山頂上から、都心方面。
霞んでいるが、高層ビル群から離れたところにスカイツリーも見える
日の出山頂上から、都心方面。
霞んでいるが、高層ビル群から離れたところにスカイツリーも見える
御嶽神社の拝殿。
久しぶりに、参拝した。
御嶽神社の拝殿。
久しぶりに、参拝した。
奥の院参道の入口。
今日は誰もいない。
奥の院参道の入口。
今日は誰もいない。
建物の中に鎮座する奥の院の拝殿。
鮮やかな朱に塗られている。
建物の中に鎮座する奥の院の拝殿。
鮮やかな朱に塗られている。
男具那ノ峰頂上の木にアルミ板製の山名板が取り付けられている。
標高が間違っている(?)。
男具那ノ峰頂上の木にアルミ板製の山名板が取り付けられている。
標高が間違っている(?)。
鍋割山の頂上。
トレイルランが行われるのかコース表示板が根元においてある。
鍋割山の頂上。
トレイルランが行われるのかコース表示板が根元においてある。
大岳神社の狛犬。
狼をモチーフしているそうだ。
大岳神社の狛犬。
狼をモチーフしているそうだ。
大岳神社の拝殿全景。
大岳神社の拝殿全景。
拝殿の内部。
枯れた植物の根元から霜柱が面白い形に成長している。
枯れた植物の根元から霜柱が面白い形に成長している。
大岳山の頂上。
いつもだったら、人が邪魔で写せないが。
大岳山の頂上。
いつもだったら、人が邪魔で写せないが。
大岳山南尾根の取り付き。
南西隅の古いベンチの前の赤テープが目印。
大岳山南尾根の取り付き。
南西隅の古いベンチの前の赤テープが目印。
馬頭刈方面から南尾根への取り付き。(馬頭刈山方面からみたところ)
馬頭刈方面から南尾根への取り付き。(馬頭刈山方面からみたところ)
馬頭刈尾根に合流後しばらくは、自然林の中の明るい道を進む。
馬頭刈尾根に合流後しばらくは、自然林の中の明るい道を進む。
富士見台手前の展望ベンチから、桧原村方面をのぞむ。
富士見台手前の展望ベンチから、桧原村方面をのぞむ。
ベンチの上に、ビニール袋に入った展望の案内写真が置かれている。
ベンチの上に、ビニール袋に入った展望の案内写真が置かれている。
ベンチ横の看板に、ビニール袋に入った漢詩のコピーが張られている。
展望写真を置いた人が張ったと思われる。
同じ物が、馬頭刈山頂上にもあった。
ベンチ横の看板に、ビニール袋に入った漢詩のコピーが張られている。
展望写真を置いた人が張ったと思われる。
同じ物が、馬頭刈山頂上にもあった。
富士見台とつづら岩の中間にある鉄梯子。
真上からみてもステップがほとんど見えないほど急傾斜。
富士見台とつづら岩の中間にある鉄梯子。
真上からみてもステップがほとんど見えないほど急傾斜。
鉄梯子を下から見た様子。
鉄梯子を下から見た様子。
鉄梯子の先の岩場の下にある看板。
確かに「道が悪い」。
鉄梯子の先の岩場の下にある看板。
確かに「道が悪い」。
つづら岩の手前の様子。
つづら岩の手前の様子。
東京都が立てた鶴脚山の山名柱。
東京都が立てた鶴脚山の山名柱。
山名柱から少し登ったピークの木の枝に、手製の「鶴脚山 916m」山名板が取り付いている。
山名柱から少し登ったピークの木の枝に、手製の「鶴脚山 916m」山名板が取り付いている。
馬頭刈山頂上の山名柱。
標高の割りにはずいぶん立派なものだ。
馬頭刈山頂上の山名柱。
標高の割りにはずいぶん立派なものだ。
高明神社跡地の記念碑。
高明神社跡地の記念碑。

感想

今年初めての山行に、いつも素通りしている御嶽神社と大岳神社への参拝を兼ねて、大岳山を選んだ。
しかも自分の脚で行けるところは交通機関を使わないことにし、御嶽駅から歩き日の出山北尾根を登ることにした。

<御嶽駅〜日の出山>
いつもの8:28奥多摩着の電車は、青梅駅では登山者でほぼ満席状態であった。8:12に御嶽駅で下車し、身支度・ストレッチをして8:20過ぎに出発した。
御嶽駅前から奥多摩方面に進み、神路橋を渡り吉野街道の大鳥居の前に出る。
鳥居をくぐりしばらく進んだ光仙橋のたもとにある階段が、日の出山北尾根の取り付きである。
階段を登った所には、「この先は危険ですので入山しないで下さい。」との看板が立っている。
革靴やハイヒールで入り込む観光客を防ぐものと思うが、一瞬ぎょっとさせられる。
看板の表示にかかわらず、この先はしっかり踏まれた作業道で、一部急斜面があるものの危険な個所は無い。
途中露岩交じりのところがあったり、大岩にも出くわすが巻き道も明瞭で通常のハイキングの装備であれば、なんら問題は無い。
尾根上に付けられた道(踏み跡)を追って行けば、取り付きから1時間40分ほどで、自然と日の出山頂上北側の石垣に到達する。
石垣の崩れたところを這い登り、左側にすすめば頂上への道にぶつかるが、そのまま目の前の斜面を這い登っても良い。

<目印をつける方へのお願い>
このルートに取り付いた直後から、目印につけたと思われるビニール紐が数メートルおきに立ち木に巻きつけられている。
人里近くかつ一本道の明瞭な道では、この様な目印は一切不要と思われるし、見通しがきくところに数メートルおきにつける意味が無い。
こうした目印は役に立たない単なるゴミに過ぎず、山林所有者に迷惑をかけるだけのものである。
しかも、自然に帰ることの無いビニール紐は永く自然を破壊する有害物である.
山を愛するハイカーならば、こうした行為をしないで下さい。

<日の出山〜鍋割山>
日の出山頂上には、既に3〜4名の登山者が休憩していた。
都心方面を見ると、霞んだ中に高層ビル群からちょっと外れたところに、ひときわ高いスカイツリーが見えた。
今日は晴れていて、北方の都県境尾根や西方の石尾根・雲取方面も見渡せる。
数枚写真を撮ってから御嶽神社に向かう。
正月なので人で一杯かと予想していたが、参道も神社前のお土産屋の通りも予想に反して閑散としていた。
行列することも無く拝殿に到着し、今年一年の山行の安全を祈願した。
ついでに、いつも御嶽を通っても神社は素通りしていることをお詫びした。
お参りを済ませ長尾平の広場で休憩した後、奥の院に向かう。
奥の院入口の天狗の腰掛杉周辺にも人影は無く、いつもと違い静かな山行になった。
奥の院の参道で一組の家族連れに出会ったが、町歩きに近い支度で足元もブーツでちょっと危なかっしい様に思えた。
奥の院でも山行の安全を祈願し、すぐ裏の男具那ノ峰に上る。
ここでは、15人ほどのグループが記念撮影や昼食休憩をしていたので、頂上の木に取り付けてある金属製の山名板を写真に収め、早々に鍋割山に向かう。
地図では1077mのはずだが、この山名板では標高1070mとなっている。
11:45に鍋割山に到着したが、いつもだったら昼食をしている登山者が大勢いるのに、1人もいなかった。
頂上の道標の根元には、トレイルランのコース案内札が置かれている。
正月の行事でトレイルランレースがあるのかもしれない。

<鍋割山〜大岳山>
早々に鍋割山から大岳山に向かう。
芥場峠からの道に合流するまでの間では、2人一組の登山グループとすれ違っただけだったが、合流後は何人にもすれったり数組のグループを追い越したりする様になった。
大岳山荘横のトイレに寄った際、閉鎖中のはずの大岳山荘の入口が明けられ、中でお湯が沸かされていた。
正月中だけ営業でもしているのか?
大岳神社に到着し、ここでも今年一年の山行の安全を祈願した。
そのまま大岳山頂上に向かい、12:40に到着した。
頂上には、いつもより少ないが20名程度の人が昼食休憩をしていた。
富士山が見えるかと期待していたが、雲がかかっていて見えなかった。残念!!
ここで昼食休憩とする。

<大岳山〜馬頭刈山>
昼食休憩後、13:15に馬頭刈尾根に向かい出発する。
先日上りに取った南尾根を下り、大岳山荘からの巻道に合流する。
その後しばらくは、自然林の中の明るい緩やかな尾根道を下り、白倉方面の分岐と大滝鍾乳洞への分岐を過ぎ、少し上り返して富士見台に到着する。
頂上の案内板には、富士山がきれいに見える場所と書かれているが、雲がかかり見えず。
ここからつづら岩に向かうが、途中にいくつかの岩場の上り下りがあり、急傾斜のところも数箇所ある。
中でも、鉄梯子がかけられたところとその先は急で、十分注意が必要。
ここの馬頭刈山側には、「この先道悪し」の注意の看板が設置されている。
さらに進み、大きな岩の壁になったつづら岩の下を巻き進むが、この先も岩場の尾根が続く。
4〜5つの岩場をよじ登り下りして、ようやく緩やかな尾根道に出てしばらく進み、再び岩場の尾根道を上った先が鶴脚山頂上となる。
ここには、東京都が立てた立派な山名柱がある。
但し、この先はさらに上りになっていて少し進んだところが実際の頂上と思われる。
実際ここに、手製の山名板が木の枝に結び付けれられている。
ここから、一気に100mくらい木の階段を下り、そこから上り返したところが馬頭刈山の頂上になる。
頂上には、3名の先行者が休憩をしていた。
大岳山頂上からここまでで初めて人に出会ったことになる。

<馬頭刈山〜十里木BS>
馬頭刈山に着いたのが15:20で、日暮れまでにあと1時間程度であったため、山名柱を写真に収めただけで、すぐに下山にかかる。
頂上直下の岩場の下りは、岩が枯葉に覆われ岩の様子が見極め難い上にすべるので、慎重に下る。
その後は、植林の中の尾根道になり高明山の頂上に着くが、頂上というより尾根上の小さなピークといった感じ。
このピークの少し下に、高明山神社の跡地がある。
跡地の真ん中に、平成4年に建てられた記念碑があるが、大典記念遷座とあり平成元年ころどこかに移された様だ。
境内の広さからすると、結構立派な神社だったと思うが、山奥過ぎて維持が大変だったのだろう。
ここからは、溝状になった山道を急いで下り、軍道BSに16:15に到着する。
バスの時刻表を見ると、30分以上待たないといけないので、十里木BSまで歩いたが、ここも30分程待ち時間があり、結局17:20頃武蔵五日市駅に着いた。









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