鳥海山 鉾立から往路外輪山・復路千蛇谷
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- GPS
- 08:07
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,337m
- 下り
- 1,339m
コースタイム
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:08
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鉾立登山者用駐車場 無料。トイレはビジターセンター前。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼登山ポスト: 登山口にあり。用紙・筆記具もありました。 下山届もあります。 |
その他周辺情報 | ▼登山後の温泉: 鳥海温泉保養センター あぽん西浜 TEL:0234-77-3333 営業時間:06:00〜22:00 入浴料:大人400円 内湯・露天。ソープ・シャンプーあり。ドライヤーあり。 http://www.yuzachokai.jp/aponnisihama ▼登山後の昼食 道の駅 鳥海ふらっと TEL:0234-71-7222 *岩牡蠣 1個600円 *まぐろいくら丼 1,200円 http://www.chokai-flat.com/ |
写真
感想
オール一般道の旅 in 東北。
月山 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-932424.html
を下山して出羽三山神社からの走行約1時間30分。鳥海ブルーラインの鉾立登山者用駐車場で車中泊。トイレは少し離れたビジターセンター前にあり、一晩中明るい照明がついていました。
3時起床。上部側駐車場の日本海側に停めたのですが、風がビュービュー吹いている。「これはもしかして今日は強風で寒いの?」とショートではなくロングパンツをセレクト。でも結果的には登山中、風に悩まされることはなかった。
ヘッドライトはもう必要ないぐらいの薄明るい時間から歩き出しました。象潟口の登山道は西側斜面にあたるので日の出後もしばらくは日陰でしたが、今日も暑くなることは間違いなさそう。足元は賽の河原までずっと石畳だった。ニッコウキスゲがあちこちに咲き乱れている。さすが花の百名山。写真もよく撮ったがテンポよく歩けて、御浜小屋まで1時間半掛からなかった。
お花畑の中にあるような御浜小屋の裏手に回ると、眼下に鳥海湖とこんもりとした鍋森。ここもまだ日が射していない。ハクサンシャジンやチョウカイアザミ、ミヤマシシウドなどが群生している。これほどのお花畑とは…!鳥海山は素晴らしい。扇子森〜御田ヶ原と写真を撮る回数が更に増えました。
当初の予定では七五三掛から往路は千蛇谷を使う予定でしたが、見下ろすとまだ日が当たらず薄暗かったので…何となく外輪山方面を選んでしまう。こちらのほうが断然花が多い。ハイマツが少しうるさいが我慢できる程度。お花も景色も素晴らしく、このコースは良かった〜♪ アップダウンを重ねながら山頂まで徐々に標高を詰めて行く感じもいい。山頂御室小屋と新山を見ながら近づいて行く感じもいい。一瞬、往復ともここを使ってもいいな…と思った。
新山の前に七高山を踏みに行く。ここは今年5月にBCスキーで来たばかりだ。もう雪はほとんどない。見下ろせば「よくまあこんな斜面をシール徒行したもんだ」と自分で感心するぐらいの急斜面だった。今は雪がないので、七高山のもう少し先の踏めるところまで行ってみた。新山や外輪山を眺める絶好のビューポイントだった。
そして新山。溶岩の岩山をよじ登る。ここだけ雰囲気が全く違って別世界の山のよう。外輪山から山頂御室小屋へ向かって一度下り、少しだけ残る雪渓を渡って新山ドームへ取りかかる。マークは明瞭で難しくはなかった。
新山ピークは何枚もの一枚岩が折り重なって積み上げられているような不思議な光景。まるでモノリスを散らかしたよう。平らな岩が多いせいか、登山記念のペイントや彫りを施したものがやたら多い。それらの印象もまた “散らかっている” 感じがして、新山の印象と妙にマッチしていた。
新山ピークから下りるとき、前日の月山でスライドしたご夫婦と再びスライドしたのには驚いた(本来なら私も千蛇谷から登る予定だったのでスライドするはずではなかったのですが)。東北の百名山を夏休みを利用して登りにきている方は多い。私がお話しした他の方も「八幡平・岩手山・早池峰と移動してきた」とか、「一日置いて明後日に月山」とか各々予定を組んでいるようでした。あと「前回は曇ってたので再チャレンジ」という方も多かったですね。
千蛇谷を下山する頃にはすっかり日も高くなりガンガン照り。やはりこちらは往路のメインらしく大勢の人が登って来ていた。お花はあまり咲いていないので、ひたすら登るのは辛そう。何人もに「あとどれぐらいですか?」と尋ねられた。かと言って下りもあまり楽でもなく、ガンガン下りるだけなので足・腰・膝に故障のある人には辛いルートだろう。雪渓は規模がかなり小さかった。
当初予定では鳥海湖を経由して大平口へ下りようと思っていたのですが、今日はあまりに暑い。下山してから象潟口まで車道歩きは…ちょっと勘弁。今日は素直にピストン。往路では早朝で日が射さなかった登山道が、時間が経ってどんなふうに変わって見えるのかを楽しみに下山しました。一度使った道なのでストレスなくゴール。下山届を書いて終了です。いやあ鳥海山は本当にいい!マイベスト3本の指に入る名峰でした。
下山後はあぽん西浜で入浴。その後、道の駅鳥海ふらっとへ移動してこの時期旬の岩牡蠣を堪能。大きいのに安くて美味しくて最高でした。
帰りもオール一般道。8時間かけて無事に帰宅いたしました。
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