黒岳、北海岳、忠別岳、化雲岳、トムラウシ山
- GPS
- 56:00
- 距離
- 41.3km
- 登り
- 2,215m
- 下り
- 3,074m
コースタイム
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:33
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 10:50
天候 | 晴れ、曇り、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
今回は雨に悩まされた山行でした。
午前中は晴天、午後から雷雨というパターンです。
【1日目】
赤石川の渡渉は増水のため皆苦労していたようです。諦めた人もいたようです。
北海岳あたりから天気が悪くなりました。
なんとか白雲避難小屋まで大雨は免れましたが、雲行きが怪しいので小屋泊にしました。案の定その後すさまじい雷雨でホッとしました。それにしても大雨で散策もできずに小屋にこもって午後を過ごしましたが、やることがないと手持無沙汰ですね。
【2日目】
なぜかほとんど寝れませんでした。昨晩の猛烈な風の音が気になっていたのかもしれません。早出の人が起きだす頃にやっと寝れましたが、うとうとした程度で、すぐに起きてやることもないので出発しました。
相変わらず午前中は晴れており、眠いながらに爽快です。
しかしすれ違う人がおりません。やっと人の気配を感じたと思ったら、ビバークしている人で、昨日の風でテント設営時にテントが東方の崖の彼方に飛んで行ってしまったそうです。笑ってしまいすいませんでした。
それから忠別小屋あたりで北上する2パーティに遭遇しましたが、これだけ歩いて人がいないと間違いなく話しかけますね。普段は無愛想ですが。
ロックガーデンに差し掛かったところでヒサゴ小屋泊の人とすれ違い、雨にかかる苦労話をしたところで、大雨が降り始めました。おまけにかなり近くで雷鳴が響き渡ります。大雨のロックガーデンは厄介です。おまけに飲み水が切ました。視界も悪く道も良く分かりません。何とかトムラウシ山頂を迂回する分岐にたどり着きデリオスで北沼の水を飲みました。ほっとしたところで先に急ぎますが、途中でルートが分からなくなりました。いつの間にか山頂に向かってるでは、と不安に感じているところに熊の糞があって、また不安に感じます。こりゃまずいと思い引き返すが岩屋のような場所があり雨宿りしようと思いましたが、変なシルエットが動いているように見えたので、ささっと消えるように戻りました。何とかルートを確認して、南沼へのルートに合流しますが、雨が一層ひどくなり、道が川になってます。ええい、面倒だと、水の中を歩きます。靴はぐしょぐしょです。やっと南沼キャンプ指定地に着いて土砂降りのなかテントを設営しましたが、ありとあらゆるものが濡れてしまいました。
【3日目】
もちろんシュラフも濡れているので、ふるえながら目覚めました。朝は昨晩の雨が嘘のように晴れ渡り、トムラウシ山頂は最高です。これは昨晩の苦労が報われたということでしょう。しばらく山頂にいると登ってきた人は100%「おー」と叫ぶ、皆ご機嫌です。テント撤収後トムラウシ温泉へ向かいますが、田圃級の道で、あまり景色に印象がありませんでした。早く温泉入ってビールが飲みたい一心で黙々と歩きます。何とか到着し、温泉に入ろうとすると、3時に温泉へのアクセス路が大雨の影響で閉鎖されるということで、温泉もビールもお預けになりました。道路の管理者の方々に乗せてもらい閉鎖地点まで送ってもらいました。感謝です。温泉とビールがお預けになったのはつらかったですが、予定通りにならないのも面白いですね。
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