眺めてよし登ってよしの斜里岳 ワイルドな川登りとハラハラな稜線の強風で
- GPS
- 06:45
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,014m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:43
7:10 清岳荘発
7:25 登山口(林道終点)
8:05 下二股
9:40 上二股
10:35 斜里岳山頂(約20分休憩)
11:30 上二股(約5分休憩)
12:15 熊見峠
12:55 下二股(約15分休憩)
13:40 登山口(林道終点)
13:50 清岳荘
天候 | 晴れ時々曇り(一時ガス、稜線はかなりの強風!) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場まではJR清里駅から約30分、最後は砂利の未舗装路だが普通に運転できる |
コース状況/ 危険箇所等 |
【清岳荘〜下二股】 最初はハイキングコースから林道歩き、10分後ぐらいで林道終点になって登山コースに コースは岩場と渡渉の組み合わせが続く 斜度はあまりないが渡渉ポイントで足の置き場に困るところもあるので、その場合は思い切って水の中に足を置いたほうが歩きやすいところもある コースは分岐がないがわかりづらいところもあるので、赤ペンキとピンクテープを見落とさないように 下二股は少し広くなっていて休憩には最適、ここで旧道と新道に分岐 【下二股〜上二俣(旧道)】 川沿いの渡渉が連続するコース 斜度がきつくなり岩場登りも増え、ワイルドさが増す 体力的にはそれほどしんどくないが、岩場登りと渡渉が続き筋肉に疲労がたまるので特に女性は注意が必要と思う 稜線に近くなったところで新道と合流、新道側に簡易トイレあり 【上二俣〜山頂】 森林限界に近づき低木の合間のコース 足元はガレと土の組み合わせで歩きにくい箇所もある 馬の背あたりからハイマツ帯となり、視界が広くて楽しい稜線歩き 知床方面には羅臼岳が見えて圧巻 小さなピークを何度か登ると山頂に到着 山頂は広くて休憩には十分 三角点は山頂と少し離れた箇所にある 【上二俣〜下二股(新道)】 熊見峠まではトラバースと稜線歩きで問題なし 熊見峠から下二股までは急坂 土と木の根の急坂で、一部土が崩れているところがあり、段差が大きくなっていて注意が必要 他の方も書いているように、新道は下りに使ったほうがよいと思う ※他の方のレコにはあまり書いていませんが、コース上には樹木や枝がたくさんせり出しているので要注意! 足元ばかり見ていると、頭をゴチンゴチンぶつけてゴインゴインとなります(笑) 【お花】 今回訪問時は、チシマアザミ、カニコウモリ、ミソガワソウなどがピークで、登山口から山頂付近までたくさん咲いていた 他には、大きな黄色い花弁のチシマノキンバイソウやタカネトウチソウ、トカチフウロなど、本州では見られないものもあって楽しめました |
その他周辺情報 | 【登山届】 清岳荘の登山口に専用用紙で提出場所あり 下山時刻も記入する 【トイレ】 清岳荘のチップ制トイレ(水洗)のみ 上二俣に簡易トイレスペースあり 簡易トイレと回収は清岳荘で有償対応とのこと 【コンビニ】 清里駅付近にセブンイレブンとセイコーマートがある 【入浴施設】 清里駅付近のホテル緑清荘を利用(390円) |
写真
感想
今年の夏休みは道東遠征!
出発前に台風が発生し、もしかすると道東に上陸するかも…ということになり、当初の予定を組み替え、斜里岳をはじめに登りました。
登りの渡渉&沢登り&岩登りは、アドベンチャー要素もあり、楽しかったです。
いつも最初の渡渉は恐々してしまうのですが、最後にはひょいひょい渡ることができました。
沢?岩?登りは、ストックを片づけ、手足でガシガシ登りました。ロープのところもありましたが、使うことはありませんでした。
風は時折体を持っていかれるほどの強さでした。雨も嫌ですが、風は怖いですね。
下りはどのかたも書いておられる通りの激下りで足もくたくたになりました。
北海道の登山道は道中トイレはありません。ので、トイレの近い私は暑い夏に登るのが1番ですね!
斜里岳いついてはあまり下調べをしないままに車を走らせて登山口へ
その時目にしたシルエットにすっかり惚れてしまいました
登山口へは清里町からは案内板が要所要所にあるので迷わずに移動できます
登山口のある清岳荘は、夏期のみ営業しているキレイな小屋です
登山道は基本はピストンですが、一部で旧道と新道に分かれていて、旧道は沢沿いの渡渉の多い岩コース、新道はトラバースと稜線と土の急坂のコースです
皆さんのレコの通りに、旧道を上りに、新道を下りに使ったほうがよいでしょう
コースは全体的に整備されていますが、渡渉箇所と岩場が多いので、女性には少し苦手なコースでしょう
特に渡渉箇所は足元が不安定なところもあるので、そんな時は水の中に足を置いたほうが安全です
この日は予報では「C」判定だったのでこわごわ登ったのですが、朝方はガスに覆われましたが10時頃になるとガスも取れて青空になって最高の登山日和
ただし強風予報は大当たりで、稜線に立つと顔の皮膚が引っ張られるぐらいでした(笑)
ハイマツ帯に隠れながら、岩場は谷側に落ちないように注意して山頂に到着
稜線からは周囲の山や、遠くの知床の山やオホーツクの海も望めて最高でした
下りの新道は熊見峠までは楽しい稜線歩きですが、そこからは土と木の根の急坂
崩れやすいところもあるので、要注意です
お花は旧道から山頂まで色々と楽しむことができます
コース解説にも書きましたが、コース上に樹々がせり出しているので、足元ばかり見ていると危険です
別の意味でヘルメットがあってもよいかもしれません(爆)
登山時間から少し甘く見た斜里岳でしたが、眺めてよし、登ってよしの素晴らしい山でした
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