雨の両神山で神の祝福を受ける
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,403m
- 下り
- 1,400m
コースタイム
天候 | 雨のちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
両神山荘駐車場500円 なお、バス停横の駐車スペースも有料です |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部迷いやすい箇所あり ピンクテープを見落とさない事 滑落事故多発 特に雨に濡れた岩場、鎖場は気を抜かないように 登山ポストは日向大谷登山口 トイレは、登山口、清滝小屋 水場は、弘法乃井戸、清滝小屋 |
その他周辺情報 | 道の駅両神温泉薬師の湯 JAF割で540円 |
写真
感想
雲取山下山後、秩父で車中泊し、
朝、両神山の日向大谷登山口へ移動。
林道途中から雨が降り出す。
両神山荘駐車場に着くと、先行者の車あり。
私も、この雨の程度なら行けると判断。
レインウエアを着用し、装備を軽くして、
両神神社里宮に参拝。
両神山荘で駐車料金を払い、登山届を記入。
5月に山頂付近でクマ被害、
この8月には近くでクマ被害が発生しています。
クマ鈴をしっかり鳴らしながら、信仰の山へ。
日向大谷から会所への道中に行者の像や石標が現れる。
渡渉を繰り返しつつ、会所で七滝沢(右)との分岐を左の清滝小屋方面へ。
この先で霧にまかれ、道が分かりづらい。
ピンクテープを見落とさないよう、慎重に進む。
急な登りを繰り返し、八海山付近の大頭羅(おおずら)神王像を過ぎ、
弘法大師像の弘法乃井戸で喉を潤し、立派できれいな清滝小屋で一休み。
七滝沢からの合流地点鈴ヶ坂から先はクサリ場などの続く急勾配。
雨でぬれた足場は滑りやすく、滑落事故も多いので気を抜けない。
見たかった山犬(狼)の狛犬が鎮座する両神神社を参拝し、
山頂直下の岩場に差し掛かるころには、雨は止んだ。
そして山頂到着。360度の展望はすべてガス。
しかし私の登頂をイザナギ、イザナミの二神が祝福してくれたのだろうか、
太陽の光が山頂標と私を照らす。
うれしさをかみしめながら山頂標と自撮り。
天候は再び雨に。
20分後下山開始。
足場は滑りやすい。行きには気づかなかったが、
滑落したか路肩を崩した形跡が結構あった。
進行方向はガス。七滝沢コースは道迷い多発とのことなので、
このコンディションでのリスクを避け、ピストンします。
秋の紅葉の頃はキレイなんだろうなあと想像しながら、
清滝小屋、弘法乃井戸、八海山、会所と順調に下る。
もうあと数百mのところで花が手向けてあった。
滑落死亡事故現場。最後まで慎重に。
無事に下山した後、両神温泉薬師の湯でくつろぐ。
生乳ソフトクリームがおいしかった。
今回の遠征は展望に恵まれなかったが、百名山2座登頂の結果には満足。
秩父市内に戻ると、目の前に現れたのは、武甲山の堂々とした姿。
秩父の山々、奥多摩の山々など登りたい山も増えました。
次は八ヶ岳か南アか?
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