元清澄山【関東ふれあいのみち千葉(22)】モミ・ツガのみち(清澄寺BS→金山ダムBS)

2011年01月08日(土) [日帰り]

• GPS: 05:17
• 距離: 12.8km
• 登り: 554m
• 下り: 830m

コースタイム

9:43清澄寺BSスタート-10:23展望台のベンチ(休憩10分)-10:47林道小倉松森線分岐-11:18元清澄山登山口-11:57三石山方面分岐-12:19元清澄山山頂(20分休憩)-13:16黒塚番所跡-(途中5分休憩)-14:44金山ダムのあずまや(撮影ポイント)(撮影10分)-15:00金山ダムBS

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

・行き
東京駅7:15発 安房天津駅9:10着 特急わかしお1号
安房天津駅9:20発　清澄寺BS 9:34着　タクシー　1,800円くらい
(駅前にタクシー会社と乗降場所あり)

※清澄寺BSまで安房天津駅からバスでも行けるが、本数少なし。時間が勿体なかったのでタクシー利用。

・帰り
15:35金山ダムBS発　15:54安房鴨川駅着　コミュニティバス　370円
16:35発　安房鴨川駅　18:40東京駅着　特急わかしお24号

※わかしお往復は割引切符を利用

※バス時刻表(天津駅→清澄寺、金山ダム→鴨川駅)
http://www.kamogawanitto.co.jp/kita-jikoku.htm

コース状況／危険箇所等

●ルート:関東ふれあい千葉県コースマップを参考にした。安房天津駅を帰りの最寄駅とすると電車便の本数が極端に少ないため、清澄寺BS→金山ダムBS方向で歩いた。

●危険個所:一部鎖場あり、少しは注意が必要。

●分かりづらい場所:標識完備のため、無し。

●混雑度:スタート地点付近の清澄寺でハイカー1集団を見かけて以降、金山ダムまでは1名(元清澄山頂で)にしか会わなかった。コース貸切りにほぼ近い状態。

●展望/景観:登山道入口までの林道からは幾度となく展望が開けた。

●トイレ:安房天津駅、清澄寺、安房鴨川駅

●水・食べ物の調達:清澄寺BSにドライブイン、他清澄寺内には軽食を食べられそうな店もあった。安房天津駅は駅前に自販機あり、地元食料品店っぽいお店も1軒(営業中)あったがお店の人がおらず。安房鴨川駅は駅前店多し。

●休憩場所:スタート地点清澄寺BSから数分登った展望台にあずまや1つあり。登山道入口までの林道途中の展望台っぽい場所、元清澄山山頂に綺麗なベンチ+テーブル1組あり。金山ダムにあずまや(撮影ポイント)1つあり。

●日帰り温泉:鴨川駅周辺にいくつかあった様子。

●その他:通常は多雨地域で霧が出やすくヒルも多いらしいので、晴天の冬行くのがお勧め。また、鹿の多い地域とのことだが我々は鹿には遭わなかった。

写真

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安房天津(あわあまつ)駅。特急も停車する駅だけど山の中にあるこういう駅。

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清澄寺BSに到着。

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清澄寺BS前にはこんなお店あり。

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清澄寺BSからの展望。海見えるけどガスっちゃって・・。

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清澄寺BSから数分登って展望台に来た。展望は開けないけれど極真空手の祖、大山倍達の山篭りについての石碑あり。

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清澄寺BSから来た道を少し下り(途中、トイレあり)、林道に足を踏み入れる。写真は林道からの風景、崖ですね。

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こんな林道。現在は車では入れないそうです。

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林道から、白い富士山がうっすらと見えました。これは拡大した写真。

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拡大してない写真。富士山は真ん中にうっすら、ちっこく見えます。

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千葉の林道は雰囲気があるな〜。

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また展望の開ける場所に出ました。

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こんな展望台になっており、ベンチあり。疲れてないけど素敵な場所なので休憩します。

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海も見える・・。

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こんな変な木を見ながら歩くと

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林道小倉松森線分岐に着いた。

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林道が、長い・・・。

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ようやく!「元清澄入口」。ここからは山道。

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しかし山道に入ってすぐに、こんな手すりで整備された道となる。みちは平坦だし公園みたい。。

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本コース名「モミ・ツガのみち」通りに、モミの多い区間になった。しかしツガはどれ?

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どれがツガなんでしょうかね?

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クサリ登場。ここまで遊歩道に等しい整備されまくった道が、やっと山道っぽくなる。

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展望得られるけどガスってる。。残念です。

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こんな注意書きをコース上いくつも見かけました。でもどこが危険なのか理解に苦しむ場所ばかり。概ね危険度低し。

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三石山分岐。ほんとはこっち(三石山)方向に進みたかった・・。

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山道から林道に出てしまいます。

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林道から、またすぐに山道に入ります。

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ヘビにさわる人はいるの?

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また展望が得られました。良かったね。

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こんな整備されまくった急峻な道を登りきったところが・・

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元清澄山山頂です。標高344m。

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この山の説明書き。

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一応、山頂標識もあります。展望はナッシング。

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下山途中、唯一、注意が少しは必要と思える場所でした。

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これがその鎖場。

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黒塚番所跡に到着。コース上、写真のようにスタンド式灰皿がやたらと設置されていた。

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鍋石方面は行けない様子です。

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下山路の方が、登りのルートよりも整備され過ぎてなくて山っぽい。いい感じです。

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変な物体の張りついた木。なんだろう。

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立派なゴルフ場が見えるように。

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鬱蒼としたみちから日差しの差し込む明るい道となりました。気持ちいいなあ〜

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で、コース終盤にこんな階段のアップダウンが何度も登場。結構疲れる。

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最後の展望の開ける場所。ベンチあり(スルー)。

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金山ダム側の登山道入口に到着。

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金山ダムです。赤い橋が目印。あの橋を渡ります。

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結構広いダム湖だな〜。

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まだ空はブルー。

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このあずまやが関東ふれあい撮影ポイント。ボート持参の釣り人の車に占拠されておりました。

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金山ダムは金山城という城だったそうです。

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で、こんなトンネルを2つ抜けると

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金山城址石碑あり。

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金山城址石碑からすぐに、ゴール金山ダムバス停に到着〜。

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バス本数はこんなに少ない。しかしタクシー会社TEL番号も貼ってあったので、いざとなればタクシー呼べます。

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バス発車まで30分待ち。金山ダムBS付近はヤギなんか飼われていたり

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非常に長閑。。長閑過ぎて眠くなりそうだな、こりゃ。

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愛らしい姿のコミュニティバスがやって来た。

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安房鴨川駅に到着〜。椰子なんか植えてあって南国チックだけど、この日、風は冷たかった。

撮影機器：

COOLPIX S52 NIKON

感想

kumiyan

仕事始めが1月4日からだったので、この日が念願の山開き。

千葉の低山は冬行くのにぴったりだし、3連休初日で人気のハイキング場所は恐らく混雑していると踏み、千葉でもアクセスが悪くて深山っぽそうな元清澄山に行ってみた。

感想は・・深山です。山頂で三石山縦走してきたオジサン1名に会った以外は、金山ダムまで人を見かけることもなし。
林道も雰囲気あるし展望開けるしいい感じ。民家も清澄寺付近から始まる林道-金山ダムを過ぎる区間中、全く見かけなかった。
(奥多摩・奥武蔵・丹沢以上に民家が少ないと感じた)。

木々もモミもあったがマテバシイが多くて冬山っぽい気がしない。

こういう点が、千葉の山は(山によるのかもしれないが)低山といっても里山っぽくなくて、深山を感じさせてくれて、素晴らしい!

しかし今回歩いた関東ふれあいコースは(登山路が特に)整備されまくりでいささか拍子抜け。
また、「危険区間、30m」の旨が書かれた注意書きを幾度となく見かけるが、どこが危険なのかわからない場所が多かったし、なぜ判で押されたように「30m」なの?

もしかしたらこの山は、低山だからとなめ過ぎて過去に事故に遭った人が案外多いのかもしれない。その為、今みたく整備され過ぎてしまったとか。
確かに崖は結構急峻で道幅も狭いので、登山道の幅が広くて歩きやすい高尾山や陣馬山の気分で登るのは危険といえば危険。

更に、関東ふれあいコースは標識が完備されていて道迷いのリスクはほぼ無いに等しいものの、関東ふれあいコース以外の道を歩く場合は、分岐も多そうで迷いそうな雰囲気だし、注意が必要なのかも。

いつになるかわからないけれど、次回来る時は三石山との縦走かな?
その時はもっと心して登ろうと思った。
(三石山だと久留里線終点の上総亀山駅を使わなきゃならない。上総亀山、千葉駅から2時間かかるそうです。都内在住者には遠過ぎ・・・。)

コメント

ゲスト

こんにちは!
今年も幸先の良い山行だったでしょうかね。

わたしも折角なんで、今年神奈川の＃8〜12（９は済み）を歩くのを目標にして見たいです。

それにしてもkumiyanさん関東ふれあいの道も可也歩かれてますよね。
何県完踏されましたかね。
いづれにしても、そのうち全部歩かれると思います！
今年も頑張ってまいりましょう！

kumiyan

どうも、おはようございます
コメントありがとうございます。
そうですね、おかげさまで(軽めのコースですが)楽しく山開きできました〜

関東ふれあい神奈川県ですか、 健脚のUlmatsuさんならすぐ完踏されてしまうと思いますよ。

現在、私たちは東京都と神奈川県は踏破済みで、埼玉県は残り1コースとなり、千葉県は残り半分くらいとなりました。
しかし踏破バッジ獲得が目的ではないため、東京や神奈川のバッジ取得申請はまだしてませんね。。。

それはともかく、関東ふれあいも「街道歩き」も、シリーズものなので、そこが好きなんですね！
更に(東京都の一部のコースを除き)関東ふれあいは人気が無いコースが多いので空いていていいです〜。

関東ふれあいははっきりいってコース的に難易度低いですが、その分、東海自然歩道より楽ですし、標識も完備されているので、土地勘の無い人間が「気負わずに」歩き始めるのに適していますね。

山ではないコースも観光にはちょうどいい感じで、(一部？？のコースもあるものの）よく考えられたコースだと思いますよ。

私たちはなんてったって体力勝負や難易度勝負していない(出来ない)ので、まあコースを楽しみながら旅している感覚ですね。
踏破期限も決まっていないのでのんびりとコースを楽しんでます。

埼玉県の武甲山や、東京都の大岳山や雲取山、神奈川県の塔ノ岳、全て周囲の関東ふれあいコースからそれらの姿を何度も眺めて、登りたい気持ちを熟成させてから登ることが出来たので、登った時は感慨ひとしおでしたし、そういう喜びもありますね。

今年は群馬県コース着手予定ですが、関東ふれあい以外の山で登りたい山もあるため、年内踏破は無理ですね、多分。第一、都内から群馬まで行くのが大変ですしね

千葉県については・・・高い山は無いのですが、自然が「深い」です！東京都の隣県なのにハイキングコースがめちゃくちゃ空いているし！海も雄大だし！山もジャングルみたいで生えている木々もマテバシイが多くて不思議な感じなのが素晴らしいです。。

そんな感じで、長文恐縮ですが、Ulmatsu さんも100名山踏破まで後少しではないですか？
お互い目標は異なりますが、頑張りましょう〜