静かで大きな光岳と聖岳(畑薙ー横窪峠ー光岳テントー聖岳ー聖沢登山口)テント3泊小屋1泊



- GPS
- 104:00
- 距離
- 43.1km
- 登り
- 4,122m
- 下り
- 3,913m
コースタイム
- 山行
- 13:20
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 13:40
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 10:40
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:10
天候 | 1日目〜3日目晴れ・4日目ガス・5日目雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
大阪ー浜松:高速バス 浜松ー金谷:JR 金谷ー畑薙ダム:kiyosanの車 帰路 聖沢登山口ー畑薙ダム:小屋を運営する会社が運行するバス(2社あるためややこしいことこの上無し) 畑薙ダムーJR金谷:車 JR金谷ー自宅:JR/名鉄/近鉄 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場、梯子、ガレ場などハードなところもありますが、すべてよく整備されています。 |
その他周辺情報 | 赤石温泉 白樺荘:いい温泉です。 食堂でかつ丼セットをいただきました。おすすめできます。 |
写真
装備
個人装備 |
ラジオ
ごみを入れる牛乳パック
|
---|---|
備考 | 5日間でごみは相当量になります。ごみ入れとして1ℓの紙パックが便利です。 |
感想
今年の夏は車中1泊、テント3泊、小屋1泊で南アルプスの光岳・聖岳へ行ってきました。山の日制定で混雑を覚悟していましたが、とても人の少ない静かな山を満喫することができ、大満足な5日間でした。
0日目:大阪から夜行バスで浜松まで行きましたが、今回予約したバスは梅田スカイタワーイーストというところがターミナル駅。大変きれいで設備の整った新しいターミナルですが、梅田からずいぶん遠い。もしぎりぎりで家を出たなら危なかったかも。
また、今回のバスの席はお隣が大変体格のいい方で、狭い思いをしました。
1日目:浜松でバスを降りてJRで金谷駅。そこでKIYOSANと待ち合わせ。
車で畑薙ダムまで2時間30分。車はラッキーにもダムに停めることができました。
そこから1時間歩いて畑薙吊橋。聞いてはいましたが怖くて長い。さすがに手を放して写真を撮る気にはなりませんでした。
初めから急登です。いくつかの吊橋を渡って、ウソッコ小屋についたときはしっかりと汗を掻いていました。しかし、本当にきついのはここから。90度の階段梯子2連結や、1Mの段差など、しんどかったです。
横窪小屋まであと10分との表示が出たときはうれしかったです。
横窪小屋のテント場は到着が遅かったのにもかかわらずすきすきでした。いい場所を確保できました。トイレも近くで綺麗。水場も水量豊富でどんどん使えます。
食事はKIYOSANとの約束で、カレー料理を食べ比べることになっていました。玉葱、ジャガイモ、カボチャ、茄子、オクラを使って夏野菜カレーを作りましたが、水が多すぎていまいち。KIYOSANのカレーは比べ物にならないくらいうまかったです。
2日目:今日は南下して秘境、光岳。ここは一言で言って、遠い。茶臼小屋で食事。ここからは富士山が綺麗に見えました。茶臼岳、希望峰、易老峰を超えて光岳小屋。ここもテン場はすきすき。楽に2張張れました。そして、いよいよ、光岳へ山頂は小屋からすぐで、あまり展望はよくありません。標識の前で記念写真。よくここまで来たと充実感のある山頂でした。光岩は絶壁。写真を撮りあいました。
夕食は今回も基本、ご飯を炊いたのですがこの日は水量を間違えて失敗。適当はだめですね。しっかり図らないと。
3日目:光岳から聖平まで一気に北上。この日が一番ロングコース。ラッキーだったのかもしれませんが、ガスが結構多くて直射日光が少ない。暑さでばてることなく歩きとおすことができました。ただ、絶景を楽しみながらの稜線歩きにはなりませんでした。
4日目:今日は聖岳をピストンするだけ。登りはほぼガスで時折青空が少し覗くだけ。しかし、山頂ではそのガスが山頂では消えてしまい、北側の山々が綺麗に見れました。そこからの赤石岳の大きさは目に焼き付きました。デーンと前に立ちふさがっているよう。来年はあの山に行けないものでしょうか。
5日目:下山の日ですが、10時のバスに間に合わせるには当初案の5時出発では危ないので、4時出発と変更。
朝起きると雨が本降り。真暗な雨の激下り。いい経験をさせていただきました。なんとか1時間前の9時に下山、泊まっているバスの道の奥に水場があり着替えることができました。びしょ濡れで、一週間の汗と垢を貯めたタイツとアンダーシャツを脱ぎ去ったとき、山から無事降りることができたと、ホッとしました。
温泉はいいところでしたが20人の団体と重なったこともあり、ここは満員。山は静かでしたが、下界はやっぱり、人の山でした。
帰りはJR,名鉄特急、近鉄特急を乗り継いで、大阪へ。
天王寺着が8:55だったのでモンベルへ。山行中外れてしまったストックの石突を買って帰りました。
南アルプスは人が少なく静かで、整備されすぎてなくダイナミックで、大好きなエリアです。聖岳から見た、赤石岳の勇ましい姿が目に焼き付いています。
来年も南アルプスに、できれば、赤石、悪沢岳、塩見岳にチャレンジしたいです。
何はともあれ、今回も、無事帰宅できてよかったです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する