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Yamareco

記録ID: 943496
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

【北海道遠征一座目】新冠コースからの幌尻岳

2016年08月10日(水) ~ 2016年08月11日(木)
 - 拍手
GPS
26:05
距離
41.7km
登り
2,431m
下り
2,424m

コースタイム

1日目
山行
3:25
休憩
0:00
合計
3:25
14:15
38
インドナップ山荘
14:53
137
いこい橋回転ゲート
17:10
30
奥新冠ダム
17:40
新冠ポロシリ山荘
2日目
山行
9:08
休憩
0:47
合計
9:55
4:25
29
新冠ポロシリ山荘
4:54
57
渡渉点
5:51
24
中間点
6:15
42
水場
6:57
5
大岩
7:02
5
稜線分岐
7:07
7:18
23
幌尻岳山頂
7:41
7:53
38
8:31
8:36
42
幌尻岳山頂
9:18
61
中間点
10:19
10:38
177
新冠ポロシリ山荘
13:35
45
いこい橋回転ゲート
14:20
インドナップ山荘
林道歩き片道約3時間半。山荘から幌尻岳山頂への登り2時間42分、下り1時間43分。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ゲートのあるインドナップ山荘に駐車。
※ 山荘は使われていない?
コース状況/
危険箇所等
1日目 新冠町〜 未舗装林道〜奥新冠ゲート(インドナップ山荘)〜新冠ポロシリ山荘

19kmといわれる林道歩き自体はアップダウンがありますが、危険箇所、迷い箇所はありません。問題はそこに至るまでの40km近い未舗装林道です。さほど荒れているようには見えなかったのですが、念のため慎重に走行していたのにもかかわらず、帰りの出発直後パンクしてしまいした。スペアタイヤ、工具、確実なタイヤ交換の技術が必要です。携帯電話もつながりません。

2日目 新冠ポロシリ山荘〜幌尻岳〜肩 〜新冠ポロシリ山荘〜インドナップ山荘

道は終始明瞭です。前半は笹や草が生い茂っているので朝は露でかなり濡れると思います。山荘を出発して暫くいったところにとても足場の悪い急斜面をトラバースする箇所があります。ロープが張ってありますが、下は崖になっています。慎重に通過しましょう。有名な渡渉ですが、思ったよりしっかりした橋になっていました。
1126地点付近に痩せ尾根がありロープが張られています。ぱっと見大したことないですが、過去に転落死した方がいるそうなので注意です。後半の森林限界を越えたところでは落石に注意です。雄大な七つ沼カールを見るためには肩という場所までピストンする必要があります。
その他周辺情報 三石温泉 昆布のダシ湯があります。
スタート地点のインドナップ山荘。無人で中には入れなさそうでした。ここから日帰りする方がいました。この後の林道歩きですれ違ったのですが、神威山荘でばったり再会します。
2016年08月10日 14:14撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 14:14
スタート地点のインドナップ山荘。無人で中には入れなさそうでした。ここから日帰りする方がいました。この後の林道歩きですれ違ったのですが、神威山荘でばったり再会します。
いよいよスタート。
2016年08月10日 14:15撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 14:15
いよいよスタート。
五分で再びゲート。右のゲートをくぐります。
2016年08月10日 14:19撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 14:19
五分で再びゲート。右のゲートをくぐります。
5キロごとに山荘までの距離を示す看板があります。
2016年08月10日 14:48撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 14:48
5キロごとに山荘までの距離を示す看板があります。
いこい橋のゲート。
2016年08月10日 14:53撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 14:53
いこい橋のゲート。
人が通るところが回転式になっていて結構狭いです。膝をぶつけてしまいました。
2016年08月10日 14:53撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 14:53
人が通るところが回転式になっていて結構狭いです。膝をぶつけてしまいました。
滝などを鑑賞しつつ、
2016年08月10日 15:11撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 15:11
滝などを鑑賞しつつ、
ひたすら歩きます。
2016年08月10日 15:14撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 15:14
ひたすら歩きます。
ちょうど時速5kmで歩いていることを確認。
2016年08月10日 15:45撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 15:45
ちょうど時速5kmで歩いていることを確認。
たまにコンクリート舗装に出くわします。
2016年08月10日 15:51撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 15:51
たまにコンクリート舗装に出くわします。
目立ちませんが、所々0.5km毎に距離ポストがあります。全てあるわけではないようです。
2016年08月10日 15:56撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 15:56
目立ちませんが、所々0.5km毎に距離ポストがあります。全てあるわけではないようです。
キタキツネがいました。あまり逃げません。普通に追い越します。
2016年08月10日 16:32撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 16:32
キタキツネがいました。あまり逃げません。普通に追い越します。
これも何かで見た岩清水です。
2016年08月10日 17:05撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 17:05
これも何かで見た岩清水です。
奥新冠ダムと幌尻湖。もう少しです。
2016年08月10日 17:10撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 17:10
奥新冠ダムと幌尻湖。もう少しです。
2016年08月10日 17:15撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 17:15
やや道が狭くなりました。
2016年08月10日 17:17撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 17:17
やや道が狭くなりました。
新冠ポロシリ山荘。約3時間半かかりました。この日は明日林道を下る10名ほどのガイドツアーと、登頂する3人パーティの方が先着。沢水が豊富に引かれていて、トイレも清潔な山荘。シュラフカバーだけだったので夜は寒くてよく寝られませんでした。誤算。
2016年08月10日 17:40撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/10 17:40
新冠ポロシリ山荘。約3時間半かかりました。この日は明日林道を下る10名ほどのガイドツアーと、登頂する3人パーティの方が先着。沢水が豊富に引かれていて、トイレも清潔な山荘。シュラフカバーだけだったので夜は寒くてよく寝られませんでした。誤算。
2日目!明るくなった4時半スタート。私一人です。
2016年08月11日 04:25撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 4:25
2日目!明るくなった4時半スタート。私一人です。
小さな沢を渡ります。
2016年08月11日 04:35撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 4:35
小さな沢を渡ります。
道ははっきりしていますが、笹が生い茂り、朝露で濡れます。
2016年08月11日 04:43撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 4:43
道ははっきりしていますが、笹が生い茂り、朝露で濡れます。
沢沿いに来た道を振り返る。
2016年08月11日 04:51撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 4:51
沢沿いに来た道を振り返る。
渡渉ポイント。流木などで組まれた橋。見た目以上にしっかりしていますが、豪雨では流されてしまうかも。
2016年08月11日 04:54撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 4:54
渡渉ポイント。流木などで組まれた橋。見た目以上にしっかりしていますが、豪雨では流されてしまうかも。
見晴台。
2016年08月11日 05:39撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 5:39
見晴台。
中間点。
2016年08月11日 05:51撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 5:51
中間点。
水場。雪解け水のような冷たさです。
2016年08月11日 06:15撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 6:15
水場。雪解け水のような冷たさです。
振り返ればポロシリ湖。下山時、もう少し上からでは山荘の青い屋根が確認できました。
2016年08月11日 06:20撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 6:20
振り返ればポロシリ湖。下山時、もう少し上からでは山荘の青い屋根が確認できました。
突如森林限界を超え世界が変わりました。南斜面ですがまだ日陰で涼しいです。右に大岩が見えます。
2016年08月11日 06:24撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 6:24
突如森林限界を超え世界が変わりました。南斜面ですがまだ日陰で涼しいです。右に大岩が見えます。
お花畑。様々なお花が咲き乱れていました。
2016年08月11日 06:30撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 6:30
お花畑。様々なお花が咲き乱れていました。
2016年08月11日 06:42撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 6:42
稜線に出る手前にある大岩に到達。
2016年08月11日 06:57撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 6:57
稜線に出る手前にある大岩に到達。
稜線着。振内コースと合流。
2016年08月11日 07:02撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 7:02
稜線着。振内コースと合流。
2016年08月11日 07:03撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 7:03
山頂。山荘から2時間42分。よく晴れて360度の大展望ですが、山座同定が全く出来ません。カムエクどれだー?
2016年08月11日 07:07撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 7:07
山頂。山荘から2時間42分。よく晴れて360度の大展望ですが、山座同定が全く出来ません。カムエクどれだー?
わーい!
2016年08月11日 07:13撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 7:13
わーい!
七つ沼カール。せっかくここまで来たのだから、この景色を見るため肩といわれる展望台まであるきました。雪渓はすでになく、沼の水量が少なくなっていました。ヒグマも確認できず。
2016年08月11日 07:41撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 7:41
七つ沼カール。せっかくここまで来たのだから、この景色を見るため肩といわれる展望台まであるきました。雪渓はすでになく、沼の水量が少なくなっていました。ヒグマも確認できず。
山頂に引き返すため登り返します。
2016年08月11日 08:08撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 8:08
山頂に引き返すため登り返します。
2016年08月11日 08:13撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 8:13
さあ下ります。この写真ではわかりませんが、山荘の青い屋根が見えました。3人組の方とすれ違う。
2016年08月11日 08:37撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 8:37
さあ下ります。この写真ではわかりませんが、山荘の青い屋根が見えました。3人組の方とすれ違う。
可愛いシマリス登場。ドングリらしき物持ってます!下から運び上げたのでしょうか?
2016年08月11日 08:43撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 8:43
可愛いシマリス登場。ドングリらしき物持ってます!下から運び上げたのでしょうか?
登頂の達成感に浸りながら、爽やかなダケカンバ林を下ります。
2016年08月11日 09:11撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 9:11
登頂の達成感に浸りながら、爽やかなダケカンバ林を下ります。
ただいま!誰もいないひっそりとした山荘。
2016年08月11日 10:19撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 10:19
ただいま!誰もいないひっそりとした山荘。
山荘内の様子1。
2016年08月11日 10:33撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 10:33
山荘内の様子1。
山荘内の様子2。
2016年08月11日 10:33撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 10:33
山荘内の様子2。
山荘内の様子3。
2016年08月11日 10:33撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 10:33
山荘内の様子3。
後は長い林道を下るだけ。
2016年08月11日 11:05撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 11:05
後は長い林道を下るだけ。
またこれを通過して、
2016年08月11日 13:35撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 13:35
またこれを通過して、
無事帰還。一応下りのはずですが、来るときより時間がかかってしまいました。
2016年08月11日 14:20撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/11 14:20
無事帰還。一応下りのはずですが、来るときより時間がかかってしまいました。
そして帰りの林道で直ぐにパンク!ひょっとしたら、行きでピンホールがあいて、下り始める前からパンクしていたのかもしれません。
2016年08月11日 14:57撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 14:57
そして帰りの林道で直ぐにパンク!ひょっとしたら、行きでピンホールがあいて、下り始める前からパンクしていたのかもしれません。

感想

念願の百名山幌尻岳に無事登ることができて感無量です。これで今回の北海道遠征の最低限の目標を達成できました。
天候にも恵まれ、山頂からは日高の素晴らしい山々を丸ごと堪能することが出来きた甲斐がありました。山荘ではご一緒したかたと話も弾みいい思い出になりました。

一般によく登られる幌尻山荘からの振内コースも魅力的でしたが、バス代宿泊費、予約の手間などを考えると、自由度の高い新冠コースが自分には合っていると思いこちらを選びました。しかし、繰り返しになりますが、とにかくアプローチの未舗装林道が長いのなんのって。北海道の林道は甘くみてはいけないと勉強になりました。さあ次はペテガリ岳です。

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コメント

山頂で
おいらを写してくれた方ではないでしょうか。
ありがとうございました。
やはり素晴らしいスピードですねぇ。
2016/8/23 5:21
プロフィール画像
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