荒沢岳で山の楽しさを体感
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,281m
- 下り
- 1,277m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:30
天候 | 時々ガスがかかるも晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖、鉄ハシゴを利用した登り箇所が豊富に有り油断できません、新潟県のグレーディングで最高位なのも納得です。水場は無く暑い時には3L程度はしっかり準備が必要です(前凜肇薀弌璽稿擦隆箴譴砲舛腓蹐舛腓輓れる水が有って助かりました) |
写真
感想
以前登った越後駒ケ岳や枝折峠からも望めたその雄大な山容に魅せられて今回の山行に。
前月平ヶ岳登山は生憎のガスの中でタマゴ石を忘れる失敗をしてしまいましたが、今回はスタート時点でこそ朝霞が出ていたものの、歩く内に雲海の上に出ると昨夜の雨が嘘のような快晴になりました。
登山口駐車場から入り、沢の左手急登を登っていく内に陽光が射し始め、左側に眺望が開けてきました。まだ体がモード変換するまではきつい登りで、男女ペアの方に先に行ってもらい、徐々に慣らして歩きました。登山道の周りはリョウブが沢山あって花の時期は香りで匂うようでしょうね。
前山は三角点があるだけの広場ですが奥只見湖が良く見え、先の道はなだらかなアップダウンが気持ち良く、この日の登山では僅かに気が緩めた時間でした。
前下からはいよいよ鉄ハシゴ、鎖の連続で気が抜けません、前日の雨で濡れて滑りやすくかったのですが、木の根や岩の角が丁度手に当たる所にあるので登りにくさはありません。明るい尾根に出ると目の前に前瑤硫絏紊箸靴心篶任圧倒してきます、最初の感想は(これのどこを登るの?・・・)でした。もちろんガイドブックでもトラバースについては説明されていますが、眼前の光景を目にすれば考えざるを得ませんでした。
足下の一枚岩を数枚下り、暫く山腹を横に進むと、鎖が岩の間から垂れています。お〜これを上るのか・・・緊張しながらも、ここを登れる充実感に浸りました。
それにしてもさっきの前下から緊張感が続きっぱなしです、一旦登り上げてから右に回って尾根に出た所で木のベンチで休憩(ここが地図表記で前瑤砲覆辰討い訃貊蠅里茲Δ任后⇔匹見ると座ったベンチが荒沢岳の古い標識だったのにはびっくり)
ここから見上げる頂上はまだ遠くにあって、果たして疲れた体を引っ張って行けるのだろうかと不安にさせるだけの高さがありました。
辛抱しながらひたすら登って稜線に出、ここから右に向って岩を回り急登を這い上がると頂上到着。
目の前に兎岳〜中ノ岳〜駒ケ岳への縦走路が広がります、以前駒ケ岳で出会った地元の方から(このルートは裏ルートでしんどいけど人気があるんですよ)と言われましたが、歩いてみたい気持ちをそそされるのも分かります(理想の馬蹄形です)
久しぶりに快晴の中を気持ち良く歩け、他の登山者は縦走者1名、男女ペア、帰路にすれ違った一名だけという具合で静かな山行でした。
奥只見は2回目ですが暫くこの辺りが病みつきになりそうで怖いです。
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