扇沢〜針ノ木岳〜蓮華岳〜七倉岳〜七倉


- GPS
- 46:58
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,495m
- 下り
- 2,858m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:02
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 8:10
天候 | 24日:曇り。 25日:晴れ時々曇り。 26日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:七倉温泉からタクシー(乗り合わせ)で信濃大町駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全コースに亘り、さしたる危険はなかった。一部鎖、ロープ設置の箇所あり。 最もやばい感じは船窪の水場。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
■大町駅では扇沢行バスに観光客の長い列。結局増発便が出た為にゆっくりと座ることができた。空模様は曇り。明日は天気良さそうな予報なので、今日テントを張るまでは雨が降らないで欲しいと念じつつ登った。曇天は、雨が降らない限り、強い日差しを受けないで済むので反って良い。針ノ木雪渓は溶けてしまって今は夏道になっている。上部で微かに雪渓の終焉をみた。
■14kgほどのザ゛ックを担いでの登りはさすがに疲れた。針ノ木小屋に着いた時にはホッとした。幕営の手続きを済ませて、テン場へ。水場は遠いと言うので1リットル200円で2リットル買った。テン場には先客1張あった。明日の天気に期待。夜はパラパラと僅かに雨が降った。
■2日目は5時起床。朝食を済ませてテント撤収。テント、フライは乾かす為に広げ干したままにして、空身で針ノ木岳を往復した。素晴らしい展望に恵まれて来てよかったという思いが込み上がった。頂上で半時間以上も展望を堪能した。
■針ノ木岳より戻りザックを回収して今日のゴール地点の船窪へ向かった。蓮華岳からの下りはザレ場から始まるが、この辺りでコマクサを多く見た。蓮華の大下り、最終段階の北葛乗越直前は険しい岩場で慎重に下った。乗越からは再び登りとなるが疲れが出てきて足取りが重くなり、休みがちになってきた。針ノ木岳では素晴らしい展望が得られたが、今は、ガスが上がってきて早朝のような展望はない。
■七倉岳で先行していた単独行のシニアに追いついた。彼の気付きで雷鳥2羽をみることができた。彼はおごじょも見た由。私より5歳年長で、果たして私もその年の頃になっても元気にアルプスを歩くことができるだろうかとふと考えてしまった。
■船窪小屋で幕営の申し込みをしたときお茶を馳走されたが、小屋泊でもないのにこんなサービスを受けたのは初めて。缶ビールを買って、小屋からはかなり離れたテント場へ向かった。テント場には既に2張先客あり。ツエルトを設営してから水場に向かったが、危なっかしい場所にその水場はあった。夜は危険なので行かないようにとの注意標示もある。ツエルトに収まってまずはビールで今日の歩きを癒した。
■なんだか顔、頭、手などを中心にして痒い。痒い箇所が少し膨れているのでダニに噛まれたに間違いない。確かにツエルトの場合はダニが入ってきやすいのかもしれないが、こんなのは初めてのこと。他のドームテントの2張の主は果たして何ともなかったのだろうか。噛まれたのは10〜20か所どころではない。あ〜あ、小屋泊にすれば良かったな〜。
■3日目、天気は良し。今日は七倉へ下山するだけなので気が楽。テント場から船窪小屋までの間も展望が良いので写真撮りに夢中となり40分以上もかかった。小屋前でもさらに15分ほど展望を楽しんだ。下りてしまうのが勿体ない感じ。七倉尾根を下山し七倉山荘の温泉で汗を流し、缶ビール、冷やし中華を食べてのんびりとひと時を過ごした。七倉尾根途中で追い抜いた3人組パーティを待ってタクシー乗り合わせして信濃大町へ帰った。
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