前穂高岳・奥穂高岳(重太郎新道〜前穂〜吊尾根〜奥穂〜穂高岳山荘〜涸沢〜上高地)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 1,888m
- 下り
- 1,884m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:13
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:20
天候 | 曇り時々晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
帰り 12:10上高地-12:50梓湖畔温泉14:00-18:30藤沢 |
コース状況/ 危険箇所等 |
重太郎新道〜前穂 急登、虫が多い。登りよりも下りの方が大変そう。 吊尾根 道幅もそれなりで危険箇所はありませんが、多少注意が必要かも。 |
その他周辺情報 | 梓湖畔温泉 ¥720 向かいの蕎麦屋さん |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
携帯
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
夏山の〆に、去年行きそびれた前穂と奥穂へ行ってきました。直前までお天気が不安定だった為、当日になって2日目の行程から登ることに。
歩き始めは晴れていて、岳沢からの美しい眺めを堪能しながらの山行でしたが、標高が上がるにつれて虻?が大量発生し始め、あろうことか鼻の中へ。しかも入ったまま、いくら擤めど出てこず、過呼吸で酸素も薄くなり頭がクラクラする始末。
なんやかんやでやっと紀美子平まで到着し、ザックをデポして前穂へ。山頂はガスで展望は無しでした。記念撮影だけしてさっさと下山しました。
紀美子平でおにぎりとコーヒーで一服し、いざ奥穂へ。進行方向を確認すると思わず目を掠めたくなるようなトラバース道。てっきり尾根の上を歩いていくのかと思っていたので(そっちの方が危険か)、まるでイメージが違いなんか嫌な予感がしてきます。
いつものように私が先に行くのですが、いきなり滑りそうなザレ場に足が竦みます。Oさんは後ろから「茶色い踏み跡があるでー」と声をかけてきますが、反応する余裕もなく、態勢を低くしながら慎重に通過しました。
内心「ヘルメット置いてくるんじゃなかったー」と後悔しながら歩いていくと次第に道幅も広がり、落ち着いてきましたが、それでも所々岩場のような箇所があり、ビビリの私には決して楽ではありませんでした。
重太郎新道では「明日晴れてたら北穂もワンチャンありだな」などと調子に乗っていましたが、すっかり意気消沈し、そんな心持ちを映し出すかのような鉛色をした空の中を奥穂へ。最後は特に危険な箇所もなく、案外あっさり到着しました。
山頂で記念撮影やら何やらした後、雨が降りそうだとさっさと小屋へ。真上に架けられたはしごや鎖を緊張しながら降りていくと、何となくこれまで無意識のうちに避けてきた世界の中へと自分が入っていく気がしましたが、山荘の中は見た目ほどの混雑ではなく、受付を済ませた後、荷物も部屋へ運ばないでOさんとぬるめのビールで乾杯しました。
翌日は予報通り雨でしたので、北穂どころか涸沢岳へも行かず、早々に涸沢へと下山していきました。途中、団体さんの渋滞に巻き込まれたりもしながら、それでも雨で人が少ないのであろう上高地への道をひたすら歩きながら、所々で休憩し、観光客たちが増え始めた頃、昨日歩き始めたところへ戻ってくることができました。
計画通りの山行は、おおよそできましたが途中から展望も悪く、また高所を歩くことに不慣れな点など反省点も露呈しましたが、山荘で同じ部屋になった方々にも恵まれ、4年前は上高地からただ眺めていただけの、念願の穂高を少しでも歩くことができたので、終わってみれば楽しかった思い出となりました。
個人的には槍と北穂が残ってしまいましたが、来年大キレットと一緒に片をつけるということで😓。ジャンダルムは再来年で勘弁丸😰。
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