薬師岳
- GPS
- 10:00
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,780m
- 下り
- 1,775m
コースタイム
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:59
天候 | 晴れ→曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
有峰林道は開通時間6:00〜22:00 5:20ごろ有峰林道ゲート前で10台目くらい?6:00開通するもゲートから折立までで20km程度あり、間に工事信号もあって折立到着は6:40ごろ。林道沿いの駐車場は先行車で埋まったため、ダートを400mほど走った臨時駐車場に駐車。こちらはまだまだ余裕がありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。 1350m〜1800m 林間の急坂、石混じりの泥道。ぬかるみもたまにあり。木の根の階段たくさん。 1800m徐々に岩盤むき出しの地面が現れ始める。濡れてなければ歩きやすい。 1900m〜2200m(五光岩ベンチ)斜度は緩い。樹林帯抜ける。石敷き登山道が現れるが荒れてる。 2200〜2300m(太郎平小屋)緩やかな石敷き登山道やや荒れてる。太郎平小屋手前は木道。 太郎平小屋〜薬師峠 ほとんど木道。 薬師峠〜2500m 薬師峠からしばらくは沢沿い。そのあとは岩が続く枯沢のガレ場。急坂。 2500〜2700m(薬師岳山荘)ザレ道 2700m〜2900(避難小屋跡)ザレの急登。 避難小屋跡〜山頂 岩場のトラバース。 |
写真
装備
個人装備 |
1/25000地形図
ガイド地図
コンパス
保険証
飲料水(2L)
500mlペットボトル2本
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
医薬品
タオル
携帯電話
雨具
時計
非常食
熊鈴
ヘッドランプ
ロールペーパー
ザック
タイツ
Tシャツ替え
長袖ジャケット
車
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感想
7月末に一度挑戦するも、天候と体力不足で途中撤退した薬師岳に再挑戦。
天気はよく、樹林帯を抜けた時には遠く剱岳も見えて最高。始終ガスに巻かれて展望が利かなかった前回と違って、周囲の景色がこんなに開けていたとは!。乾いた登山道の歩きやすさも手伝って気分はアゲアゲ。
樹林帯を抜けると登山道が整備されているが、結構荒れている印象。設置された時は歩き良かったんだろうけど、脇の添え木はばらけているし、敷石は崩れているところが多い。登りでも下りでも思わされたけど、いつ頃整備されたんだろうこの道?この先整備されることはないだろうな。たまに土止めの鉄棒が飛び出てたり、大した斜度ではないと思っていても地味に斜度がきつくなっていたりと気が抜けない印象。前回はここで調子に乗って後半の悪天候での体の冷えと相まって撤退させられたんだよ。
登山開始時間としては遅い7時登り始めなので太郎平小屋に着いた時点で雲が結構上がってきている。晴れだけどやがて曇るのは間違いない。間に合うか?
薬師峠までは開けたハイマツの中をなだらかな木道が続き歩きやすく快適。薬師峠のキャンプ場の手前で一旦標高を下げた後は、沢沿いに登り甲斐のあるガレに。斜度はそこそこあるものの、時折太陽が陰る場面も出てきて、体力的には涼しくて助かった。ガレ場が終わると後はひたすらザレた道が続く。この辺りから頭カラッポ状態での前進となってきた。それでも問題ないほど晴れていればわかりやすく単調な道が続く。
薬師岳山荘は小綺麗ですごく泊まってみたくなる山小屋だった。ここで一息いれるとザレの急登が続く。頂上だと思っていた避難小屋跡までひたすらザレ場の登り。ジグザグが切ってあるぶん斜度は緩くなっていて、ここも頭カラッポで歩けるけど、気を紛らせられないと忍耐を要する道かも。(頭カラッポ状態は頭の中でラヴェルのボレロかエルガーの威風堂々がエンドレスでかかってた。こういう道は行進曲がオススメ。)
避難小屋跡まで登るとガスが追いついてしまい、周囲は真っ白に。ほどなく着いた山頂も残念ながらガスの中。下から見えてた時にはさぞ景観は良いだろうと思っていたのでものすごく残念。
下りは長かった。下り始めてすぐに一旦はガスが晴れる。この時刻だったら山頂からの展望が望めたかもー。
太郎平小屋以降は曇りに。暑くないのは良いのだけれど緩やかな道はやたら長く、なかなか標高が下がらない。雷鳥のつがいが出てきたり、西に傾いた太陽で輝く有峰湖に癒された場面もあったものの、樹林帯に入ってからは急坂もあってうんざりしてくる。もう20〜30分くらいかなと思ったところから結局1時間かかって登山口に帰ってきた時には身も心もボロボロに。
体力があるうちにやっておこうと思った日帰り薬師岳。達成できたのは嬉しいものの、もう一回やれといわれたら、「お願いだから薬師岳山荘で一泊させて」って言います!
有峰林道の開通時間があるので、折立前泊しないと早い時間からの登り始めができない点はこのルート日帰りの難点。ゲートから折立までそこそこ時間もかかるので、もっと早くからゲートが開いてほしいところ。
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