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Yamareco

記録ID: 954024
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳ー頂上に着くとすっかりガスってしまった貴公子ー

2016年09月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
aberchan その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:41
距離
11.1km
登り
1,207m
下り
1,202m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
1:35
合計
8:34
距離 11.1km 登り 1,207m 下り 1,207m
6:32
0
7:17
7:19
34
7:53
7:58
86
9:24
9:32
24
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10:04
48
10:59
11:54
3
11:57
11:58
33
12:31
12:32
24
12:56
12:59
42
13:41
13:46
8
13:54
14:00
66
天候 快晴、のち山頂部ガスに包まれる
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
【仙流荘まで】
中央高速 埼玉県の自宅を2時半過ぎに出発、諏訪インター、152号経由で仙流荘着5時過ぎ。バス停横の駐車場は一杯で、河川敷の駐車場へ。まだ2割くらいの入りでした。
【バス停】
皆さんバスを待つ列にザックを置いてバスのチケットを買う列に並ばれていたので、我々もそれにならいました。この時期始発バスは6:05の予定でしたが、5時半頃からチケット売り場が開いて券を変えるようになりました。始発バスも5:40くらいからの運行に変更に。我々は5:40過ぎ発の3便に乗ることができました。7月末に来た時に始発の10便に乗れず1時間ほどバス待ちをしたので、第1陣の10便に乗れるよう早目に自宅を出たのが良かったようです。チケットは荷物料込み一人
1,340円。
【北沢峠】
仙流荘から北沢峠まではバスで50分程度。6時半頃到着。この時間はすれ違いがないので早目に着きました。バスの運転手の方から山や鋸岳の丁寧な案内がありました。
コース状況/
危険箇所等
長野県へネットで登山届提出(山ピコ利用)。
【北沢峠〜仙水峠】
沢沿のゆるやかなコースをゆっくり進みます。樹林帯を抜けると岩がゴロゴロ続く岩場に。仙水峠から甲斐駒ヶ岳と摩利支天が眼前に迫り迫力満点です。今日は残念ながら甲府側の展望はなし。仙丈ヶ岳もガスに隠れがち。北岳方面は完全にガスのなかでした。
【仙水峠〜駒津峯】
樹林帯の中の急登が続きます。眼前に迫る甲斐駒ヶ岳、向かいの仙丈ヶ岳、遠く中央アルプスを眺めに癒されます。
【駒津峯〜山頂】
六方石まで一度岩場を下ります。両サイドが切れ落ちた痩せ尾根、高低差のある岩場を経由して直登と巻道の分岐点に。砂礫層で滑りやすく、所々岩場のあるコースを進みます。岩場はグリップがしっかりしていて問題なく登れます。
その他周辺情報 仙流荘のバス停で一人100円の割引券(500円)をもらって高遠の「さくらの湯」で汗を流しました。あいにく高遠はお祭りの最中で車で商店街にアクセスできなかったので、伊那のソースカツ丼の有名店「たけだ」で。ソースカツ丼、馬刺し、モツ煮を頂いて帰宅しました。このお店は精肉店直営店経営で、地元の人、遠方の人が訪れていました。とってもお勧めできるお店でした。中央高速の渋滞も解消されていました。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
鋸岳の稜線がくっきり。今日は期待できそうな天気。
2016年09月03日 05:06撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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鋸岳の稜線がくっきり。今日は期待できそうな天気。
バスのチケットの列とバス待ちの列ができています。切符を買ってザックをピックアップしてバスを待ちます。
2016年09月03日 05:26撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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バスのチケットの列とバス待ちの列ができています。切符を買ってザックをピックアップしてバスを待ちます。
北沢峠着
2016年09月03日 06:36撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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北沢峠着
一旦北沢峠から林道を下ります。
2016年09月03日 06:42撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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一旦北沢峠から林道を下ります。
テン場通過
2016年09月03日 06:46撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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テン場通過
レリーフ
2016年09月03日 06:47撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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レリーフ
仙丈ヶ岳方面もくっきり晴れています。
2016年09月03日 06:47撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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仙丈ヶ岳方面もくっきり晴れています。
仙水峠を目指します。
2016年09月03日 06:48撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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仙水峠を目指します。
2016年09月03日 07:06撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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突然、岩ゴロの斜面が開けます。
2016年09月03日 07:32撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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突然、岩ゴロの斜面が開けます。
色づき始めています。
2016年09月03日 07:32撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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色づき始めています。
2016年09月03日 07:34撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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斜面の右端を進みます。
2016年09月03日 07:40撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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斜面の右端を進みます。
不思議な景色
2016年09月03日 07:46撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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不思議な景色
仙水峠到着。甲府方面はガスのなか。
2016年09月03日 07:56撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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仙水峠到着。甲府方面はガスのなか。
摩利支天の奥に甲斐駒が迫ってきます。
2016年09月03日 07:58撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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摩利支天の奥に甲斐駒が迫ってきます。
こんなコース
2016年09月03日 08:12撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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こんなコース
こんな木も
2016年09月03日 08:17撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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こんな木も
仙丈ヶ岳もまだくっきり見えています。
2016年09月03日 08:30撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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仙丈ヶ岳もまだくっきり見えています。
2016年09月03日 08:31撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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甲斐駒の迫力に圧倒されます。
2016年09月03日 08:46撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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甲斐駒の迫力に圧倒されます。
2016年09月03日 08:50撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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このコースはあまり花がありませんが、数少ない花が咲いていました。
2016年09月03日 08:53撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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このコースはあまり花がありませんが、数少ない花が咲いていました。
仙丈ヶ岳にガスが湧いてきました。
2016年09月03日 08:54撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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仙丈ヶ岳にガスが湧いてきました。
数少ない花
2016年09月03日 09:10撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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数少ない花
甲斐駒にもガスが。
2016年09月03日 09:22撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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甲斐駒にもガスが。
中央アルプス方面。
2016年09月03日 09:27撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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中央アルプス方面。
駒津峰着
2016年09月03日 09:32撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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駒津峰着
鋸岳
2016年09月03日 09:32撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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鋸岳
鋸岳の右側に北アルプスがかすかに見えています。
2016年09月03日 09:33撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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鋸岳の右側に北アルプスがかすかに見えています。
一番の迫力
2016年09月03日 09:36撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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一番の迫力
2016年09月03日 09:50撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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2016年09月03日 10:01撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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直登コース
2016年09月03日 10:01撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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直登コース
時々仙丈ヶ岳も顔を出します。
2016年09月03日 10:12撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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時々仙丈ヶ岳も顔を出します。
六方石
2016年09月03日 10:12撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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六方石
駒津峰から六方石。結構降っています。
2016年09月03日 10:12撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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駒津峰から六方石。結構降っています。
根性のあるダケカンバ
2016年09月03日 10:20撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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根性のあるダケカンバ
かすかに塩見岳
2016年09月03日 10:22撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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かすかに塩見岳
摩利支天もガスが。
2016年09月03日 10:26撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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摩利支天もガスが。
2016年09月03日 10:40撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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2016年09月03日 11:40撮影 by  NIKON D5200, NIKON CORPORATION
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山頂の祠
2016年09月03日 11:53撮影 by  iPhone 6, Apple
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山頂の祠
山頂はガスガス。
2016年09月03日 11:54撮影 by  iPhone 6, Apple
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山頂はガスガス。
近くで見る六方石は迫力満点。
2016年09月03日 12:30撮影 by  iPhone 6, Apple
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近くで見る六方石は迫力満点。
切り立った崖もガスで怖さ半減
2016年09月03日 12:40撮影 by  iPhone 6, Apple
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切り立った崖もガスで怖さ半減
貴公子も霧の中
2016年09月03日 12:46撮影 by  iPhone 6, Apple
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貴公子も霧の中
帰りは双児山経由で。思ったより双児山への登り返しがきつかった。
2016年09月03日 12:59撮影 by  iPhone 6, Apple
9/3 12:59
帰りは双児山経由で。思ったより双児山への登り返しがきつかった。
きつかった
2016年09月03日 13:42撮影 by  iPhone 6, Apple
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きつかった
駒津峰からの稜線歩き
2016年09月03日 13:42撮影 by  iPhone 6, Apple
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駒津峰からの稜線歩き
「たけだ」さんのソースカツ丼。絶品でした。
2016年09月03日 18:47撮影 by  iPhone 6, Apple
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「たけだ」さんのソースカツ丼。絶品でした。

感想

早朝は晴れていた甲斐駒も山頂に着く頃にはガスガスに。前回の仙丈ヶ岳、燕岳に続き、3,000メートル級への登山では、今年は3連敗となってしまいました。今年は台風も多く大気が不安点なせいか、山頂からの景色に恵まれていません。クリアな山頂踏破には、山小屋泊で早朝に山頂に立たないと難しい状況ですかね。再来週双六小屋泊を計画しているのでそちらに期待しています。

仙水峠から駒津峰を目指すコースは、沢沿のゆるやかな登山道に始まり、突然開けたゴロゴロの岩陵地帯を経由しての仙水峠など、変化に富んでいて登りも退屈な思いをせず楽しく登山出来ました。登る人も少なくストレスなく登ることができました。

駒津峰から山頂までは、双児山コースとも合流することもあり、少し混んでくることに加えて、岩場の痩せ尾根や手がかりの少ない岩場もあり、それなりの技術も必要になってきます。上り下りの譲り合い時の停滞も少しずつ出てきます。山頂直下の巻道は、砂礫の登山道に足を取られることもありますが、岩場はグリップがしっかりあり難易度も下がります。しかし、高度も上がってきて息も上がりがちになるのでゆっくり進む必要があります。

山頂は広く、また風を避けることができる岩場もあり、レジャーシートを広げてゆっくり昼食をとることができます。もっとも、駒津峰にザックをデポして、サブザックで登る人もたくさんいました。ゆっくり昼食をとり晴れるのを待ちましたが、一向にガスが取れる気配もないので、諦めて下山しました。

下山コースは、駒津峰から双児山経由のコースで。が、双児山への登り返しが予想以上に足に応え、双児山からの急登の下では、転ばないよう慎重に下りました。

7月末に仙丈ヶ岳に行きましたが、そのコースとの比較では、甲斐駒へのコースの方がアップダウンが多く、きつく感じました。やはり女性的なコースの仙丈ヶ岳、男性的な甲斐駒という感じがよく当てはまるような気がします。

前回登った燕岳との比較では、こちらは混んでいると言っても知れていて、北アルプスの混雑と比べると大したことがないように思えました。また、燕岳のコースは、舗装道路のようにコース整備がなされ、八ヶ岳同様、登山道整備が行き届いているようです。一方、こちら南アルプスは、コース整備は最低限、クサリ場やロープも少なく、より個人の技量を問われるコースが多いような気がします。自分はこちらの方がいい感じがしました。

次回の南アルプス山行は、今回も前回の仙丈ヶ岳でも見ることが叶わなかった北岳・間ノ岳縦走を計画したいです。

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