穂高連峰(北穂高岳・奥穂高岳/96'涸沢ベースキャンプ)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 37.7km
- 登り
- 2,164m
- 下り
- 2,156m
天候 | 8/11 晴 8/12 晴時々曇 8/13 雨 8/14 雨時々曇 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
彦根 ―(東海道・中央・篠ノ井線)― 松本(駅寝) 松本 ―(松本電鉄)― 新島々 ―(バス)― 上高地 復路 上高地 ―(バス)― 新島々 ―(松本電鉄)― 松本 ―(篠ノ井・中央・東海道線)― 彦根 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・上高地〜涸沢 危険個所は特にありません。 ただし帰りは各谷筋で水量が増し、足をとられるメンバーがいて危険でした。 ・涸沢〜北穂高岳 南稜のとりつきに長い梯子・鎖があるが問題なし 山頂直下の残雪は階段状にステップが切られていて問題なし。 ・北穂高岳〜奥穂高岳 北穂ドームの下りに下りのクサリ場があり緊張する。 涸沢槍の登りの岩場、涸沢岳直下のガリー等でクサリ場多数。 慎重にいけば問題ないが逆コースだと怖さ倍増かと思います。 ・奥穂高岳〜涸沢 ザイテングラードの下りは慎重にいけば問題なし。 |
写真
感想
恒例行事ベースキャンプ…今年はあこがれの涸沢生活。
このイベントがあるから今まで穂高岳に行くこともなく過ごしてきたが、ついに穂高岳登山が実現すると楽しみでならなかった。
初日は上高地から涸沢へ。一昨年の北沢峠は荷物が重くても徒歩移動なし。昨年の剱沢は雷鳥坂こそ厳しいものの3時間程度の行程。それに比べると半分は平たんとはいえ6時間の行程は厳しかった。
涸沢カール。素晴らしいテントサイトだった。穂高岳に包まれるような感じに胸が躍る思いで涸沢生活を楽しんだ。
翌日は穂高岳へ。まずは北穂の南稜を登って北穂高岳へ。そこからクサリ場とかに緊張しながらもワクワクしながら涸沢岳へ。そしてついに穂高岳山頂へ。日本第3位、北アルプスでは1の高さを誇るこの山頂を大満喫した。ジャンダルムのそばまで行きたくて少し足を延ばしたが、大きく切れ込んだ断崖絶壁になるのを見てソッコーあきらめましたが…。
前穂にも行く時間はなく、ザイテングラードを下って涸沢に戻りましたが、よかったのはここまで…台風接近にて大雨の涸沢へと豹変。
涸沢小屋の上に数百辰という大滝が現れ、テント下には川が流れだす始末。後半グループも上がってこれずに自分たちも沈殿。翌日は雨が止んだことを受けて下山としたが、横尾までの間、沢筋という沢筋が氾濫してひざ上まで来そうな渡渉を繰り返す始末。流されそうになるメンバーまで出て大変でした。
それ以上に悲惨だったこと…涸沢ヒュッテのトイレでカメラをポチャン!
何とか救い出していただいたものの、カメラケースに付着してそうなアレを洗い流さざるをえず、カメラ内のフィルムがオシャカに…。現像してみたものの紫がかった写真になってしまい、せっかくの初穂高の記録が最悪なものとなってしまいました。
※後年になって当時の記憶を元に記録しましたので、思い出補正があると思います。
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