白根御池小屋テン泊〜北岳ピストン
- GPS
- 07:22
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 2,437m
- 下り
- 2,456m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:43
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 5:53
天候 | 曇り晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:広河原から芦安まで乗合タクシー。芦安から甲府までバス。甲府から電車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
あまし危険な箇所なし。強いて言えば急坂なので下り時はお気をつけ。 |
その他周辺情報 | 白峰会館侮りがたし! |
写真
感想
数年前、、、え、2010年?に行ったっきりでご無沙汰な北岳へ再訪。
pinoco氏を誘って2泊3日で北岳と間の岳を回る緩めルートへ。
初日に白根御池まで登ってテント張って2日目に北岳〜間の岳周回してテントへ帰着、3日目に広河原へ下山、、、のつもりで出発。
甲府駅前のバス停から広河原へ。前回来た時からバスロータリーが変わっててやや戸惑ったものの、かなり早く着いてたのでことなきを得。
バス2台埋まるぐらいの盛況っぷりでした。
広河原着。トイレを借りた後、そそくさ出発。
前回来た時は八本歯経由で北岳山荘まで登ったので、白根御池分岐から先は未知のルートですハイ。
分岐直後から結構な急登。正直舐めきって多少重めだったのでワリにきつかった。まあ風も抜けないしなー。
結構団体さんが何パーティかいらして抜きつ抜かれつ登りつめ。
まあ視界もあんましないしワリに苦行ルートですな。。。
地形図見ると途中からトラバース気味だなーと思ってたんだけどもそこに着くまでが結構長かったように感じますた。
トラバース気味になったなー、と思うとすぐ小屋まで20分の道標が。これを見て初日終了感を感じつつだらーっと歩いて小屋着。ホントに小屋直前まで小屋を視認できませぬ。
とりあえずテン場借りるべ、と受付へ。
なにやら当日夕方に篠笛のコンサートがあるとか。天気が持てば外、ダメなら中でやるから聞きに来てね、とのこと。常念でもこんなことあったなー、と相変わらずの予習不足を痛感。
着いた時の先客は4〜5張ぐらいだったかな?ワリに良さげな場所へテント展開して昼飯におにぎりをもぐもぐ。
さ。夕飯まで暇。ということでちっと飲酒。しっかりビアサーバがあったのでジョッキで。
少し呑んだ後17時夕飯、として散開。僕は昼寝してましたけども。
あ、ここでトイレいったんだけどもここのトイレはスゴイっす。ホントに普通の水洗でした。トレペ流せない以外はその辺のトイレと一緒でビビった。
夕飯はメスティンで米炊いて無限ピーマン(フライパンで)。生ピーマンとツナ缶って山、夏でも全然持ちそうで良いやね。ピーマンツナ缶鶏ガラスープ顆粒と胡椒でごま油省略。
ツナ缶をレトルトパウチにすればもちっと軽くできるし、ピーマンをまるのまま持ってくスペースだけなんとかすれば山メシとしてもかなり優秀なのでは?
メシ後、ビール飲んでだべってるうちに篠笛コンサート開始。
山崎泰之さんという方で白根御池小屋のテーマ曲(小屋のHPで聞けます)作ったりされてる方らしい。
節のつけ方とか所々でのニュアンス付けるためのテクとか尺八を連想するところがあったりでやっぱ和楽器ってことかなー、とか思ったり。
音よりもMCでにじみ出るキャラの方がおもろかったかも。多分音楽だけ聞いてあのキャラは想像できないなぁ、きっと。なかなかいいもん見ました。
1時間ちょいぐらいやってたのかな?結構寒くなってたのでちょちょいと片付けて解散。
結構ガスがかかったり晴れたりで星見えなくはなかったけども撮ろうかなと腰据えるとガスっちゃう、の繰り返しで諦めてふて寝。初日しゅーりょー。
2日目。
5時出ね、とpinoco氏と約束してたんだけども、4時半ぐらいに起きてゴソゴソしてると外から声が。
テント開けると、何やらほっぺが腫れてて痛いから今日パスで、とのこと。
やや動揺して色々話した結果、すぐ降りなきゃなほどには痛くない、てのと、このまま降りるのも悪いなー風な空気を感じ取ったので、北岳まで1人でピストンしてくるから12時のバス目標で下山のつもりでどお?と打診しておっけーもらったのでこっから予定変更。
※寝起きだったせい(にしとこう、この際。)で翌日のバス時刻表が念頭にありました。実際は当日降りだと休日ダイヤ。やー、頭まわんなかった。
北岳単独ピストンになったので、昼飯分の水と火周り道具を置いてくことにして、飲み物1L、携帯、コンデジ*2、レインスーツ、ヘッデン、エマジェンシグッズ、ソイジョイ2つ、飴数個のみ持ってくことに。ザック入れても3キロ前後と超軽量。
前日比−15キロぐらいなのと、あまりちんたら行って悪化するとかわいそうだしな、てことでワリに頑張って登り。
草すべりを抜けきらないうちに鳳凰越しの日の出。
pinoco氏の不運をいたみつつ、、、やー、天気いー!とテンションあがり目。(w
高度を上げてくと甲斐駒登場。やー、やっぱかっくいーね。
右俣ルートとの合流前後から肩の小屋から下山してきた方々とすれ違い。
稜線にたどり着き、仙丈や北アルプスを視認。遠くの方は雲あるけど北アの稜線は突き出ててなかなか。稜線乗ったぐらいから風がだんだん強く。
この稜線乗ったあたりから肩の小屋への見た目がなかなかかっこいい感じ。八本歯側でバットレスをガツっと見るのも良いけどもこっちのルートのが好きかなー。甲斐駒、仙丈も真正面に見えるし。
稜線乗った後は勾配が緩くなるのでワリに楽に。岩岩してくるので危険度はこの辺からのがやや高いかもですが。
肩の小屋、、、はさらっと通過しちゃったので一瞬道がわかんなくなったけどもあまし印象なし。
小屋の入り口まで行って左手に抜けます。分かんなくて右手行こうとしたら通行止めでした。(w
風をもろに受けそうだけどもテン場は結構広くて一回張ってみたいな。次はここに張って白根三山縦走、、、とか夢想しときます。
小屋を超えて30分ぐらいで山頂着。んやー、天気ばっちしー。
標高差1000メートルぐらいだから2時間ありゃイケるかなーと思ってたんだけどもやや届かず。草すべりが思ったより急でけっこ前半で削られたのと、降りてくる方々と道を譲り合ったり、ちょいちょいおしゃべりしてた分ぐらいかな、、、まあ誤差の範囲内ということで。。。
間の岳への稜線に気を奪われつつ、風も冷たいので10分程度で山頂去り。ささ、下り下り。
ほいほーいっと下って右俣と草すべりの分岐箇所へ。
右俣行こうかなとも思ったけども、ま、時間短そうな草すべりへ。
やー、下りのが急に感じるなーと思いつつ白根御池小屋帰着。3時間10分。んむー、3時間切れたかな?とやや微妙な成績。まあ走ってないしこんなもん?
pinoco氏を起こして撤収すんべ、と促した後お片づけ。ほっぺはやっぱまだ腫れてます。まんま虫歯イメージ。やー痛そー!に見えるんだけども聞いてみるとそこまでではない様子。安心。
pinoco氏、寝起きなだけあってじっくり撤収。当方、ちゃっちゃと片付けてしばしボーッと時を過ごした後、下山開始。
やーやっぱ重いー、と思いつつ下山。やっぱ下っても急でした。
しかも湿ってたりザレてたりで何回かスリップ。や、重いのはイカんね、と思いつつ頑張って下り。草すべりでも感じたけど先が見えるからか下りのときのが急に思えるなぁ。
沢の音が近づいてきて急坂が終わりそう、と思ってると白根御池分岐着。気分的にはここで終了。さらーっと下って広河原山荘着。
吊り橋渡ってバス停へ、、、とここでようやく当日が休日ダイヤと言うことに気づく。むは。
30分早ければ前のバス乗れてて次のバスは2時間後、うむー。
ということで乗合タクシーで芦安まで行って風呂入って次のバスで甲府に帰る、案を選択。乗合タクシーがちょうど人数そろったタイミングだったのでほぼロスなく乗れて芦安着。
今まで存在は知ってたものの実は初めて入った白峰会館へ。
や、人が少ないタイミングだったのもあって快適でした。風呂上がっても時間あまったので食堂で味噌カツ定食を所望。作り置きじゃなくて注文受けてから揚げてる感じでした(僕の舌が馬鹿でなければ。)。pinoco氏は蕎麦たぐってましたが蕎麦も幅が不揃いだったのでここで打ってるのかな?ちゃんとしてるー。
ここに前日入りしてロッジで止まって翌早朝から乗合で広河原、とかも良さげだな。。。
次のバスで広河原から来た方が結構降りられたので、無事乗車。結果的になかなか良いチョイスだったかも。
今回はここで待ってた人は無事全員乗れた模様。ピーク時期とかだと怪しいのかな。。。
pinoco氏は今年災難続きだとは聞いてたけどもまざまざと実力を見せつけられる結果に。ご自愛くださいませ。
北岳再訪は果たしたけども、宿題その2の間の岳は果たせず。来年は農鳥とセットで狙わないとだなこれは。
なにはともあれおつかれさまでしたー。
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