娘(6歳)といっしょに。八ヶ岳9 赤岳,横岳,硫黄岳,根石岳縦走(15/百名山)&オーレン小屋ネパール祭り
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,183m
- 下り
- 2,180m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:43
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 9:04
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 8:50
天候 | 1日目快晴、2日目 曇りのち晴れ、夜は雨、3日目 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳〜横岳間はそれなりに危ない箇所あり。通常の幼稚園児にはお勧めしません! が、安全確保して天候がよければ大丈夫でしょう。たぶん。。。 |
その他周辺情報 | 下山後はいつもの もみの湯 大人500円。未就学児 無料。午後5時以降割引あり。 |
写真
感想
3歳で硫黄岳までは行けて、その後も何度も足を運んだ八ヶ岳。赤岳は6歳かな〜と思っていたので、ようやく6歳になりアタック。それなりに険しい箇所はありますが、安全確保で無事に縦走できました。 その上、今回はオーレン小屋のネパール祭りに参加するため、少々遠回りなコース設定ですが、予想以上に歩けました。
夏休みが終わって、9月になり、前々から楽しみにしていたオーレン小屋のネパール祭り。せっかくなので、娘はこれまで行ったことのない赤岳にアタックすることにしました。天気もよさそうでいい感じで計画を立てていましたが、急に台風12号が発生。ちょっと気になりましたが、まあ大丈夫そうということでスタート!
1日目。
早朝に出発しました。夏休み明けだし平日なので美濃戸の駐車場が空いていると期待して行ってみました。夏沢鉱泉・オーレン小屋への桜台への道路よりは舗装状態もよく、やまのこ村の駐車場に到着。1日1000円、3日分3000円の料金を支払って、準備を整えて出発。もし早めに帰宅の場合には返金してくださるそうです。
ここでトイレを借りる場合には、室内のきれいなトイレなので登山靴を脱がなければならないので注意。
朝ごはん、ブリーフィングなどで手間取ってしまって予定より1時間遅れで出発。
南沢ルートは結構長く感じましたが、コケもきれいで八ヶ岳らしい景色がすばらしいです。
だいぶ歩いて、行者小屋に到着。おにぎりの食事休憩。お水がおいしいかったです。
ここから眺める赤岳はまさに目前にそびえ立つ感じで、ホントに登れるかちょっと心配でしたが、予定通り文三郎ルートを進みます。険しそうな箇所は階段になっていて、びっくりするくらい簡単に頂上に到着。
私には何年ぶりかの赤岳山頂。小屋も懐かしく、夕飯までのんびり。
合席してしただいた皆さんと楽しく歓談して、消灯時間まで絵日記を描いたりしながら遊びました。
2日目。
日の出10分前に、娘を起こして日の出を見ようかと思いましたが、雲海があって予定より10分遅れくらいで日の出を眺めました。
いつもはあまり無理して起こさないで睡眠時間優先ですが、今日は朝食時間と近いので起こしてみました。
雲も多くて、すでに明るくなっていて、あまり面白い絵ではなかったですが、それでも雲から太陽が顔を覗かせるのをみて喜んでいました。
朝食を摂って、ゆっくりと準備。
今日は土日参加のメンバーと横岳山頂集合の予定。
時間はたっぷりあるので、朝の渋滞を避けて皆さんが出て行かれた後で、のんびりと、注意しながら進みます。
まずは最初の赤岳展望荘までの急な下り。(以前にきたときは、かなり急だった記憶でした)
今回行ってみると、曇っていて下が見えないせいか、それとも少しは高度に慣れてきたのか普通に歩ける感じでした。
途中、アメリカからの外人さんが坂道で足を滑らせながら登ってくるのを見て拙い英語でお話し。けっこうビビッていて、結局、ここで断念して引き返していきました。せっかくここまで来たのにね〜。
展望荘のあたりは雲の中で展望がないので、しばしコーヒー休憩で時間調整。
さてここからが核心部。
なかなか楽しいコースが続きます。
この時間なので、行き交う人も少ないので、油断せず、落ち着いて一歩づつ歩いていきます。急かされると、緊張しますから、空いているこの日程でよかったです。
いろんな感じで登ったり下ったりを繰り返しながら2人で着実に前進。
そしてようやく、前回来た三叉峰に到着。
ここからは一度通ったルートなので、一安心。
待ち合わせの横岳までももう少しなので、ここで恒例のピザランチ。
今回は、ピーマンやブラウンマッシュルームがないのですが、オリーブオイルやサラミソーセージ代わりのカルパス、燻しベーコンをトッピング。
秘密兵器のはずの小型バーナーはやはり高度のためかうまくいかず。。。
それでもなかなかの味で、おいしい昼食でした。
横岳集合が硫黄岳集合に変更の連絡が来たので、横岳北側のクサリ場がすいたタイミングを待って通過。あとはいつもの台座の頭を通って、硫黄岳山荘を覗く。
いつもよくしていただいている先生にご挨拶をして集合場所の硫黄岳へ向かう。
このあたりからは晴れゾーンなので、メールを送っている間に娘に先行してもらう。
ほどなくして硫黄岳山頂。 何度も夏沢峠のほうを覗きに行くがメンバーの姿が見えないのでコーヒーを入れておやつタイム。
30分か1時間くらいのんびり待っていたら、皆さんのにぎやかな声が聞こえて、無事再会。
しばし展望を楽しんでから、今夜のオーレン小屋のネパール祭りに間に合わせるべく、いつものコースを下山。
きょうはオーレン小屋一帯が賑やか。 お風呂では水しか出ないシャワーで大騒ぎしながら夕食タイム。大勢で食べる夕飯は楽しいねー。
食後はネパール祭りで大騒ぎ。チャイのサービスが美味しかったです。
途中、ちょっと会場から席を外して、戻ってきたら娘とお友達の2人が皆様の前でマイクを持って熱唱! ビックリしました。。。
お祭りが終わるころ雨が降り出して、就寝。
3日目
目覚めると雨は止んでいて、青空が広がっている。
今回も朝食ギリギリで目を覚ましたので、食欲が出るのに時間がかかる。
食後、オーレン小屋からの登頂記念の賞状をいただいて、今日は、根石岳、夏沢峠
、硫黄岳経由で美濃戸へ戻る予定。
ちょっとぐるっと遠回りのような気もしますが、天気がどのくらいもってくれるか、、、。
まずは根石岳までは、キノコの写真などを撮りながら、新感覚でルートを進みます。
いつもの根石岳山頂でも恒例のリッツの振る舞い。手持ちのチーズ、カルパス、ベーコンにオリーブオイルとパセリのトッピングで一段と美味しいおやつ。
ここから夏沢峠までは子供たち主体で進んでもらいました。
見ていてなかなか感慨深いものもがありました。
夏沢峠で、桜台出発チームとはお別れ。われわれは昨日に引き続きもう一度硫黄岳を目指します。
天候が大きく崩れなければいいなと思いながら、途中すれ違いでご婦人2人のパーティとのお話しをしたときに立ったままの小休止1回だけで山頂にはあっという間にたどり着きました。 (チョコレートご馳走さまでした。)
山頂では、オリジナルアレンジの雑炊、おせんべい、コーヒー、クッキーを食べて、昨日通ったルートと同じコースで赤岩の頭へ下ります。
ここから赤岳山荘までは初めてのルート。慎重に下りますが、なかなか長いです。
あまりこのルートで登りたくないかも。。。
途中の渡渉点で水遊びをして、程なく、赤岳山荘。
うわさには聞いていましたが、なかなか大きくて立派。 いつか泊まってみたいです。
一休みして、帰りは北沢ルート。何度も川を橋で越えて、危なそうな箇所はしっかりした木道。 なかなかよく整備されていました。
途中のえん堤広場からは車が通る山道。
最後の最後で、娘転倒。 今回は全然転ばずに着たのにね。。。
平らな道路でも最後まで油断はいけません。。。
今回は、山友達との横岳山頂での待ち合わせや、赤岳アタック、八ヶ岳縦走、噂の美濃戸ルートの開拓、オーレン小屋のネパール祭りなどてんこ盛りの山行でした。
いつものように、途中で出会ったたくさんの皆さんの応援と、娘の「今、6歳」の言葉(前回までは「今、5歳」)で感じられる成長が嬉しかったです。
何よりも一緒に赤岳まで行ってくれた娘に感謝!
そして私は筋肉痛。娘は元気に幼稚園に行きました〜。
次はどこにいこうかな〜
オーレン小屋元スタッフ(この日は手伝いに来てました)です。
子どもたち、山登りも頑張っていたうえに、ネパール祭でも大勢の前で見事な歌でしたね。
ご家族でイベントを楽しんでいただけてとても嬉しいです。
またいつでもお越しください。
コメントありがとうございます。
今回は赤岳まで登ってくれて、がんばってくれました!
イベントのときは、私はちょうど2階に上がっていて、下りてきたら娘とお友達の2人が皆さんの前で歌っているではないですか! ビックリしました!
あまりに驚いて写真も撮れずにおりました。。。 音痴でスイマセン
また遊びに行きます〜
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