鋸岳 第一高点(釜無川ルートをテント泊で往復)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 1,917m
- 下り
- 1,913m
コースタイム
天候 | 9/3 晴れ、後曇り 9/4 晴れ、後曇り、午後一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
工事用車両が入らない、土日で行きました。 ゲートから2名は徒歩、1名は自転車。自転車は途中から押歩き。最後は徒歩に追いつかれました。 林道の下りは前半がダートで傾斜が急。後半は緩やかになって舗装路なので自転車の威力発揮。ただ、前半ダートで前ブレーキが破損。後半は後ろブレーキだけで下山。自転車の使用に注意が必要。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はペンキマーク、テープ等が豊富で道迷いの心配はほとんどない。 とにかく急坂が多く体力勝負の山。三角点ピークから第一高点までは岩場、ガレ場があり、片側切れ落ちているので慎重に。クサリ、梯子等はない。(必要ない程度) |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は近くの道の駅「信州蔦木宿」(600円) |
写真
感想
数年前から鋸岳を狙っていたが、技術的に一番容易な釜無川ルートは長い林道歩きが問題。9.2Kmの林道を自転車使って日帰りのレコは良く見る。しかし、自転車利用も道が急坂でダートのためリスクはある。
一人で林道歩きは嫌なので、仲間を誘ってテント泊とした。2日掛かるが、林道は楽しいおしゃべりタイムになるはず。テン泊で宴会も良い。ということで三人集まってスタート。
一人は自転車で行ってみたいとのことで、先行した。しかし、後半は押歩き。結局、終点直前で徒歩組に追いつかれた。翌日の林道帰りも先行して下って行った。確かに早く着いたが、急坂の途中で前ブレーキが破損して転倒。自転車前部を損傷するわで、被害甚大。自転車利用は慎重に。
林道歩き組も、前半は楽しく喋っていたが、後半は疲れてダンマリ気味。宴会用の荷が重すぎたと反省。ただ、ログハウス前のテント場では三人で大いに盛り上がった。
この日登っていた登山者は8名ほど、17時頃に降りてきた年配4人組は12時間掛かり、これから林道を降りて行くのだと疲れた表情で話していた。18時過ぎに降りてきた2人組は登る前にテントを張っていった。こちらも疲れた様子でテントに戻っていった。とにかく、この山の日帰りはきつそうである。体力勝負の山といった感じ。
翌日は明るくなってから出発。前夜飲み過ぎたのか、一名は体調不良でテント番となった。道は明瞭で、標識こそほとんど無いが、ペンキ、テープは沢山あってルートは判り易い。ただ、ひたすら急坂が続く。富士川水源の美味しい水を補給して一息つくと、また急坂。横岳峠で少し平坦部が出て来るが、直ぐに急坂再開。
三角点ピークへの登りも急坂続き。倒木も多く乗り越え、迂回に手間取る。時々木々の間から見える仙丈ケ岳、北岳の展望が救いになる。上部に近づくと鋸岳も見えて来る。俄然ファイトは湧くが急坂は続く。
ようやく三角点ピークに到着。休憩がてら、ここにある三角点を探すがなかなか見つからない。仕方ないので、下山時に再調査として出発する。
三角点ピークから鋸岳(第一高点)まで標高差は80mほどだが、途中に数個のピークがあって、この登り下りで時間と体力が掛かる。だんだんガスが出て来て焦るが、ここは安全第一。
角兵衛沢のコルを過ぎると、山頂まで後少し。ようやく到達した鋸岳山頂は、ガスに巻かれて展望は少し。時々ガスが流れる隙間から周辺が見える程度。仙丈ヶ岳や北岳、間ノ岳は登る途中で見えたから良かったが、甲斐駒が見れなかったのが残念だった。
30分ほどで山頂を後に、慎重に下る。三角点ピークで再度三角点探し。今度はアイフォンのGPSでたどってみると一発で探りあてた。目視で探していた時に気付かなかった左への脇道があり、その直ぐ先に三角点は鎮座していた。
後はテント場まで無事に降りるだけ。ただ、急坂では木の根で滑って2度ほど尻もちをついた。疲れた足にはキツイ坂である。富士川水源の水場で持ち帰り用の水を補給。少し、花を見る余裕も出て来てテント場に帰着。
テント撤収して下りの林道を辿る。途中少し雨が降ったが、たいしたことにはならず、終点に着く頃には止んでいた。道の駅信州蔦木宿まで車で戻って、ここで解散した。
当初予想通り、体力勝負の山。林道歩きと急坂、山頂近くのガレ場が核心部だが、一番印象に残ったのはやっぱり林道歩きだった。もう一度歩く気にはならないです。とにかく鋸岳山頂に立てて良かった。
コメント
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林道長いですよね
でも、鋸の頂に立った時は満足感はしっかりでした
人も少なく、しっかり山歩きできますよね
帰りの自転車、当方もジェットコースタ―状態でした
(元サイクリング部の技術でなんとか下まで行きましたが、後ろタイヤはダートで跳ねまくってました)
何はともあれ、体力の勝負の山、ご苦労様でした
台風が停滞したので、天気は何とか持ちました。
鋸岳の山頂にも立て、展望もそこそこ楽しめたので満足です。
林道は予想通りに大変でした。距離もありますが、標高差も大きいですね。
とにかく、念願達成出来て嬉しいです。
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