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Yamareco

記録ID: 955776
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍穂の絶景広がるパノラマ銀座縦走の山旅

2016年09月02日(金) ~ 2016年09月03日(土)
 - 拍手
yari33 その他2人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
33:57
距離
22.3km
登り
2,329m
下り
2,410m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:00
休憩
1:51
合計
5:51
距離 4.9km 登り 1,319m 下り 26m
7:16
0
7:16
7:23
30
7:53
7:54
44
8:38
8:39
33
9:12
9:16
31
9:47
9:54
40
10:34
10:38
27
11:05
11:08
35
11:43
13:07
0
13:07
宿泊地
2日目
山行
10:12
休憩
1:24
合計
11:36
距離 17.3km 登り 1,016m 下り 2,387m
5:28
28
宿泊地
5:56
25
6:21
102
8:30
8:35
7
8:42
8:56
9
9:05
9:15
48
10:03
85
11:28
11:58
45
12:43
12:57
36
13:33
13:34
66
14:40
14:45
44
15:29
20
15:49
21
16:10
16:12
37
16:49
16:50
8
16:58
16:59
5
17:04
ゴール地点
ログには記録されていませんが、燕山荘にザックをデポし北燕まで散策しています。
天候 2日間とも晴れ ガス
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
1台を一の沢無料Pにデポ
もう1台で中房登山口無料Pへ。下山後回収
合戦小屋ではスイカが飛ぶように売れていた
1
合戦小屋ではスイカが飛ぶように売れていた
時間に余裕ができたので北燕まで足を延ばしてみた。
時間に余裕ができたので北燕まで足を延ばしてみた。
やっぱりこれだね。今日の歩きはここまで。
あとはガスのあ中でマッタリ。
やっぱりこれだね。今日の歩きはここまで。
あとはガスのあ中でマッタリ。
夕方になって全貌を見せてくれた。
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夕方になって全貌を見せてくれた。
明日も天気良さそう!
2
明日も天気良さそう!
2日目。朝日が昇る
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2日目。朝日が昇る
朝日を背に表銀座突入。正面に槍が岳を捉える。
朝日を背に表銀座突入。正面に槍が岳を捉える。
しかし、大天井岳はガスの中
しかし、大天井岳はガスの中
振り返れば燕山荘は遥か後方に。
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振り返れば燕山荘は遥か後方に。
朝一の槍が岳方面は雲ひとつない好天
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朝一の槍が岳方面は雲ひとつない好天
大天井岳山頂でガスが切れた!
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大天井岳山頂でガスが切れた!
歩いてきた稜線と遠くに燕山荘
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歩いてきた稜線と遠くに燕山荘
大天荘を後に常念に向かう。
2
大天荘を後に常念に向かう。
常念山頂付近から常念小屋、横通岳、左後方は大天井と東天井か?
常念山頂付近から常念小屋、横通岳、左後方は大天井と東天井か?
そして下山です。5.7kの急降下と沢沿いの下山道に突入
そして下山です。5.7kの急降下と沢沿いの下山道に突入
急降下終わってまだ4.3Kもある。
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急降下終わってまだ4.3Kもある。
ようやく下山。
楽しかったー。
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ようやく下山。
楽しかったー。

感想

【いつかは歩いてみたかった】
燕岳から常念への縦走ルート。ついに実現の運びとなりました。
この実現のために、連れと車2台で出動。1台を一の沢登山口にデポ、
もう1台で中房登山口へ移動です。
1日目は燕岳に立ち寄り大天井岳でテン泊、2日目に常念、一の沢下山の計画です。
しかし、金曜日というのに結構な混雑です。
6時の一の沢Pは既に9割ほど埋まっており何とか駐車できましたが、7時頃の中房登山口Pは既に路駐状態。なんとか第2Pの軽4輪ならではの空きスペースに留めることができました。
【合戦尾根を登ると裏銀座の絶景が飛び込んできた】
テン泊装備+すべて自炊+酒のお友をザックに詰め込んだ75Lバルトロはまだ余裕はあるものの、これを担いだ合戦尾根は流石に堪えます。
まだまだ夏山トップシーズンだけあって合戦尾根の各休憩ポイントベンチはどこも満席状態。合戦小屋では名物スイカが飛ぶように売れていました。
合戦小屋からの夏ルートは初めてでワクワクしながらも既にガスが上がってきており眺望期待はまったくなく燕山荘すら見えてこなかったのに、テン場を横切り稜線に出た瞬間裏銀座の絶景が飛び込んできました。
思わずブラボーと叫ばずにはいられない状況の中、
ハイマツの緑と花崗岩の白さが絶妙にハミングした尾根を境に東側はガスで真っ白の先には燕岳がたおやかに佇んでいました。
【早速計画倒れ】
一休みしたあと大天井岳方面を見ると、かなり深いガスに包まれています。表銀座からの眺望なしです。
テン泊装備の重量ザックを担ぎ、大変疲れきった中、目前には生ジョッキが手を振っています。
連れと相談。すんなり今日はここまでとなります。
決断してからはテント設営、昼食兼ねての乾パーイまで早かったー。
そして煽るように大生を一気に飲み干した後は燕岳往復です。
結果的に時間に余裕ができたので、北燕まで足を伸ばしました。
しかし、午後になっていっそうガスが濃くなるばかり。
ついにこの日は晴れることなく、濃霧と酒浸りの午後の時間がゆっくりと過ぎ去って行くのでした。
【朝から頑張る】
今日は、行程が長丁場になること間違いなしです。
暗いうちからテント撤収。すぐに出発できる準備整え御来光を待ちます。
燕山荘の東側には御来光を待つ人・人・人の壁ができています。
そしてゆっくりと一日が始まり、日の出と同時に表銀座突入です。
朝の澄んだ空気の中、向かう先には槍ヶ岳を中心に北アルプスの峰々が静かに日を浴びてオレンジ色に染まっていきます。裏銀座の峰々は未だ行ったことがないので同定できないのが残念ですが、雲ひとつ無い大パノラマを横に見ながら本山旅メインイベントの始まり始まり。朝一の行動で大正解です。
しかし、なぜか目的地の大天井岳だけがガスにのまれています。到着頃に晴れてくれることを願い天狗の頭〜大下り〜喜作さんレリーフ〜大天荘と歩を進めます。
ようやく大天荘に到着しましたが期待空しくガスの中でした。
ザックをデポし、大天井岳に向かいます。
山頂でしばらく待っているとな、なんと、ガスが抜けて前方に槍穂が浮かび上がってきました。チョーラッキーでした。
【そして遥か彼方の常念へ】
大天荘から常念方面に向かう稜線はそれほど大きな緩急なく、ずーっと登山道が繋がっているのが見えるのでこれまた最高の稜線歩きとなります。
東側から流れるガスも稜線を越えてくることなく快適ではありましたが、常念岳はガスにのまれています。僅かな期待をこめて常念小屋に辿り着きますが、ガスはより深くなるばかり。
時間も押していますので、ザックをデポし常念往復します。
標高差400mほどの岩ゴロ帯の登りとなりますが、身が軽いことも味方しサクサクと登りながら、時折ガスが切れると眼下には常念小屋の赤い屋根と歩いてきた稜線が見えてきます。
意外と狭い山頂では沢山のハイカーが佇んでおりますがガスが上がってこないようで
まあまあの景色堪能するも槍穂の稜線はもう雲の中でした。
【さあ、帰りますか】
常念小屋に戻りしばし休んだ後、一の沢に向けて下山開始です。
整備された登山道ではありましたが、河原沿いの岩ゴロ帯は、歩いても歩いても景色が変わらず、同じような道の繰り返しで結構膝に堪えるも、ようやく登山口に到着しました。
既に時間は17時を廻っており、これから中房まで車を回収に行かなければと思うと、ちょっと滅入ってしまいしたが、バス代、タクシー代をケチったのしょうがないです。
午後はガスってしまう夏山特有の天候も、一番のポイントでは絶景を見渡すことができたのは感謝です。
今回も大満足の山旅をテン泊縦走で味わえました!

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4/5
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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