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Yamareco

記録ID: 959414
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳逍遥

2016年09月09日(金) ~ 2016年09月11日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
19:42
距離
30.5km
登り
1,768m
下り
1,729m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:18
休憩
0:02
合計
5:20
11:18
11:18
88
12:46
12:46
90
14:16
14:17
6
14:23
14:24
10
2日目
山行
8:12
休憩
2:37
合計
10:49
4:55
4:57
1
4:58
4:58
49
5:47
5:49
26
6:15
6:19
69
7:28
7:28
10
7:38
7:39
38
8:17
8:18
5
8:23
8:23
113
10:16
10:16
4
10:20
10:22
20
10:42
10:42
67
11:49
11:49
28
12:17
12:17
33
12:50
15:14
8
15:22
15:23
3
15:26
15:26
8
3日目
山行
3:28
休憩
0:03
合計
3:31
7:12
7:12
5
7:17
7:17
86
8:43
8:44
109
10:35
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り(ちょっとガスと雲海)
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八千穂高原自然園駐車場(トイレあり)
http://yachiho-kogen.jp/sightseeing/shizenen/
コース状況/
危険箇所等
■登山ポスト
八千穂高原自然園登山口には見当たらない。ヤマレコから提出。

■八千穂高原自然園〜八柱山
笹薮が背丈ほど伸びている。笹刈りされていたけど肩に触れる程度の深いところも。
左右によく曲がりなから歩くので、図読していると樹林の隙間から見える斜面の変化を楽しむこともできる。道もフラットな林道と急登と変化する。登山者は少ない。

■八柱山〜雨池〜双子池
北八ヶ岳らしい苔の森。林道を経由しながら歩く。登山者は少なく静かな散歩道。雨の日に歩きたい。

■双子池〜双子山〜蓼科山〜双子池
高低差があり、歩きがいがある。縞枯の道。岩ゴツゴツの道。いくつもの池を巡りながら展望の良い草原、頂上へと続く変化も楽しめる。途中にはたくさんの山小屋もある。大河原峠を起点に周回すれば、ちょうど良い日帰りコースになりそう。実際、蓼科山は日帰り登山者で賑わっていた。
その他周辺情報 ■双子池ヒュッテ
http://www.geocities.jp/futagoikeoyaji/
・テント泊は1泊1人800円
・トイレはテント場近くにあり(・・・一応)
・雄池が工事中でテント泊の水場としては使えず小屋で水を分けてもらった。

■下山後温泉
北八ヶ岳松原湖温泉 八峰の湯
http://www.yahho-onsen.jp/
・大人1人500円
・すぐ近くの稲子湯の雰囲気も大好きだけど、こちらは熱すぎないし露天風呂もあり、綺麗でゆっくり入れる日帰り温泉施設。でも次回の下山後温泉は稲子湯かな。
<1日目>
八千穂高原自然園登山口は林道からスタート。
2016年09月09日 09:14撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/9 9:14
<1日目>
八千穂高原自然園登山口は林道からスタート。
八柱山の尾根に取付くと急坂になる。
2016年09月09日 10:42撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/9 10:42
八柱山の尾根に取付くと急坂になる。
八柱山の山頂に到着。深宇宙探査用のアンテナとか不思議なプレートの貼ってある鉄塔があった。
2016年09月09日 11:17撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/9 11:17
八柱山の山頂に到着。深宇宙探査用のアンテナとか不思議なプレートの貼ってある鉄塔があった。
山頂メシにする。今日はうどん。
水を少なめにして、麺は軽くほぐす程度で。
2016年09月09日 11:25撮影 by  iPhone SE, Apple
1
9/9 11:25
山頂メシにする。今日はうどん。
水を少なめにして、麺は軽くほぐす程度で。
トマトうどん(刻みネギ・柚子とプルーン入り)とてもさっぱり。酸味が疲れた体に合います。
2016年09月09日 11:38撮影 by  iPhone SE, Apple
1
9/9 11:38
トマトうどん(刻みネギ・柚子とプルーン入り)とてもさっぱり。酸味が疲れた体に合います。
ちょっと物足りないので続けてチーズとクルミでパンサンド。
2016年09月09日 11:44撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 11:44
ちょっと物足りないので続けてチーズとクルミでパンサンド。
コーヒーも淹れて休憩。パンサンドはクルミの塩が汗をかいた身体にぴったり。これも意外に合います。
2016年09月09日 11:47撮影 by  iPhone SE, Apple
1
9/9 11:47
コーヒーも淹れて休憩。パンサンドはクルミの塩が汗をかいた身体にぴったり。これも意外に合います。
八柱山から雨池に降りていく。最初はガス。
2016年09月09日 12:17撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/9 12:17
八柱山から雨池に降りていく。最初はガス。
徐々に明るくなってくる。
2016年09月09日 12:27撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/9 12:27
徐々に明るくなってくる。
イイ感じに。
2016年09月09日 12:28撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/9 12:28
イイ感じに。
こういう変化はうれしいですね。
2016年09月09日 12:28撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/9 12:28
こういう変化はうれしいですね。
雨池に到着。雲は多いけど青空も見える。
2016年09月09日 12:44撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/9 12:44
雨池に到着。雲は多いけど青空も見える。
林道を通りながら双子池を目指す。
2016年09月09日 14:06撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/9 14:06
林道を通りながら双子池を目指す。
テント場に到着。
2016年09月09日 14:31撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/9 14:31
テント場に到着。
今回の夕飯はニクニク🍖祭りの2日間。
雑誌で紹介されているのを参考に鎌倉煮をワインで煮込む。ご飯がススム。
2016年09月09日 16:03撮影 by  iPhone SE, Apple
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9/9 16:03
今回の夕飯はニクニク🍖祭りの2日間。
雑誌で紹介されているのを参考に鎌倉煮をワインで煮込む。ご飯がススム。
テント場からの双子池。ガスが下りてきた。
2016年09月09日 17:27撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 17:27
テント場からの双子池。ガスが下りてきた。
テント場。設営場所は分散している。
2016年09月09日 17:27撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 17:27
テント場。設営場所は分散している。
<2日目>
2日目朝の食材。ご来光を目指して夜明け前のスタート。
2016年09月10日 03:31撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 3:31
<2日目>
2日目朝の食材。ご来光を目指して夜明け前のスタート。
親子丼フリーズドライにうどん。お手軽に済ませます。
2016年09月10日 03:45撮影 by  iPhone SE, Apple
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9/10 3:45
親子丼フリーズドライにうどん。お手軽に済ませます。
双子山山頂まであがる。雲海のモルゲンロート。
2016年09月10日 05:29撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 5:29
双子山山頂まであがる。雲海のモルゲンロート。
山頂部は樹林に阻まれることなく展望が広がっている。
2016年09月10日 05:31撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 5:31
山頂部は樹林に阻まれることなく展望が広がっている。
ご来光。
2016年09月10日 05:32撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 5:32
ご来光。
大河原峠を通過~。ここからスタートする人も大勢いた。
2016年09月10日 06:08撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/10 6:08
大河原峠を通過~。ここからスタートする人も大勢いた。
赤谷の分岐を通過。
2016年09月10日 07:26撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/10 7:26
赤谷の分岐を通過。
蓼科山は岩場の急坂。
2016年09月10日 08:06撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/10 8:06
蓼科山は岩場の急坂。
蓼科山山頂。
槍を眺めながら早めの昼食タイムに。
2016年09月10日 08:22撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 8:22
蓼科山山頂。
槍を眺めながら早めの昼食タイムに。
端によってアルプスを眺めながら
2016年09月10日 08:39撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/10 8:39
端によってアルプスを眺めながら
早めのお昼を準備する。
2016年09月10日 09:04撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 9:04
早めのお昼を準備する。
昼は、ぽんかす丼。
マヨタレ、七味、きざみユズ&ネギのトッピング。生卵を絡ませて喰います。これは正解だぁ~
2016年09月10日 09:30撮影 by  iPhone SE, Apple
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9/10 9:30
昼は、ぽんかす丼。
マヨタレ、七味、きざみユズ&ネギのトッピング。生卵を絡ませて喰います。これは正解だぁ~
蓼科山を下山。天祥寺原方面はゴツゴツの岩が続いて歩きにくい。
2016年09月10日 11:10撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/10 11:10
蓼科山を下山。天祥寺原方面はゴツゴツの岩が続いて歩きにくい。
天祥寺原。周囲を尾根に囲まれて箱庭のような雰囲気。
2016年09月10日 11:48撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 11:48
天祥寺原。周囲を尾根に囲まれて箱庭のような雰囲気。
テント場に戻る。午後はだらだらと過ごす。
2016年09月10日 12:56撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/10 12:56
テント場に戻る。午後はだらだらと過ごす。
双子池雄池。対岸で工事中。。。紅葉の時期は美しかったのに。。。
2016年09月10日 15:22撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 15:22
双子池雄池。対岸で工事中。。。紅葉の時期は美しかったのに。。。
テント場の水場である雄池が工事中で濁っているので、今回はこの「水道水」をわけてもらいました。
2016年09月10日 15:24撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 15:24
テント場の水場である雄池が工事中で濁っているので、今回はこの「水道水」をわけてもらいました。
2日目夕食。ラフテー&クルミ&麻婆茄子丼のフリーズドライ。
賞味期限の都合で角煮連投。
2016年09月10日 15:42撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 15:42
2日目夕食。ラフテー&クルミ&麻婆茄子丼のフリーズドライ。
賞味期限の都合で角煮連投。
クルミと麻婆が良い仕事をしている。コクがあっておいしい。ワインを片手に、あっという間に無くなった。
2016年09月10日 15:57撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 15:57
クルミと麻婆が良い仕事をしている。コクがあっておいしい。ワインを片手に、あっという間に無くなった。
足りないのでうどん。野菜のフリーズドライ、ぽんかすで嵩増し。シャキシャキ野菜がおいしい。
2016年09月10日 16:21撮影 by  iPhone SE, Apple
1
9/10 16:21
足りないのでうどん。野菜のフリーズドライ、ぽんかすで嵩増し。シャキシャキ野菜がおいしい。
<3日目>
最終日は朝ラーメン&牛とじ丼。ラーメンのたれ&牛とじ丼をそのまま入れたら、味が濃すぎて失敗した。。
2016年09月11日 05:42撮影 by  iPhone SE, Apple
9/11 5:42
<3日目>
最終日は朝ラーメン&牛とじ丼。ラーメンのたれ&牛とじ丼をそのまま入れたら、味が濃すぎて失敗した。。
カモシカでした〜。後ろ姿は丸くて、黒くて、、、結構怖かった。。
2016年09月11日 09:23撮影 by  iPhone SE, Apple
9/11 9:23
カモシカでした〜。後ろ姿は丸くて、黒くて、、、結構怖かった。。
最終日は下山のみ。林道を歩くが左右は深い笹で、何がいても気づかない。。熊がいたらヤバいと思っていたら。右の森からゴソッと黒い影が動く!
2016年09月11日 09:25撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
9/11 9:25
最終日は下山のみ。林道を歩くが左右は深い笹で、何がいても気づかない。。熊がいたらヤバいと思っていたら。右の森からゴソッと黒い影が動く!

装備

個人装備
山と道U.L.FramePack ONE (1) GPS・地図(1) ファーストエイド・リペア類(1) 着替え(1) ダウン(1) 保存食・行動食・水(1) サングラス(1) ヘッデン(1) グローブ(1) テントマット(1) シュラフ(UDD)(1) 火器・食器(メスティン)(1) ガス・燃料(1) ビニール袋(1) シェルター(1) フライシート ポール・
備考 今回は新調したクッカー、シュラフの使い勝手を確認するのも目的。

■クッカー(トランギア メスティン)
炊飯したくて購入。炊きたてご飯の美味しさは言わずもがななんだけど、生米のコスパと入手容易さが何より魅力。お茶漬けとかで簡単にバリエーションをつけられるし、かさ張らない。ジェットボイルでも炊けるけど、一般的なコンロが使える汎用的なクッカーが欲しくて購入。
噂どおりの炊きやすさ。ジェットボイルでは焦げに苦労したけど上手く炊けた。クッカーは食材でベストなクッカーは変わってくるけど、しばらくはメスティンで試行錯誤してみたい。
http://www.iwatani-primus.co.jp/products/trangia/31.html

■シュラフ( Highland Designs Down Bag UltraDryDown )
シュラフは、今まで使っていたものが毛抜けが目立ってきていたので買い換え。シングルウォールの結露が激しいテントで使うので濡れに強いものが欲しかった。新シュラフは今まで使っていたものと同程度の保温性、重量で、シュラフカバーも不要との店員さんのアドバイスもあって購入した。
晴れの日の2泊程度では見極めは難しいけど快適に過ごせた。濡れを気にしないで済むようになったのは有り難い。
http://hikersdepot.jp/products/841.html/

感想

久しぶりの八ヶ岳。
北八ヶ岳北部東面の八千穂高原自然園登山口を起点に、登ったことのない八柱山と双子山に登り、蓼科山まで歩いてきた。

今回はテントを担いだ2泊3日の自炊山行で、食事も重要ポイント。装備欄で触れたようにクッカーを新調。フライパンも持って行き、賞味期限の近くなった食材を消化した。消化といっても雑誌や漫画で紹介されていた豚角煮のワイン煮、ぽんかす丼など、簡単で美味しい食事を目指した(結果(惨状?)は、写真の通り)。

もちろん食事だけでなく、ふかふかの樹林帯、箱庭のような草原、湖沼。そして森林限界を超えた展望。これがコンパクトに揃い、テント泊の気軽さ、点在する小屋の安心感もこの山行の重要ポイント。登攀やロングハイクの時のように綿密な計画を立て、緊張感と達成感を感じる山行にも魅かれるけど、今回のように、山に浸り、懐の深さを感じながら、ゆっくりと過ごすのに良い場所だ。

今回の登山口はバスでアプローチが出来ないのは残念だけど、そのおかげで静かな山の散歩道となった。北八ヶ岳の良さを感じた山行だった。

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