白鳥山〜白水山
- GPS
- 06:51
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,466m
- 下り
- 1,406m
コースタイム
07:45 白鳥山県境取り付き
08:40 白鳥山山頂
09:30 橋上集落
09:55 稲子駅
10:05 睦集落
12:15 白水山山頂
13:15 石神峠
14:05 門野バス停
14:25 飛図温泉
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
上稲子落合から芝川駅へ向かうバスは午後には2便しかありませんので時間に 注意が必要です。日曜日は運休です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【国道52号線沿い駐車場〜白鳥山県境取り付き】 車道歩きです。交通量が多い。県境から静岡側では舗装工事が行われています。 【白鳥山県境取り付き〜白鳥山山頂】 取り付きは沢筋ですが、すぐに右手の稜線に取り付きます。最初は踏跡不明瞭 ですが、暫く登ると境界を示す赤い杭が現れ始めます。ヒノキやスギの人工林 の中を登っていくと広く切り開かれた道になっています。 【白鳥山〜橋上集落】 白鳥山山頂直下の遊歩道途中から右手に分岐すると白鳥山から北に伸びる尾根に 乗れます。踏み跡は明瞭です。 【橋上集落〜睦集落】 富士川が大きく蛇行している所にある橋上集落から富士川河原へ降りられます。 富士川が緩やかな流れになっているところから渡渉。水深は膝上くらい。流れは 緩やかですが石の上のコケが滑りやすい。砂の上を歩くと歩きやすい。 【睦集落〜白水山山頂】 睦集落の裏にある身延線のトンネル出口付近から尾根に取り付く。暫くヒノキ と杉の人工林の急斜面を登ると送電線の下に出ます。送電線の作業道があるの で歩きやすい。送電線の下から白水山へ伸びる尾根の取り付きは分かりづらい。 ヒノキの人工林の中を登っていくとやがてピンクのテープが頻繁に現れるように なり、白水山へ向かう稜線に乗れます。白水山までは殆どがヒノキとスギの人工 林で眺望はありませんが、採石場の上端付近からは富士山が見えます。新稲子温 泉から登ってくる正規の登山道と合流すれば道は明瞭になります。 【白水山〜石神峠】 踏跡はありますが、思親山方面を見渡せる展望台を過ぎた先から県境を辿る稜線 には踏跡がありません。県境を示す赤い杭を追っていきます。 【石神峠〜飛図温泉】 石神峠から暫く林道をあるいたのちに門野集落に向かって直接急斜面を下る道を 進みます。林道からの取り付きはほぼ廃道の様子ですが、小さな神社の裏手まで 降りてくればそこから集落までは歩きやすい道になっています。門野バス停から 飛図温泉までは舗装路を歩きです。 |
写真
感想
白鳥山は山頂直下まで車道が通じていますので、山頂を踏むだけであれば往復
15分で登れてしまいます。はるばる南部町まで来て往復15分ではなんともつま
らないので、この山域の県境をつないで歩けるルートがないかと考えていまし
た。以前、貫ヶ岳を登った帰りにこのあたりのルートの下見しました。その際
に白鳥山から県境沿いに北西斜面を下るルートはとても歩けるような斜面では
無い事が分かったのですが、その時に白鳥山山頂から北東尾根をマウンテンバ
イクで下っていく人を発見。今回はそのルートを使って白鳥山北側へ降りました。
この場所から富士川対岸へ渡るには大きく北へ迂回し、十島までいかないと橋
がありませんが、以前下見をした際にこの付近の富士川の流れは緩く、水深も
浅い事から渇水期であれば十分渡渉可能だろうと考えておりました。予想通り
一ヶ月以上甲府盆地で雨の降っていないこの時期は問題なく渡渉できました。
とはいえ、こういった場所での渡渉は自己責任の上で行わなくてはなりません。
白水山へ向かうルートは殆ど展望の無いルートでひたすら人工林の中を歩かな
くてはなりません。予定ではこの稜線を突き詰めて天子ヶ岳経由白糸の滝まで
歩く予定でしたが、何度か道迷いもあってあえなくギブアップ。石神峠から
エスケープしたのでありました。
バス停まで来たのは良いもののバスの時間までは1時間半以上あり、待っている
くらいなら歩いて稲子駅まで歩いた方が早そうだったのでトボトボ歩いていると
運よく飛図温泉という温泉がありました。派手さのまったくない温泉でしたが、
とても愛想の良いおかみさんが出迎えてくれました。ここで1時間ほどのんびり
と時間を潰してさっぱりし、さてバスで帰ろうとした所、温泉のご主人が芝川駅
まで車で送ってくれるとの事。これはありがたいとお言葉に甘えて送って頂きま
した。大変助かりました。
芝川駅からは芝川タクシーで52号線沿いに停めた車まで戻りました。運賃は1470円。
展望のない藪山歩きではありますが、山間の集落の裏山には小さな神社や祠がひ
っそりとたたずんでいるところに出合う事が何度もあります。そういったものを
巡るのも藪山歩きの楽しみの一つでもあります。こういった機会がなければ決し
て訪れる事がないものばかりですから。
teri
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