意外と手強かった極低山「神奈川藤野 金剛山・峰山・八坂山」
- GPS
- 02:03
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 364m
- 下り
- 365m
コースタイム
天候 | 晴れ(朝のうち靄) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR藤野駅[9:11]−(以降、往路の単純往復) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・JR藤野駅〜金剛山登山口…舗装された一般道です。 ・金剛山登山口〜金剛山山頂…最初は九十九折の登山道が続き、標高約340m付近から山頂までは急な勾配の直登になります。(※雑草に覆われているため、所々地面の状態が不明瞭な個所があります。泥濘はありませんでしたが、全体的に濡れていて滑りやすくなっています。特に下山の際に注意が必要です。) ・金剛山山頂〜峰山頂〜八坂山山頂…起伏の少ない歩きやすい稜線が続きます。 |
その他周辺情報 | ・金剛山登山口付近には駐車場は見かけませんでした。(道路幅も狭く、路上駐車は危険だと思います。) ・トイレはJR藤野駅以外には見かけませんでした。 ・登山ポストはJR藤野駅改札口脇の観光案内所内にあります。用紙も設置されていますが案内所はAM8:30〜PM5:00迄の間なので、それ以外の時間は提出できません。 ・日帰り湯…数km離れたところに「藤野やまなみ温泉」「東尾垂の湯」があります。 |
写真
装備
個人装備 |
熊鈴
ビニールテープ
小型三脚
災害用携帯ラジオ(充電・ブザー機能付き)
携帯カイロ
予備用靴ひも
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
駅(JR中央本線 藤野駅)からすぐ近くにある山であり、しかも標高も400mちょっとという極低山ということもあり、「らくらく登れるだろう」とタカをくくっていましたが、手痛いしっぺ返しを招いてしまいました。
実は今年の春、この山域のすぐそばにある「一本松山」という山に登ったことがありました。山頂まで登山道というよりも「遊歩道」といった感じのなだらかで勾配の緩い道が続き、大変歩きやすかったのですが、今回もきっと同様な環境だろうと思い込んでいました。(ただ、このヤマレコの「みんなの足あと&地形図」を確認したところ、踏み跡がかなり少ないことが気にはなっていましたが…)
その思い込みは「金剛山登山道」入口から5分程登った時点ですぐに《大きな過ち》であることを思い知らされました。登山道は意外と狭く、勾配も想像以上に急で、しかも登山者が少ない為か(=実は今日登山してから下山終了するまで誰一人出会うこともありませんでした。)、あちらこちらに雑草が生い茂り、さらに一番の難敵はひっきりなしに襲い掛かって来る「蜘蛛の巣」。顔全体にまとわりつき、取り払おうにも糸がかなり太く頑丈で、なかなか顔から離れてくれませんでした。
汗ダクダクになりながらも標高約330m付近で平坦な場所に辿り着き、一安心と思いきや、そこから山頂直下までほぼ一直線の急な坂続き…。しかも相変わらずの蜘蛛の巣攻撃のため、僅か標高差200m程にも関わらず、一度は【撤退】を考えたほどでした。
どうにかこうにか「金剛山」山頂に到着したものの、期待していたご褒美=山頂からの大展望は全くなく、さらに今までの道のりの事を考えると、この先もっと踏み跡が少なくなっている「峰」「八坂山」に向かうのを止めようかとも思いました。
そういう気持ちからだったかもしれませんが、いきなりコースミスを犯してしまう大失態。半分投げやりの気持ちで「峰」「八坂山」に向かったのですが、どういうわけか金剛山山頂から先、「峰」「八坂山」へ向かう稜線の道は歩きやすく、また天気にはそれほど恵まれなかったものの、「峰」「八坂山」両山の山頂からの眺望はなかなかのものでした。
再び金剛山の山頂に戻り、下山を開始したのですが、往路で苦労した急な直登は”下り”が大の苦手な私にかなりのプレッシャーをかけ、さらに登山の際除去したはずの蜘蛛の巣が再びしっかり張られていて、慎重に下るためにストックを下に刺したり、今度は蜘蛛の巣を取り払うために上に向けて振り回してみたりと大忙しの下山となりました。そういうことで結構疲労感溢れる山行となりました。
コメント
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aochanman777さん、こんにちは。
土曜日は天気予報が良い方に外れましたね。で、駅近シリーズで短時間の山歩きですか。いいですね。
蜘蛛の巣が沢山あって難儀されたとのこと、蜘蛛自体も沢山居たのでしょうか?女郎蜘蛛ですかね。いやあ、この時期の山はホントに悩まされます…。(-。-;
山と高原地図に記載が無い所を歩かれていますね。いよいよVRへ本格参戦ですか。そうであれば御守りも『凡山』から『VR』に変えないと、ご利益無いですよ。きっと!
また何か変わりダネの御守りを入手(作成?)されたらご紹介下さいね〜!(^^)
お疲れ様でした!
Takeshi1108様
早々にコメント頂きまして大変ありがとうございました。
実は今日、30年以上ぶりに高校の同窓会がありまして、ついさっき帰ってきました。ご返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんでした。(←スマホを持っていないため、ヤマレコのチェック等は全て自宅PCで行っているため、たびたびこのようなご迷惑をおかけしていて、重ね重ねお詫び申し上げます。←かといって、スマホに買い替えるつもりも無いんですが…)そのためまだかなり酔っぱらっている状態の為、支離滅裂なコメント返しになるかと思いますが、その際は”ゴメンネ!”でお許しください!
えっ、今回の私のルート、「山と高原地図」に無いんですか!わざわざお調べ頂き厚くお礼申し上げます。(もっともそれだったら事前にTakeshi1108様にご連絡しておけば良かった…(後悔)。あらかじめ知ってたら絶対に行かなかったのに〜。)ということで、今回は初の”マイクロVR”ということで、私の記憶の奥底に留めておきたいと思います。
今回初めて自作の「凡山御守2号」を同行させたのですが、最初から私との同行を嫌がっていた気配はしていたんです。まさかこういう形で私に仕返しするとは…。
今回のルート、私にとっては非常に難儀したルートでしたが、普通の登山道よりもむしろ「難路」「悪路」を得意とされているTakeshi1108様にとってはきっと「高速道路」のように快適にサッササッサと登りやすいルートだったことと思います。いいなぁ、Takeshi1108様は!
それにしても本当に今回は蜘蛛の巣には参りました。今までも何回も何回も蜘蛛の巣には苦労させられてきましたが、今回は特別でした。雲の種類はわかりませんでしたが、とにかく糸が太くで丈夫。しかも粘性も強く、一度皮膚に付着してしまうとなかなか取り外しできませんでした。登山用品でお馴染みのモン○ルさんあたり、ヘルメットの先にプロペラのようなものを付けて、登山中はその回転で蜘蛛の巣を除去してくれるような賞品を是非とも開発してもらいたいものです。
ということで何を書いているのかよく分からなくなってしまいましたので、ここあたりでおとなしく寝ることにします。すみません…
今回もコメントお寄せして頂き、本当にありがとうございました!次回は絶対にVRでない安心・安全・快適なルートにしたいと思いま〜す!
aochanman777さま、こんにちはっ(≧∇≦)✨
まさかの冒頭から凡山御守2号の登場というサプライズっ(笑)おお〜✨2号はaochanman777さまのイラスト入りなのですね〜✨可愛いのに、性格はよろしくないのですね(≧∇≦)1号はいい子です(笑)
今回はなかなかのワイルドな歩きだったようですが、みんなの知らないいいお山発掘ってグッときます♥まさかの八坂山の展望✨やめなくて良かったですね〜(*^o^*)♪
蜘蛛の巣地獄はちーすけも経験あるのですが、顔だけはやっぱり気持ち悪くて慣れないんですよね〜💦なんと、帰りには既に張り直されてらとは(笑)ガッツのある蜘蛛さんたちですね〜(^◇^;)
ふふふ、思いの外しっかり登山で健康診断にまた一つ貢献したのではないでしょうか?♥
chi-sukeさま
本当にお忙しいのに、早々にコメントをお寄せしていただき大変ありがとうございました!
早速ですが「凡山御守2号」、1号を制作する際の試作用の余剰品を利用したこともあって、中身(=実は1号の中にはちゃんと“お札”も入っているんですよ!)となる土台は廃材を使用し、また表面部につきましても適当にハサミでジョキジョキ切ったこともありまして製作者の“いい加減さ”がそのまま乗り移ったようで、全く役に立つ気配がありません。困ったもんです。
それにしても特に今回は「蜘蛛の巣」には閉口させられました。蜘蛛さんも、あと1m程高い位置に巣を張っていただければお互い平和な世界を保てるんですけどね…。以前にも一度書かせていただきましたが、chi-sukeさまの場合は、むしろ下界の方に色々な手法を使ってワナを仕掛けている“悪い虫”(←そういう私もほとんど同じ部類に属しますけど…)がうじやうじゃいますので、そっちの方にも十分お気を付けくださいね!
さて本題の「黄色い札」、もちろんおわかりですね!『イエローカード』のことです。心温まる優しいコメントを頂きながら、まさに「恩を仇で返す」ことになってしまい本当に申し訳ない気持ちで一杯なのですが、今回は規定通りに1枚発行です!
前回ご連絡させていただきましたように、私のレコに関しましては『感動した場合のみ』とお願いしたのですが、今回chi-sukeさまのコメントを慎重かつ詳細に拝見させて頂きましたが、無理に感動を装った“偽装感動”であることが判明しました。念のためchi-sukeさまの今回の文章をコピーし、私が作成した最新鋭の『高感度感動検知器』に貼り付けてみたところ、ほんの一瞬針(←車のスピードメーターみたいなもの)が動いたものの、その後は微動だにせず、その直後には「つまらん!つまらん!つまらん!」とスピーカーから解析結果の音声が鳴り響いてしまいました。(設計段階では音声は「感動!」・「並感動」・「凡感動」の3つしか設定していなかったのに、機械の方が勝手に新たな分析結果音を生み出してしまったようです。)
ということで、chi-sukeさまより今回もコメントを頂いたのは嘘偽りなく嬉しい限りのことなのですが、今回もchi-sukeさまに無理矢理『感動』をさせようとしてしまい、私としても反省するのみです。そもそも今回の登った山、登った本人があきれ返っているくらいですから、『感動』を呼び起こせる可能性は最初から無かったみたいです!
今回も心優しいコメントをお贈りしていただき、改めて感謝!感謝!です。本当に本当にありがとうございました!
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