栗駒山〜秣岳 頂上付近の紅葉は最高潮まであと少し
- GPS
- 06:51
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 797m
- 下り
- 809m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はない。栗駒山方面は良く整備されている。秣岳方面も案外道は良いが、一部泥濘。 |
写真
感想
この週末の天気がやや不安定そうだが、日曜は北方面が、まあまあ良さそうだ。今年の紅葉はやや遅れ気味だが、この週末には、あちこちで紅葉が進みそうである。今回は娘と一緒の山行であるが、紅葉の栗駒山に須川温泉側から行ってみることにした。
仙台を4時20分に出発、これなら紅葉シーズンでも大丈夫だろう。前夜は雨、朝も一部で雨がパラついていたが、一関から国道342号線に入り、登っていくと、段々周囲の雲が薄くなり上空が明るくなってきた。下は雲海で、上空は晴れ、これは期待できる。須川温泉の駐車場は十分な広さはあるが、昨夜は天候があまり良くなかったためか、6時過ぎの時点では左程車は多くなかった。
今日は須川温泉から栗駒山、天狗平から秣岳を廻って周回の予定である。売店の右側、大日岩との間を源泉から流れる沢沿いを登っていく。途中、蒸し風呂小屋の脇を通過、山道となりしばらく行くと、周囲が開け岩の間から水蒸気が出ている所を通過し、さらに、名残ヶ原の湿原に出る。木道の端で直進して、沢沿いへ向かう。苔花台分岐を過ぎ沢沿いを登って、渡渉して対岸を登る。(ここで少し真っ直ぐ行ってしまって戻った。)登っていくと、左側は地獄谷で硫化水素の臭いがする。間もなく昭和湖に到着する。昭和湖はきれいな青白色だが、この辺りも硫化水素の臭いがする。昭和湖からは、しばらく樹林帯の急登だが、階段状に整備されて登りやすい。この辺りから徐々に周囲の紅葉が始まり、昭和湖から天狗平は標高差250m程だが、半分程度登ると、山頂方面の紅葉が鮮やかに見えるようになる。その後、徐々に傾斜は緩くなり、やがて天狗平に到着する。青空の下、辺りは美しい紅葉が広がっている。ここから山頂までの間の紅葉は最高潮である。その中を緩く登り、栗駒山山頂に到着する。まだ8時半だが山頂には30人ほどが眺めを楽しんでいる。残念ながら遠くの山には雲が架かっており、鳥海など遠望は利かなかった。特に南の方向、蔵王などは雲の中である。
天狗平まで戻って、秣岳方面に向かう。紅葉の中を、小ピークを緩く登り、その先の展望岩頭へ着く。須川側の眺めが良く、須川湖やその間の湿原、龍泉ヶ原も眺められる。少し行くと西側も晴れてきて、高松岳、虎毛山その向こうに神室山も見えてきた。展望岩頭を過ぎると樹林や笹の間の急な下りとなり、かなり泥濘がひどい。この下りは長く感じるが、やがて周囲が開け、栗駒山秣岳鞍部に着き、ここから緩い登りになるが道は良くなる。登り切ると湿原の向こうに岩峰が見え、そこが秣岳かと思ったが、1400mピークの展望台だった。そこから一時下り、広い湿原を横断、最後の登りで秣岳に到着する。昭和湖や栗駒道路が案外近くに見える。秣岳までの天馬尾根も案外多くの登山者がいた。この日は50人ほどと出会った。秣岳からの下りは最初はジグザクで下りやすいが、一部急な所もある。その後稜線をトラバースするようになり、一時岩の多い斜面を横断するが、その後は急な下りとなって登山口に出る。ここから須川温泉まで、舗装道路を約3辧標高差100mの登りである。今日は気温が高いようで、最初は舗装道路の歩きが暑かったが、だんだん曇ってきて、炎天下の道路を歩かずに済んで助かった。やっぱり天気はやや不安定のようで、車で一関市内を走っていると、ほんの一時だが激しいにわか雨に遭った。
25日の栗駒山は、予報よりも天気が良くて、頂上付近の紅葉も美しく、十分楽しめた。朝早く出て、栗駒を選んで良かった。栗駒の紅葉も来週辺りには、さらに下に広がって、美しい紅葉が楽しめると思う。
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