笊ヶ岳 伝付峠〜老平
- GPS
- 19:24
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 3,745m
- 下り
- 3,856m
コースタイム
- 山行
- 10:47
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 11:19
天候 | 9/24曇り のち雨 9/25曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
伝付峠〜笊ヶ岳の足跡をつなぎに行ってきました。
9/24は天気予報で12:00〜16:00は50%の降水確率で、翌25日は悪く無さそう。
で、行ってみたら天上小屋山の少し手前から雨となり雷鳴と共に風も出て、夜までやみませんでした。
一日目は生木割山か水場分岐点の先にあるテン泊可能地あたりまでと予想していたのですが、意外とはかどり、笊ヶ岳山頂から5分ほど椹 島下降点に下った所にあると聞いたテン泊可能地らしき所を発見。
そこにザックをデポして急いで登ると山頂はすぐそこでした。当然、真っ白で眺望はなしでした。(実際に山頂とこの泊地は5分とかかりません。)
テン泊で雨に遭った事は何度かありましたが、風雨の中でのテント設営は初めてでした、風当たりの弱い場所の様で助かりました。
下着に山シャツ一枚の上に雨具では、動いていないと寒かったですが、テントの中に入ると意外と暖かく驚きました。
夜は物凄い風音で何とも不安でしたが、意外にもテントが大きく風に煽られることはありませんでした。
翌朝、日の出前まで少し雨が降っていました。
周辺は白いが上空に月が見えたので山頂に行って見ましたが、ご来光は見られませんでした。
当初、初日に山頂に近い所まで行けたらランカン尾根を下ってみようかと考えていましたが、前日の雨で足場も悪いし木々も濡れていて雨具を必要とする状態だったのでやめました。
以前、笊ヶ岳に登った時に写真をfbにUPした所、さる山岳ガイドの方に「小笊は行かれましたか?」とコメントを頂いたので、小笊だけは行ってきました。
いざ、老平に下ってみると、こんなに長かったかなと思うくらい長い道のり、結構くたびれて、ランカン尾根に行かなくてよかったと実感しました。(突撃していれば地方紙の片隅を汚していたかもです)
下山中に他の登山者とは出会わず、もしや登山道がまた崩れて通行不能になっているのか?と不安になりましたが、標高1790m付近で一名の登山者に遭遇して安堵しましたが、その時多分10:01軽装の彼は日帰りで笊ヶ岳まで行くと言っていたけど、かなりの健脚なのか、その後どうしたかちょっと心配。
今回は老平から県道まで歩きましたが、長かったです。
県道もバス停があるだろうと歩きましたが、バス停は見当たらず、自由乗降区間というのは覚えていたので、たまたま走ってきたバスに手を上げて停まってもらい乗車しました。「早川町乗合バス」は早川町内は自由乗降区間となっており何処でも乗り降りできるようです。(実際に時刻表には記載があってもバス停としての看板が無い所もあるようです。県道に出てから身延側に少し下った所にバス停があった様です。)
老平に近い馬場という所は乗り合いタクシーが運行していますが、要予約だそうです。
水は伝付峠手前の水場で4L確保し、出発点に戻った時点で約1L余りました。
雨の中を重い思いをして運んだ水ですので、自宅まで持ち帰って、これでウィスキーを割って飲みました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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私は、ビビりなので、
広河原の渡渉箇所とその先の崩落地点が気になり、
山梨県境一周の実行を諦めました。
この日に渡渉するとは凄いですね!
転付への渡渉も危険だったと思います。
見ると、私も広河原に行けば良かったです。残念。
小笊も行ってきたんですね。あんな這松地獄を!お疲れ様です。
小笊と富士と太陽が一直線なんてあるものですね。ビックリしました
さすがheinaiさん、持ってますね
キャンドルランタンは冬に実験し、テント内2℃上がりました。
こんばんわ
場所は違えど、あの雨の中を歩いていたんですね。
老平への下山は前日も当日も登山者が登った形跡が無く不安でした。
広河原の渡渉箇所は水量多くびっくりでしたが、水位は膝くらいまでで、サンダルかトレッキングポールがあれば楽勝と思います。
今回は面倒でついつい仕舞わずに持ち歩いて危険な思いをするのでトレッキングポールは持っていきませんでした。
渓流釣りをやるので、なめてかかったら重いザックに素足でヒヤリとしました。
コメントありがとうございました。
たいへん参考になりました。
今度歩いてみたいと思ってた所でした。
有難う御座います。
コメントありがとうございます。
こちらこそ ruhasamen さんのレコは度々参考にさせて頂いております。
heinaiさん、こんにちは。
雨の中、渡渉も多く大変でしたね。
私はいつも静岡側から入るので、早川町の登山道の辛さを味わったことがありません。濡れると、処理が大変なだけでなく、テンション下がりますよね。私なんか立山で濡れて、風邪ひきました。
でも、笊、小笊、富士山の並びは素晴らしいです。私も見たかったけど、ガスガスなので、天気が良い時に頑張ってリベンジしたいです。
コメントありがとうございます。
もしやと思ってネットで調べてみましたら、10月10日〜11日に笊ヶ岳からダイヤモンド富士を撮影した方のブログを発見しました。
ただ、ダイヤモンド富士の状態だと小笊は暗くて写り込まないようでした。
今回は、たまたま良いタイミングだったようです。
heinai さん コンばんは
昨夜は大変ありがとうございました。
老テクのオッサンです。
疑問点はランカン尾根と駐車場への戻り 感想で納得しました。
伝付峠付近でリニアのトンネル工事があると聞きましたが、影響は無さそうですね!
崩落個所はいつ崩れてもおかしくない
なんとかしてもらいたいが、やはり岩盤が弱い地域イタチゴッコになりますかね〜
やはり、笊は一番の難所 水4ℓは重たかったでしょう!
お疲れ様でした。
コメントありがとうございます。
実は、ランカン尾根の大金山から白石に下りバスで戻る予定でした。
身の程知らずでした。
このルートだと、逆周りの方が安全だと思いますが、駐車場の問題と日の長い時期でないと明るいうちに山頂に届きそうにない事です。
以前登った時より体力はUPしている思っていましたが、下っただけでヘロヘロでした、やはり笊は遠い山でした。
heinaiさん、お久しぶりです。
雨が続き、笊ヶ岳の登山道はどうなっているのかと思っていたら、
ヤマレコで3週間ぶりにレコがアップされ、大変参考になりました。
これだけ雨が続くと、トラバースの崩壊地点がどうなっているのか、
とても気になっていた所でした。
広河原も膝ぐらいの水位があったとのこと、
膝まであると相当な水圧を受けたのではないでしょうか。
そんな天気の中、山頂からの眺望が見られたようで羨ましいです。
小笊と富士山は是非見てみたい景色です。
初日の雨にも負けずお疲れ様でした。
こんばんわ
hirok さんはもしかして笊ヶ岳が山梨百名山の〆という事でしょうか?
参考になれば幸いです。
ご存知かも知れませんが、早川町のHPに登山道の情報のページがあり情報が得られます。
渡渉箇所は。ここの所雨が多いので、トレッキングポールがあれば心強いと思います。
釣りでの経験では杖が一本あるだけで全然違いました。
コメントありがとうございました。
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