火打山でテント泊、妙高山は諦め・・・
- GPS
- 16:51
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,696m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:56
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 8:56
天候 | 1日目:晴れのち曇り、夜遅くから雨 2日目:曇り時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
23:35 新宿西口 - 05:08 長野駅 高速バス 5:14 長野 - 豊野 - 6:00 妙高高原 しなの鉄道 7:20 妙高高原 - 8:10 笹ヶ峰 バス 【帰り】 16:20 燕温泉 - 16:51 関山 バス 17:15 関山 - 17:24 妙高高原 えちごときめき鉄道はねうまライン (のはずが、関山駅の手前の踏切で軽トラが脱輪して電車が来ず、結局90以上遅れ) 19:06 妙高高原 - 19:47 長野 しなの鉄道 19:59 長野 - 20:56 大宮 北陸新幹線 かがやき514号 |
コース状況/ 危険箇所等 |
笹ヶ峰〜高谷池ヒュッテ 最初は木道メイン、十二曲りとその上辺りまで急坂が続きますが、全体的に緩やかな登りが多く、テント泊には向いているかも。木道でないところはドロドロ箇所多し。 高谷池ヒュッテ〜火打山 最初の内は平坦な木道、段々登りになってきて頂上付近は急ですが、全体的に歩きやすい道でした。ドロドロ箇所もあまりなし。 高谷池ヒュッテ〜黒沢池ヒュッテ 高谷池ヒュッテは改装工事中でトイレが仮設でした。黒沢池ヒュッテのトイレは外からパッと見ワイルドで?と思いましたが中は綺麗でした。道は比較的歩きやすいですが例によってドロドロ。昨夜の雨のせいなのかいつもこうなのかはわかりません。 黒沢池ヒュッテ〜長助池分岐 大倉乗越から長助池分岐に下る道の岩場に何か所かロープ場がありましたが、雨の後で濡れていると怖い箇所はいくつかありました。ロープ様様でした。 長助池分岐〜燕温泉 長助池から先は、テント泊の荷物を背負って下るにはちょっとアドベンチャーすぎました。沢を下るような道が多いのですが、長助池の先に岩が全部苔だらけで滑るし、木は倒れまくっていて通行困難なここ本当に道なの?と疑いたくなるような場所もありました。 麻平というところの手前に橋のない沢を渡る箇所があるのですが、雨で増水していて流れも速く渡るのは恐怖でした。矢印の通りに渡ると足を滑らせたらアウトのような気がしたので、浅くて流れが緩い所を選んで渡りました。 |
その他周辺情報 | 下山口となった燕温泉には2件の無料の野天風呂があるのでどちらか、もしくは両方入りたいと思っていましたが、どちらも登山道から少し歩くので時間の関係上行くことができませんでした。 そこで「山の湯宿 針村屋」で入浴しました。\600。貸切状態で、内湯と露天風呂が1つずつ。シャンプー、石鹸、ドライヤーあり。白濁の硫黄の温泉で加温加水なしの100%源泉かけ流し。本当に気持ちよかったです。露天風呂からは紅葉で色づき始めた渓谷の景色が堪能できます。 隣の隣位の宿の前には無料の足湯もありました。 |
写真
装備
備考 | 夜寒いと思ったので防寒着(ダウン上下、テントシューズ等)を多く持っていきましたが、暑くて不要でした。 |
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感想
元々白馬岳に行くつもりで休みを取っていたのですが、白馬山荘に予約の電話を入れたところ、大雪渓を通る道が通行止めになっているとか。それなら白馬岳の楽しみが半減だなーと思い、以前計画だけして行かなかった、妙高・火打のテント泊、高谷池ヒュッテでぜひテントで泊ってみたかったのでこちらに決めました。前回の表銀座でテントはしばらくいいやと思ったはずなのに懲りないねー。
高谷池ヒュッテまでであれば、当日都内から新幹線で行けるのですが、火打山まで行くとなると妙高高原から笹ヶ峰行きの朝一のバスに乗れないとキツイ。ならば夜行バスで長野まで行き、妙高高原まで電車で移動すれば乗れる、とのことで3列シートを取ったにも関わらずあまり眠れませんでした。
笹ヶ峰から火打山は急登りが一部だけで、緩やかな登りが多くテント泊の荷物を担いで登るのに向いているなーと思いました。ただ、緩やかな道でもドロドロ地帯が多かったです。雨の後だからなのかいつもこうなのかはわかりませんが、このドロドロがなければ本当に歩きやすい登山道です。テント者は下りもこの道を使うのがベスト。
天気は1日目の夜から雨で2日目も雨が続くとのことだったので、火打山だけはなんとしても1日目に登ってしまわねばと思い、高谷池ヒュッテに着いた時点で結構ヘロヘロだったのですが、なんとか暗くなる前に往復することができました。
夜半から雨が降って来てだんだんと強くなり、あーもう明日は妙高は無理だなーと既に行く気を失っていたので、朝もゆっくり寝てしまったのですが、起きてみると雨が止んでいる。あれ?妙高行けちゃう?どうしよう。じゃあバスを遅らせて行こうかなーせっかく来たんだし、と最初は意気込んでいました。しかし登り口に向かう中、雨は降ったり止んだりだし、時間的にも体力的にもキツイような気がして今回は断念することにしました。
それでも笹ヶ峰に下りないで、よくわからない燕温泉への下山道を選んだのは、燕温泉に入りたいから、それだけです。その選択が間違いでした。素直に笹ヶ峰に下山するのが正解でした。この道(長助池から燕新道)はテントの荷物を背負って下るような道じゃなかったです。雨ならなおさらです。妙高山行かなくて本当に正解でした。行っていたら間違いなく遭難です。それほど最後は足がガタガタでした。でも今回は1日目そこまで大変じゃなかったのになんでかなー。アミノバイタルを忘れてきたせいかもしれません。夜行バス明けにはユンケル粉末とアリナミンVを飲み、疲労したらアミノバイタル、エアーサロンパスと、薬に頼らなければ登山できない人間なんです。
とにかく前回の表銀座縦走でも学んだことですが、テント泊の場合は時間的にも体力的にも余裕をもった計画が必要。私のような体力のない人間はなおさらです。今回も身をもって痛感しました。
結局下山に大分時間がかかってしまい、楽しみにしていた温泉に入る時間は40分ない位でした。適当に一番最初に目に入った宿に入ったのですが、そこがすごくいい温泉でした。「山の湯宿 針村屋」というところです。また是非ゆっくりと来たいですが、今回下山した道は勘弁といったところです。
最後に燕温泉からバスで着いた関山駅で、電車が遅れて90分以上待つというアクシデントも発生しました。スマホが随分前に電池切れしていたので、90分待つのはとても退屈でした。
次回は天気がいい時に、妙高・火打セットでリベンジしたいです。
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