記録ID: 971766
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アルパインクライミング
谷川・武尊
谷川岳東尾根
2016年10月01日(土) [日帰り]
yy0419
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:15
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 1,163m
- 下り
- 1,314m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 10:23
5:05
25分
スタート地点
5:30
5:00
169分
マチガ沢出合
14:58
ゴール地点
スタートからマチガ沢出合の先までGPS記録なし
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第1見晴台〜シンセン沢出合 第1見晴台からマチガ沢への下降は踏み跡明瞭。やや急なトラバース斜面なのでスリップに注意。マチガ沢は大滝を右から越えます。ルート取りによって難易度が変わりますので、ルーファイが重要です。大滝を越え、右から沢筋(水流なし)が入り込むところがシンセン沢出合。マチガ沢本流は連瀑帯の始まるところです。 シンセン沢出合〜シンセンのコル(右俣経由) 出合から二俣まではゴーロ状の涸れ沢を詰めていきます。所々藪っぽかったりします。山行日は二俣手前から水流が出てきました。二俣から右俣に行きますが、二俣付近は滑りやすい岩と草付きのミックスなので、注意が必要です。踏み跡をたどると自然と略奪点に達し、本来の右俣に出ます。すぐに分岐になりますが、これは傾斜の緩い左の沢に入り、コルまで詰めます。よく見ると踏み跡がしっかりありますので、できる限り踏み跡を外さないように歩くのが安全です。草付きの急な斜面の登りが多いので、草を束ねてホールドにしつつ慎重に歩く必要がある箇所がよく出てきます。 シンセンのコル〜第2岩峰 コルから第2岩峰は近いです。踏み跡に沿って、最初の岩場を一ノ倉側から巻くと第2岩峰基部。手前から3つの岩峰が見えますが、1つ目の2つ目の間のルンゼを登ります。支点は1つ目の岩峰手前とルンゼの直前にあります。ルンゼを登り切る直前に終了点。念のためロープ出しました。ルンゼ直下から終了点まで10〜15m、卦蘢度。 一番奥の岩峰は右から巻くように越えられます。 第2岩峰〜観倉台 観倉台手前までは稜線上の踏み跡を忠実にたどります。観倉台は下から見ると三角の岩峰で、ストレートに稜線を進まず、やや左のマチガ沢方向にトラバースしてから斜面に取付きます。トラバースは踏み跡明瞭で、横への踏み跡がなくなったら斜面に取付くイメージです。この斜面も岩と草付きのミックスなので、慎重に上ります。稜線に戻ってからいくつか小ピークを越え、その先に水平リッジが出てくるとそこが観倉台です。 観倉台〜オキの耳 水平リッジをたどっていくと第1岩峰に導かれます。ほんのワンポイントですが、ほぼ垂直の壁を登ります。低い位置に残置スリングがありますが、核心はその上なのであまり意味がありません。ここも稜線復帰直下に終了点があります。5〜10m、卦蕁棔ここもロープ出しました。第1岩峰を越えるとオキの耳はすぐ。オキの耳の岩峰は右から巻くように踏み跡あります。 |
写真
撮影機器:
感想
前回マチガ沢からオキの耳東南稜の山行の反省と検証を兼ねて、当初予定していた東尾根と東南稜上部偵察のため再び谷川岳に行ってきました。
東尾根は1級ルートながら、ルートの不明瞭さ、草付きと岩場のミックス斜面の不安定さなどから、決して万人向けのバリエーションルートではなく、チャレンジするなら、沢登りやフリークライミングなどである程度経験を積む必要があると思われます。
また、前回ヘッデンクライミングとなり詳細がわからなかった東南稜上部(終了点から山頂まで)については、思っていたような草付きの巻き道ルートは、明瞭な踏み跡もなく、前回たどった稜線通しのルートで大凡間違いがなかったことが確認できました。視界のある昼間とヘッデン範囲しか見えない夜とでは距離感が恐ろしく違うことを痛感しました。
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