沼ノ原

2016年10月01日(土) ~ 2016年10月02日(日)

• GPS: 13:10
• 距離: 48.3km
• 登り: 2,334m
• 下り: 2,343m

コースタイム

10/01(土)
05:30 天人峡登山口
09:50 化雲岳
10:50 五色岳
12:50 大沼

10/02(日)
07:00 大沼
08:40 五色岳
09:20 化雲岳
11:40 天人峡登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

下山後の温泉はしきしま荘。700円。
サウナ水風呂は無いがこじんまりとして趣のある清潔で居心地の良い名湯だった。
ひげそり無料。大雪の冷水飲み放題。天人峡下山後はここで決まりだな。

写真

10/1 5:36

早く着いたので30分寝て明るくなってから出発

10/1 7:01

天人峡夏道は木々が色付いて意外と楽しい

10/1 7:34

徐々にガスが晴れてゆく

10/1 8:32

振り返っても旭岳は見えない

10/1 8:35

日差しが暑い。10月とは思えない。

10/1 8:52

旭岳は帰りの楽しみにとっておこう

10/1 8:54

太陽と綿毛と私

10/1 8:54

チングルマを愛してやまない

10/1 8:56

みんな同じ方へなびいている

10/1 9:03

ガスはぐんぐん流されてゆきすっかり青空

10/1 9:32

ここから先ずっと右手にトムラウシを眺めながらのハイキングになる

10/1 9:38

化雲岳への登り

10/1 9:51

統一感がまるでない

10/1 10:01

次は五色岳を目指そう。東大雪もくっきりだ。

10/1 10:04

実は石狩連峰未踏のタカ。冬に滑りに来ましょう。

10/1 10:09

すっかり茶色いトムラウシ

10/1 10:14

楽しそうでなにより

10/1 10:33

化雲のポッチはもうあんなに遠く

10/1 10:52

忠別岳西面の断崖。かっこいいなあ。

10/1 10:57

五色岳を越えると目指す沼の原が見える

10/1 11:11

黄金の野っ原にどこまでも伸びてゆく木道

10/1 11:31

石狩岳へ繋ぐのは来年やろう

10/1 12:43

僕は沼の原には初めて来た。ここは良い。毎年来たい。

10/1 12:45

着いたぜベイビー。沼の原は干上がっておりテント張り放題。

10/1 13:09

とりあえずトムラウシがよく見えるところに張った。

10/1 13:46

タカのおつまみ(食糧ではない)

10/1 13:48

僕の食糧(酒とおつまみは無い)

10/1 14:23

寝るまで暇なので登山口側を散策してみる。本当に静かで風の音と鳥の鳴き声しか聞こえない。

10/1 15:14

する事が無いのでもう寝ます。二日酔いでここまで来たのでもうだめです。

10/1 15:29

沼と山を見ながら酒を飲む人

10/1 16:43

日が沈んで

10/1 21:58

星が出て

10/2 5:08

朝が来た

10/2 5:39

赤く染まるトムラウシを眺めつつ朝食。気温は5度くらいだった。

10/2 6:17

太陽も上がってきたので撤収。来た道を戻ろう。

10/2 6:57

太陽が低いと来た時と景色が違って見える。

10/2 7:23

12時間近く眠ったので足取りが軽い。

10/2 7:25

さらばじゃ沼の原

10/2 7:50

この沼はハート型だな

10/2 7:53

これ以上無いくらい透き通った青空

10/2 8:20

帰りはずっと左手にトムラウシ

10/2 8:24

晩秋

10/2 9:59

えー、走るんですかー

10/2 10:04

帰りは旭岳方面もバッチリ晴れていた

10/2 10:46

行きはガスガスだった第一公園からの旭岳

10/2 11:11

天人峡夏道の色付きは見事だった

10/2 11:20

燃えるような赤色

10/2 12:54

下山後の温泉はしきしま荘。ここはとても良かった。今度完全燃焼系の山行をやった後に泊まりたい。

撮影機器：

PENTAX K-30 PENTAX

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

GR II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

pakumin

「大沼に泊まってみたい」というタカの希望で沼ノ原へやってきた。
ここは登山口から近すぎるため通常野営地に選ぶことは無いが、
クチャンベツ林道が通れない今なら上手いことやれば静かに楽しく泊まれるだろう。
クチャンベツ林道を徒歩で突破するか、十六の沢林道から石狩岳経由か、
色々ルートを考えたが特に頭を使わなくてもよい天人峡からのピストンを採用した。

天人峡に来るのは今年三度目だ。登り始めるまで憂鬱だったが
秋色に染まった草木は想像以上に美しく思っていた以上に楽しいハイキングとなった。
五色岳から東へは初めて足を踏み入れた。木道がしっかり整備されて歩きやすい。
左手には表大雪、右手には茶色いトムラウシ、後方は歩いてきた五色と化雲、
そして前方には沼の原と南北に大きく広がる石狩連峰-ニペソツ-ウペペサンケ。
どこに目をやっても素晴らしい絶景で全く前に進まない。
大沼の野営場はちょうどよく干上がっていて実に快適なテン場だった。毎年来たい。

今回は星空も朝焼けも楽しめた。静かで景色もよくパーフェクトな山行だった。

STH

ふと沼ノ原のことを思い出し，行ってみないかと誘ってみたらあっさり受理された。
初日の朝のうちだけガスがかかってたけど，その後はずっと快晴で，前後左右には素晴らしい晩秋の景色が広がっていた。
紅葉はもうなかったけど，五色ヶ原や沼ノ原に広がっていた枯れ草がとても美しかった。
キラキラと黄金色に輝くその草は，紅葉なんかよりもずっとずっと美しいもののように感じた。
牛が寝そべるような形のトムラウシに落ちる夕日を見ながら，沼のほとりで飲むウイスキーの味は格別だった。
夜には空一面に星が広がり，朝には石狩連峰から昇る陽がトムラウシを赤く染めた。
大雪山は，僕らが見たかった景色を全て見せてくれた。
完璧な2日間だった。