塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 〜丹沢主脈の楽しい稜線歩き〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,139m
- 下り
- 2,137m
コースタイム
ー9:30塔ノ岳(休憩15分)9:45-10:40丹沢山(昼食等37分)11:17
-13:00蛭ヶ岳(休憩10分)13:10-14:40丹沢山ー15:30塔ノ岳(休憩5分)
15:35-16:15小丸尾根分岐ー17:35駐車場
【総時間】10時間50分 【歩行時間】9時間43分
天候 | 晴れ(富士山だけは終始、雲に覆われていました) 駐車場到着時3℃、稜線上は0℃〜-5℃ 無風で、陽ざしをカラダに受ける時は、暖かく感じる時さえありました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
途中、国道246沿いにセブンイレブンあり。 そこから3つ目の菖蒲交差点を左折し、三廻部(みくるべ)病院を目指し、さらに狭い道路を進むと10台程度の狭い無料駐車場があります。 6時30分時点で3台停まってました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小丸尾根を上がり、鍋割山稜から塔ノ岳へ向かう途中、階段状の下りで 雪が凍結かつ、下り傾斜になっているため、 私もカミサンも注意したのに恥ずかしながらすっ転びました。 この失態を見てか、アイゼンを取り出した方もいました。(笑) 私たちは、「まだ早いかな」と思い、アイゼンは装着しませんでした。 結果として、塔ノ岳まではその後必要な箇所はなく、正解でした。 丹沢山から蛭ヶ岳への稜線では、凍結している部分もかなりあるため、 軽アイゼンを装着するか否かの判断は難しいところです。 危険個所としては、鬼ヶ岩直下に両側が切れ落ちているところがあり、 凍結しているので、露出した石や木を滑り止めにするなどして、 特に慎重に通過しました。 |
写真
感想
先週は鍋割山経由で丹沢山まで行けたので、今回はほぼ同距離(20km)で行ける小丸尾根から蛭ヶ岳ピストンを計画しました。
丹沢山到着時点で、時間、精神的・肉体的疲労度、天候等を判断し、
できれば、まだ到達したことのない丹沢最高峰蛭ヶ岳を目指す、
「カミサンとどこまで行けるか登山」を決行し、結果として無事制覇できました。
この冬、丹沢山は3度目で、「塔ノ岳までではもったいない。塔ノ岳から丹沢山までの稜線歩きは楽しい」と感激してましたが、蛭ヶ岳まで足を伸ばすと、
そこは、南・北・中央アルプスの稜線歩きに優るとも劣らないすばらしい絶景がありました。
富士山はもちろん、相模湾(大島、その他)、三浦半島、房総半島、東京湾、スカイツリー、筑波山、宮ヶ瀬湖、山中湖まで見えました。
今日の天候に感謝、感謝!
カミサンの頑張りに感謝!
海も富士山も見える稜線歩きは、丹沢主脈というより、
丹沢アルプスといっていいのではないかと思えるほど、すばらしいルートです。
凍結部分に気をつけながらの、ロング山行で予定時間をオーバーしてしまったことは、深く反省しております。
私は、小丸尾根の最後の下りで足はヘロヘロになりましたが、
眺望絶佳のすばらしいルートのため、疲労感は
先週の丹沢山ピストンより少ない気がします。
カミサンは例によって、「重だるい感じは、それは多少あるけど筋肉痛はない」そうです…
「うそだろー!」
カミサンが苦手な登りも、先週より大分レベルアップしてました。
相変わらず、ポテンシャルは私なんぞ、足元にも及びません。(羨ましい…)
【私たちでも県民の森から蛭ヶ岳ピストンできた要因】
●先週鍋割山経由で丹沢山までピストンして、体力が強化されていたこと。
●先週のコースとほぼ同距離で、かつ、歩きなれたコースであることから、心理的余裕があった。
●塔ノ岳へのアプローチルートとして、このルートが私たちにとっては、経験から、最短所要時間かつ、足への負担が最も軽い。
●鍋割山稜に出るまでの登りで体力を温存できれば、アップダウンはあるものの稜線歩きは平坦な部分もあるし、
何より眺望がすばらしいので、肉体的疲労及び精神的疲労感が少ない。
●何より、晴天、無風、寒さも大したことない天候に恵まれたこと。
●その他、シャリバテ対策、装備の軽量化、心拍数のチェック(心拍計付GPS腕時は塔ノ岳まででダウン)、前夜の酒を含む(汗)体調管理がうまくいったこと。
先週の鍋割山から丹沢山へのコースと今回のコースは、
ヤマレコのルート図によるとほぼ同距離(とは思えません?)でしたが、
今回のコースが2時間ほど時間を多く費やしたのは、残雪の影響と、
丹沢山から蛭ヶ岳のきついアップダウンによるものが大きかったと思います。
塔ノ岳だけでも十分すばらしい丹沢ですが、丹沢山、蛭ヶ岳とさらに進むと、
さらにすばらしい丹沢が堪能できることが分かりました。
「丹沢は奥が深い」のですね。
今回も丹沢山で敗退してもいいくらいの気持ちでしたが、
カミサンが絶好調で、ナイスファイトでした。
まだ見ぬ西丹沢へも季節が変わるころ行きたくなりました。
何はともあれ、迷った末、サッカーアジアカップを録画にして、蛭ヶ岳を選択して大正解でした。
蛇足ですが、みやま山荘で、昼食中、テレビがついていて、サッカーのコメントが聞こえてきたので、
「あー、結果知りたくないなぁ」とつぶやいていたら、「テレビ止めましょうか」と言って、
消していただいた、小屋番さん、ありがとうございました。
おかげで、帰宅後、結果を知らずに、録画を見ながら、おいしいビールを飲むことができました。
おお、この時期に蛭往復ですか。
素晴らしいです。
ご夫婦でどんどん体力を上げていますね。
蛭往復の体力があれば山行のバリエーションもぐっと広がると思いますので次の計画が楽しみですね。
最近日の出時刻も日々早くなっていますので、ロングの場合もう少し早めの出発もありまかもしれませんね。
ちなみに私は山中で見る夜明け前の風景が一番美しいと思っています。
まったくご指摘のとおりで、完全に出遅れました。
ロング山行には早出が鉄則ですね(猛省)
ところで、心拍数を見ながらの山行は、はじめてだったこともあり、楽しかったです。
今回はカミサン同行なので、150を超えることはあまりありませんでしたが、150をイーブンペースで歩かれたMATSUさんたちには恐れ入りました。
GARMINのFORERUNNERには参りました。
初期不良で交換の末、今回ようやく試せましたが、機能は優れているのですが、登山用ではないので、4時間もしないうちに、セーブモードに入り、心拍計もGPSもダウンしてしまいました。(フル充電したのに)
2月6日鳳凰山行かれるのですね。
私たちも昨年GWに夜叉神から地蔵岳ピストン(もちろん山小屋泊)しましたが、天気に恵まれ、絶景の稜線歩きが楽しめました。
天気がよいことを祈ってます。
レコも楽しみにしてます
塔〜丹〜蛭のロングコース御苦労様でした。
体調抜群で週末山行決行されたんですね
奥様も頑張られましたね〜。 お疲れ様です。
富士山も笠かぶっているとはいえ、とても綺麗ですし本当にいいお天気で良かったですね。
私も明日瑞牆山行って来ますよ〜
ではまた
fall
ロングコースお疲れ様です。
satoyamaさんが絶賛されているように塔ノ岳から蛭ケ岳の稜線の展望は本当にすばらしいですよね。
そこを夫婦仲良く山歩き出来るなんてとっても羨ましいです。
天気も良くてスノーハイクもとても気持ち良かったのではないでしょうか。
山行記録を拝見して私もまた行きたくなりました。
次回の夫婦幸せ山行を楽しみにしています。
丹沢山から蛭ヶ岳の稜線歩きは最高でした。
ただ、先週と違って、大腿四頭筋の筋肉痛が結構きてます。
瑞牆山、行かれるのですね。
私たちも、昨春行きました。
その時は、頂上直前にだけ凍結した岩場があったのですが、アイゼンを携帯してなかったので、ロープを手の力に頼って登ったのを思い出しました。
瑞牆山、いい山ですよ。
天気に恵まれれば、八ヶ岳や南アルプスの絶景が見られると思います。(私たちはノービューでした )
レコ、楽しみにしてます。
ほんと、丹沢山から蛭ヶ岳の稜線にはシビレました。
でも、四頭筋も結構きてます。
ところが、カミサンは筋肉痛なし。
それなら、もっと速く歩けるんじゃないかと思っちゃうのですが、マイペースなんですよ。
でも、レベルアップしてきているので、うまく取り込んで、日曜日は、甲武信ヶ岳を検討中です。
今後とも、よろしくお願いします。
satoyamaさん。初めまして&お疲れ様でした
鬼ヶ岩は難儀されましたか?
私が先日、蛭ヶ岳側から丹沢、塔ノにぬける際は鎖も雪に深く埋まっていて雪を掻き分けながらの登りで苦労させられました
天気も良く鬼ヶ岩を見上げた写真はキレイに写ってますね (もちろん他の写真もキレイですよ)
また寄らせて頂きます。手短な書込みですいません。
でわまた
コメントありがとうございます。
私たちの時は積雪量はさほどでもなかったので、鎖は埋まってなく助かりました
でも、アイゼンを装着してなかったので、凍結している箇所の通過は登りも下りも慎重に行きました。
鬼ヶ岩は誰が名付けたのか、ほんと鬼ヶ岩っていう感じですよね
今後ともよろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する