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Yamareco

記録ID: 97459
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢

【鐘ヶ嶽から大山】<ネクタイ尾根とロマンスカー>

2011年01月30日(日) [日帰り]
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GPS
05:35
距離
12.6km
登り
1,608m
下り
1,057m

コースタイム

8:43鐘ヶ嶽バス停-9:41浅間神社9:45-9:46鐘ヶ嶽山頂9:51-10:04広沢寺温泉分岐-10:02舗装路-10:27不動尻-10:38大山・三峰山登山口-11:35唐沢峠-12:00ネクタイ尾根-12:57大山北尾根-13:23大山山頂-14:12大山下社ケーブル駅
天候 晴れ時々曇り/暖かい
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
登山ポストはありません。
トイレは不動尻の登山口に簡易トイレがあります。
危険な道は特になし。
ただし、唐沢峠以後は地図やコンパス等があった方がいいです。
(この辺りは過去に道迷いで遭難事故あり。)

とってもいい天気。バス停からスタート。
とってもいい天気。バス停からスタート。
階段きつい。。。
階段きつい。。。
石像が怖いです。。。
石像が怖いです。。。
これは作業道??
今回は歩きませんが、いつか歩いてみたい。
これは作業道??
今回は歩きませんが、いつか歩いてみたい。
唐沢峠から下に下ります。
唐沢峠から下に下ります。
ここからは足跡を辿ります。
ここからは足跡を辿ります。
やっとネクタイ尾根に辿り着く。
やっとネクタイ尾根に辿り着く。
北尾根で見た富士山。
なぜか噴煙をあげているような雲。
北尾根で見た富士山。
なぜか噴煙をあげているような雲。
せっかくだからピークは踏みましょう。
せっかくだからピークは踏みましょう。

感想

いつもより少しだけゆっくり家を出る。
本厚木駅に着き、そこから少し歩いて
厚木バスセンターへ行く。
9番のりば。
8時発の広沢寺温泉行に乗込む。

いつもは土曜日に山に行くのだけど
今週は2人ともちょっとお疲れモードで日曜日に。

本厚木駅から出るバスもさることながら、
バスセンターから出るバスも中学生で溢れかえってる。
何かの部活の試合なのだろう。
私たちは早くにバスに乗ったのでよかったけど、
あの行列の後ろに並ばなくてはならない状況になっていたら。。。
と思うとゾッとする。
やはり山に行くには、早い時間に越したことは無い。
30分余りバスに揺られた後、鐘ヶ獄バス停で下車。
ここで降りたのは私たちのみ。
バスにハイカー私たち含めて3人ぐらいしかいなかった。
軽く準備して出発。

今日はこの鐘ヶ嶽から出発してまた大山に登る。
先々週、あんだけボロボロになったのにまた大山w
懲りてないというか、前回の反省も踏まえて
再び、

美味しい鍋を食べるために(*^o^)乂(^-^*)イエーイ

大山に登ることにしましたw
もちろんルートは全然変えて。

まずは鐘ヶ嶽。
緩やかな登りなのだけど、、、今日はなんだか調子出ないな。
少し展望が開けた場所に出ると
横浜のランドマークタワーと東京スカイツリ―が見える。

採石場も見える。
尾根が崩されていて見ていて悲しくなる。

鐘ヶ嶽の最後は石階段地獄。
よくもまぁ、積み上げたなぁと思ってしまう。
スタートから1時間ほどで山頂手前の浅間神社に到着。
ここの眺望がいいのでしばし眺める。
筑波山も見えるのかぁ。。。すごい。

浅間神社から60mで鐘ヶ嶽山頂。
誰もいない。
ここに来るまでも誰にも会わなかった。
山頂は結構広い。
眺望は無し。
丸太で作ったベンチらしきものがたくさんある。
ちょっと不気味な石像も二体ある。
ここから下りに入るので長Tシャツ一枚になっていた私はフリースを着直す。
そう、この日はかなり暖かい。
大山に向けて心地よい坂路を下る。
20分ほどで広沢寺へ下りる分岐に出る。
左に戻るように下りてゆくと急坂で広沢寺温泉へ。
右に下りてゆくと‘らくらく’らしい。
よく見ると真っすぐ進む道もありました。
この道、地図に載ってないなぁ。。。
仕事道なのかな。
ちょっと気になる。
行ってみたいけど、今日は別のルート探索できたからここはおあずけ。
またいつか歩いてみよう。
素直に右の‘らくらくコース’で下ります。

舗装路に出て少し歩きます。
お腹が空いたので、私はおにぎりを食べながら歩く。
立ち止まってる時間がもったいないからw
前回の大山破線ルートのときの舗装路歩きはヘトヘトだったけど
今日はまだ元気っ!
今日は負けないっ!

舗装路を10分ほど歩くと不動尻。
三峰山と大山の入口に簡易トイレがあります。
以前三峰山に登ったときには利用した時は清潔なトイレだったけど
今回は確認もせずにスルー。

結構下まで下りてきていたので、登りは大変だろうな。。。
大山に向けて3.9km。
それほど急坂でもないのに、なんでこんなにしんどいんだろう。
最近体が鈍ってるかな。
それとも気合が足らないか。

11:35 唐沢峠。東屋がある休憩所です。
日当たりもよくお弁当食べるのに最適なところです。
この東屋を通り抜けて道標どおり真っすぐ行けば大山。
私たちはここから別のルート、‘ネクタイ尾根’を見つけて歩く。

ここからは‘良い子は真似しちゃダメ’ゾーン。
立入禁止って書いてある立て札は
天の邪鬼ハイカーには‘入口’に見えてしまう。。。
身を引き締めて下ってゆく。
それほど危険な道ではないですが
立入禁止と書いてある以上ここから先は自己責任で。

ネクタイ尾根。。。尾根を探せばいいわけだ。
雪に人と動物の足跡が残ってる。
まだ新しいからさっき唐沢峠の手前ですれ違った人たちかな。
とりあえず足跡を辿る。
ここは左手に石尊沢という涸れた川があるので
それに沿って歩いてゆく。

沢と鹿除け柵の間の道をゆく。
しばらく歩くと、尾根の真下を歩いていることに気づく。
そして人の声が尾根から聞こえる。
あの尾根がネクタイ尾根。。。
この尾根の取りかかりは道らしき道が見えない。。。
人が通った跡らしきところを歩いてやっとのことで尾根に出る。
もしかしたらもっと楽な道があったのかなぁ??

尾根に出るとすぐに声の主たちに出会う。
高齢のハイカー集団だった。
彼らはネクタイ尾根を下ってきていた。
元気だなぁ、、、みんな。

ネクタイ尾根は、昔たくさんのネクタイが幹や枝に結ばれていたことから呼ばれるようになったらしい。
今ではそのネクタイも誰かに取り払われてほとんど無いというが。。。
一本でも見つかるといいな〜。
と思いながら尾根を登ってゆく。

ネクタイ無いなぁ。。。


基本尾根歩きは好きなので普通に歩いていたんだけども。。。
歩いていくうちにこの尾根道の勾配がどんどん急になって
かなり歩きにくくなってくる。。。
平衡感覚がおかしくなりつつある。。。

そしてやっとネクタイ発見っ!

ちゃんとネクタイ結びされている。

辺りを見回してもコレしかない。
先を歩いてゆくと、木に服のようなものがかかっているのを発見。
なんだか薄気味悪い。
ああいうのは木にかけないで欲しいな。
落とした人ももう拾って帰ろうとは思わないだろうに。

急こう配はまだまだ続く。。。
もう木の幹や枝に掴まりながらでないと前に進まない。登れない。
手を離すと後ろに倒れてしまいそうだ。

2本目のネクタイ発見。
キツイ。
この尾根道は登りはキツイ。
見た目それほどでもないんだけどなぁ。。。
幹にしがみつきながら登る。
ピッケルあれば楽なのかな。
ストック出せば楽なのかな。
軽アイゼンもつけたら楽かも。。。
とかいろいろと考えを巡らせる。


もぉーーっ、二度とネクタイ尾根歩きたくないっ!


と悪態ついていたら、やっとやっと見覚えある
モノレールのレールが見えてきた。。。
そしてふと左に目をやると、3本目のネクタイ発見。
どうやらこれがネクタイ尾根入口の印みたい。
私たちは逆走したけどね。。。

大山北尾根から伸びるモノレール分岐がネクタイ尾根の入口なんだな。

しばし、このレールに座って休む。。。
疲れたね、、、ほんと。
ハンパないね、このネクタイ尾根の登り。。。
私たちの修行が足らないのか。。。

あとはこの北尾根を上っていけば、大山山頂。
ネクタイ尾根の傾斜に比べたら
ここは平坦な道だよなぁ。。。

北尾根から富士山が見えた。 
やっとご褒美だ。
だけどなぜか雲で噴火してるように見える。

例の脚立を越えれば、もう山頂。
北尾根は思ってたより楽だったな。


そして山頂。
数名のハイカーで賑わっていました。
山頂の写真だけ撮って、
足早に下山する。

今回は見晴台ルートから。
緩やかな下り坂な分、距離は結構ある。

こないだは疲労困憊で
帰りの下りもヘトヘトだったけれど
今日は違う。
しかも、靴も違うし。
前回の反省を踏まえて厚底の靴にしたから
誰にも負けないぞ〜ww

いつものペースで下っていく。
疲れきって下山している人たちを追い抜いてゆく。
ご高齢の団体ハイカーさんたちを追い抜く時は
「特急ですよ〜。よけてよけて〜。ロマンスカーがいくよ〜。」って
おじさんおばさんたちに声高々に言われる。

ロマンスカー。。。ってwwww

私らが2人連れだからか???ww
なんか恥ずかしいw

ご高齢の団体を抜くときはいつも言われる。
「特急が通るよ〜。よけてあげて〜。」って。
でもこうして道を譲ってくださるのはとてもありがたい。


特急はその後も走り続けてとうとう追い抜く人もいなくなり。。。

下社のケーブル駅までもうすぐ。
14:20発のケーブルに乗って帰ろう。

そしてケーブルを降りたあとは
また前回と同じ かんき楼で 猪鍋と湯豆腐をいただく。
みそおでんも追加して美味しくいただきました。

次回があるとすれば、、、
今度は鹿鍋を食べたい。。。w











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