峰山高原-暁晴山-ノルウェの森-黒岩滝-砥峰高原と河童池
- GPS
- 06:20
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 371m
- 下り
- 382m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 2:57
- 合計
- 6:20
大河内発電所16:45
福崎町河童池17:45
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 黒岩滝下への下降・滝横登下降は危険ではないですが足元にご注意。 ※今月17日に当山域周辺で熊による重傷事故が発生したようです。詳しくはso-tuffさんの日記をご覧下さい。 http://www.yamareco.com/modules/diary/72502-detail-130002 |
その他周辺情報 | 峰山高原ホテルリラクシア http://www.hotel-relaxia.com/ 福崎町辻川山公園(河童池) http://www.fukusaki-tabigaku.jp/kankou/kappa.html |
写真
感想
秋雨前線が遠ざかって久方ぶりの秋空。歩行距離の割りには色んなエッセンスの詰まったいいハイキングになりました。
車を峰山高原駐車場に置いて整備された遊歩道から大展望の暁晴山(ぎょうせいざん)に向かいましたが葉を落とした森を歩きたくなり、道を離れ木漏れ陽と落ち葉で柔らかな林床と幾筋の沢、氷河期の岩塊流を横切って最後はススキ斜面をムリヤリ登って山頂に到着しました。
道に飛び出した時、近くで作業していた電波塔の人が飛び上がって驚いていました。クマが出てきたかと思ったのでしょう。すいません。
大展望の山頂から見えた山は・・一等三角点山座では盟主・氷ノ山、蘇武岳、栗鹿山、笠形山、三嶽、千丈寺山、六甲山、西島等々。特異な山容の雪彦山、姫路トンガリ山は同定できず。大峰の山上ヶ岳、四国の剣山までよく見えていました。伯耆大山は後山那岐山に隠れて見えず残念。
気温も上がり掃いたような雲の下、余りに気持ち良かったのでアーリーランチを取ることに。バーナーで湯を沸かし自作のお好み焼と特盛りカップ蕎麦、ホットコーヒーで箱庭の様な山と海の展望を楽しみながら至福のひとときを。下山は道を歩くことに決まり「山笑う登山口」の案内が気になって防火帯道から森を抜けて遊歩道に復帰しました。ホテル前の大変清潔なトイレを拝借し「ノルウェーの森」散策に。
森と言ってもグリズリーが出てきそうな鬱蒼と茂る北欧の森のような雰囲気ではなくミズナラを中心にした低灌木中心の明るい林でした。途中には近回りのコースもあり吊り橋がありアスレチック気分で楽しく歩けました。
1周グルリと回って駐車場に帰るつもりだったのですが「黒岩滝」の分岐標識を見て行ってみようかと言うことで川添いの林をどんどん下って一旦、車道を横切り仏座岩横斜面の発電用水路沿いから杉林の急坂を下りきって「黒岩滝」に到着。途中には滝案内板がたくさん設置されていて迷うことなく歩けました。
黒岩滝の階段状左岸を登り適当に斜面をトラバースして来た道に戻り車道から駐車場に帰還。車で着いた砥峰高原は大型バスで観光客が訪れるほどの人気スポットで普段着の方々が大勢、金波銀波に輝くススキの眺めを楽しんでいました。殆どの方は展望台に向かっていますが少し峰山高原方向に林道入った場所もナイスビューポイントでした。
福崎町に下る県道の途中にあった大河内発電所。発電は人類最高の発明だと確信してるのでキョウミシンシン。揚水方式で一日6時間しか発電できないらしい。丁度、揚水が始まったみたいで水位上昇のアナウンスが大音量で流れていた。地上部に建屋がなかったが調べると地下230mに発電所があるとのこと。黒部のように豊富な水量があるわけではないのでダムに貯めた少ない水を流したり他の発電所からの電力で夜間に水を汲み上げたりしてヤリクリ発電してるよう。電力需要の増加で関西でも50万ボルトの超高圧送電してたんですね。
最後の楽しみのキモかわカッパ君との遭遇まで時間が迫ってきました。労働規約の関係で(笑)18時以降は妖怪達はお休みになるので急いで福崎町に向かうことに。陽が沈みホラーには絶好の黄昏時に妖怪達に会えました。
ブクブクと沼が泡立ち出てくるかと思えば出てこずに泡が消え。しばらくたってからまた泡と共にカッパ君が出現。気を持たせる心憎い演出。
近くでボイスチェンジャーのような奇声が聞こえていたので声がする方に恐る恐る行ってみると、逆さまになった真っ赤な天狗様が宙に浮かんでいました。激しく動いたりゆっくり動いたり。最後に「休ませてもらう」と言って観音開きの向こうに消えていった。ああ面白かった。楽しませてもらってありがとう。ヤマレコで宣伝しとくよ。
峰山高原到着。今回は遊歩道を避けて、林の中を進みながら、暁晴山を目指し直進。
途中から「これってヤブ漕ぎ❔」「ススキ漕ぎ❔」私の背丈をはるかに超えたススキをかき分けての直登❗
道歩けば良いのに❗って思ってませんよ(笑)
何でも体験や。いつもそう思てます。
相方さんがおってこそですがね(笑)
暁晴山到着。またまた360°パノラマ、先月登った氷ノ山もはっきりと見え(*´∀`)
六甲山は見えなかったけど、夜にはここから明石海峡大橋の灯りが見えるらしい✨
夜空の星も独り占め出来そうな、素晴らしい場所でした。
下りの林の中は、ふかふかじゅうたん、足に優しい(^^)d
🚙を砥峰高原に移動。西日とのコラボで、銀色のススキの穂が一斉に波打って……ナウシカの最後のシーンを想い出しましたよ。
ラ〜ランララランランラン( v^-゜)♪
帰り道カッパの河次郎くんに会いに…日没後に見たので、よりリアル❗❗怖すぎでした。
今回も盛り沢山、のんび〜り楽し〜いルートでした。
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