西穂高岳・独標
- GPS
- 32:00
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 538m
- 下り
- 538m
天候 | 5日:曇りのち雪 6日:晴れのち薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨日、今日で西穂・独標まで行ってきました。
雪山の経験は残雪期に上高地〜涸沢〜穂高岳山荘に行った程度しかないので、入門コースとして名高い、西穂・独標を選んで行ってきたわけです。
元から土曜の天気は今一つ、日曜は良さそうとの予報でしたが、早朝に出て新穂高温泉に10時過ぎに着いてみると、確かに天候は曇天・・・
あらかじめコンビニで買ったロープウエー2割引券を提示してロープウエーに乗り、そこから西穂山荘へ。
1時間ちょっとで山荘到着。でも結構吹雪いてて視界悪し。けどまだ昼前だったので、このまま小屋にいてもヒマだし、明日の写真撮影の下見を兼ねて独標まで行ってみることにしました。
どんどん視界が悪くなり、先に登って行った人の大半が丸山付近で引き返してきましたが、夏に西穂〜奥穂に行ったことがあることや所々にある竹の細い棒に巻きついた赤布がまだ見えたので、行けるところまで行くことに・・・
そして1時間半ほどで独標についたのですが、下り始めてちょっとのところで、20数年の山登り経験上、最も怖い目に・・・
ちょうど独標を降り始めて数メートルのところで足を滑らせて滑落・・・ 10メートルぐらい滑ったでしょうか・・・
すぐにピッケルを突き立てることを思い出しましたが、突き立てる前になんとか止まりました・・・
けど本当に怖いと感じたのはそのあとです。
振り返ると、あと数メートルのところで岩が切れ落ちて、その下は岩と硬い雪・・・
ブルッたまま、なんとか降り、そのまま小屋へ戻ろうとしますが、悪化した吹雪により先ほどの細い竹の棒がよく見えない・・・
こうした場合、普通の登山道なんかより、だだっ広い雪原なんかの方が方向がわかりにくいものです。
振り返りながら往路の風景の景色を追いつつ、竹の棒を探してなんとか小屋に戻りました。
翌日は朝からいい天気。再度、写真撮影のために独標へ。
でもこの日は独標手前まで行って、夕方には戻らないといけないこともあって写真を撮っただけで引き返しました。
今回の山行では色々勉強になりました。
今夏に西穂〜奥穂に行った際は、独標までなんて記憶にも残っていないぐらいチョロいコースだったように思いますが、これが冬になると岩と雪のミックス帯ではどのように登り・降りするのかをもっと勉強しないといけないと思ったし、雪山は天気の悪い日にはあまり登らない方が無難だな、と感じました。
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