田代平山荘泊まりで乳頭山・笊森山・秋田駒ヶ岳

2016年10月15日(土) ~ 2016年10月16日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,377m
• 下り: 862m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:25
• 休憩: 0:20
• 合計: 2:45

10:55 蟹場温泉
11:10 11:15 孫六温泉
11:25 11:25 大釜温泉
12:15 12:30 蟹場分岐
13:40 田代平山荘

2日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 1:25
• 合計: 7:35

6:05 田代平山荘
6:50 6:55 乳頭山
8:20 8:30 笊森山
9:15 9:15 宿岩
10:00 10:10 湯森山
11:05 11:20 焼森山
11:30 11:30 横岳
11:45 12:00 阿弥陀池避難小屋
12:10 12:25 秋田駒ヶ岳
12:35 12:50 阿弥陀池避難小屋
13:40 駒ヶ岳八合目

合計距離： 18.54km
累積標高（上り）： 1313m

天候

1日目　曇りときどき晴れ
2日目　快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

10/15 9:30

10月15日土曜日朝9時半、田沢湖駅です。
自宅を6時前に出発し、朝イチの新幹線でやってきました。

10/15 9:39

乳頭温泉行きのバスに乗って、乳頭蟹場温泉へ向かいます。
乗車率は1〜2割くらい。良い天気なのにね。

10/15 10:53

蟹場温泉です。ここで準備をして出発！

10/15 11:11

と、その前に孫六温泉前の水場で水の補給をします。
ここは実に良い雰囲気の温泉宿。誰が撮っても絵になる写真が撮れちゃいます。
温泉だけでも来る価値ありますね〜。

10/15 11:12

孫六温泉のすぐ手前に水場があります。
ここからでも登れますが、今回は戻った所からスタートします。

10/15 11:27

大釜温泉前の登山口です。
蟹場分岐点を経由する計画なので、ここから登ります。

10/15 11:40

最初はちょっと急登。

10/15 12:05

何とな〜く色付いている感じ？

10/15 12:06

確実に色づいてますね〜

10/15 12:09

ここら辺までは青空が出てたんですけどね。

10/15 12:29

蟹場分岐点です。
ここでちょっと休憩。ここの手前辺りから斜度が緩やかになってきてました。

いい感じの道(2v)

10/15 12:35

黄色い森の中を進みます。

10/15 12:38

？？？

10/15 12:46

黄色の中に、たまに赤。

10/15 13:20

開けた所に出ました。

10/15 13:25

湿地帯に出たようです。
遥か先には乳頭山が見えてきました。

黄金色だぁ(2v)

10/15 13:26

ここは、足を止めて写真撮っちゃいますね〜

10/15 13:35

高台に登ったところで、歩いてきた道を振り返ってみます。

10/15 13:40

ここから下れば、先ほどの水場の所に出るようです。

10/15 13:44

2時間20分ほどで、小屋が見えてまいりました。

10/15 13:52

小屋の目の前には池がありました。
癒されますね〜

10/15 13:52

田代平山荘です。今日はここまで。
この日は他に宿泊者がいなかったので、自分たちのみで広々と使わせてもらいました。

10/15 13:53

お昼ごはんを食べて目の前の乳頭山まで散歩でもしようかと思いましたが、この後にガスってきてしまったため、小屋の中で大人しく体を休める事にしました。

10/15 19:05

夜7時過ぎ。東の空に綺麗な満月。
夕食を食べていると窓の外が明るかったので、外に出てみました。
今日は15日だから十五夜ですね〜。
写真を撮ってすぐにシュラフに潜り込みました。

10/16 5:01

2日目朝5時。
西の空にはオレンジに染まった月が見えました。
アルファ米が出来上がるのを待っている間、小屋の窓から写真撮影会です。

10/16 6:07

朝6時。秋田駒ヶ岳に向けて出発します。
朝っぱらから雲ひとつない晴天です！

10/16 6:14

ちょっと登って後ろを振り返ってみます。
先程までいた小屋が見えます。

10/16 6:14

拡大
森の中に小屋がポツリ。

10/16 6:18

本日のメインディッシュ秋田駒ケ岳です。
まだ先は長いですね〜

10/16 6:26

木道を設置してくれるのはありがたいのですが、朝露でとにかく滑る滑る！

10/16 6:35

ここの分岐も、孫六温泉に通じています。
これからの季節、登山の後に雪見露天風呂なんて最高ですね。

10/16 6:50

乳頭山に着きました。
木道と笹藪に悪戦苦闘しながら、標準CTよりも若干遅れての到着です。どちらも朝露で大変でした。
風が強いので、さっさと次の山へ向かいます。

10/16 6:53

秋駒とは反対方向に岩手山がよく見えました。
存在感あります。

10/16 6:54

逆光で見辛いですが、これから歩く縦走路です。
なだらかで歩き易そう。

10/16 7:12

次のターゲットは笊森山。
高気圧に覆われている感じですが、山頂はやはり風が強いかな？

こちらからだと烏帽子岳になるのかな。(2v)

10/16 7:44

振り返って乳頭山

10/16 7:48

まだ陽が当たっていない所は霜が残っていました。
秋もそろそろ終わりですね〜

10/16 7:51

後ろの岩手山をよく見てみると、山の中腹くらいで空気の層ができていました。

10/16 7:51

拡大
あっちは風が吹いていないって事？
初めて見ました。

岩手山に興味津々？(2v)

10/16 7:54

笊森までは、一旦下ってなだらかな登り道。

10/16 8:05

行こうか迷った千沼ヶ原が見えました。
今思えば、行ってたらバスの時間ギリギリでした。

10/16 8:05

笊森に向けて最後の登り。
風が強そうだったので、山頂手前でひと息入れてから登りました。

10/16 8:21

笊森山です。
ここは360度の大展望！秋駒をバックに一枚。
案の定、風が強かったですが、周囲の山々をひとしきり眺めてからリスタートしました。

10/16 8:24

山腹辺りに葉が色づいているゾーンがあります。

10/16 8:24

う〜ん、あの中を歩きたい・・・

10/16 8:26

秋駒中腹辺りの水平線の空気の層はいったい・・・？

10/16 8:28

拡大
下の空気の層は微妙に茶色がかっているように見えます。

10/16 8:38

もう一丁秋駒。
目の前だったもんで。

10/16 9:21

秋駒の前に、まずは湯森山へ。

10/16 9:23

池塘も点在していて、実に長閑な雰囲気です。

10/16 9:28

ふと後ろを振り返ってみます。

10/16 9:28

拡大
先程通過した宿岩を振り返って見てみると、岩に登っている人がいました。
さすが、地元の人は遊び方をわかってますね~

10/16 9:32

人がすれ違えるくらいの道幅です。
秋駒に近付くにつれて、確実に歩き易くなってきます。

10/16 9:58

字が見えづらいですが、湯森山です。
ここでザックを下ろし、突っ立って休憩。
地元の人からすれば、なかなか滑稽な姿だったことでしょう。

カッコイイっす(2v)

10/16 10:11

ちょっと歩くとベンチがいっぱい。
それを早く言ってくれ。

10/16 10:12

やっぱり、こっちにもちゃんと山頂碑がありました。
さっき、休んだばかりだったので、さっさと次の山に向かうことにします。

10/16 10:55

焼森山へは砂礫状の登り坂。
足を戻されるので、歩幅を小さくして登ります。

10/16 11:03

来た道を眺めつつちょっとひと休み。

10/16 11:03

休んだ後にもう一丁砂礫道。
そろそろ山頂か？

10/16 11:04

何かスゲー広々としてる！

10/16 11:05

焼森山です。
だだっ広くてめっちゃ気持ちいいです。
バックの秋駒もかなり近づいてきました。

10/16 11:10

山頂のへりから秋駒を一枚。
火山の雰囲気がリアルに感じ取れるようになってきました。

10/16 11:11

山頂を拡大
やはり賑わっているようです。

10/16 11:11

ここに来て、阿弥陀池避難小屋も見えてきました。

10/16 11:19

残す山はあと2つ。
横岳へ向かいます。

10/16 11:28

横岳に到着しました。
ここからは国見温泉からの登山客が大勢登ってきていますので、かなり賑わっていました。

10/16 11:29

国見温泉方面です。
ムーミン谷とも呼ばれているそうな。

10/16 11:29

山頂碑です。
山と山の間隔が狭くなってきているので、休まずに次の山に向かいます。疲れてなかったし。

10/16 11:32

次の山と言うか、あとはラスボスの秋駒のみ。

10/16 11:40

阿弥陀池と秋田駒ヶ岳。
横岳は絶好のビューポイントですね。

10/16 11:43

小屋が見えてきました。
ソーラーパネル付き？

10/16 12:48

阿弥陀池避難小屋です。
ここで大休止します。
トイレも水洗でビックリ！

10/16 11:58

阿弥陀池に癒してもらった後は、ザックをデポしてピークアタックです。

10/16 12:01

空は青空。
今日一番の急登だなぁ。

10/16 12:08

10分弱で山頂に着きました。
やはり、今日登ったピークで一番賑わっています。

10/16 12:24

秋田駒ヶ岳、登頂です！
360度の大展望とくれば、周囲の山を巡ってみます。

10/16 12:11

まずは、一番近くにある男岳。
バスの時間と相談して、今回はスルーで。

10/16 12:12

拡大してみます。
男岳のピークの更に奥には鳥海山が顔を出していました。
よく見たら冠雪してますね〜

10/16 12:12

男岳の右側斜面には田沢湖です。
山あり、湖あり、そして温泉もありで、最高ですね。

10/16 12:13

鳥海山の左側にかすかに見えるのは月山かも。
肉眼では何となく見えていましたが、この写真ではチト見えにくいですね。

10/16 12:14

拡大してみます。
遠くにうっすらと山の形が確認できます。たぶん月山。

10/16 12:15

続いて北側に目を向けます。
真ん中やや右には、今日最初に登ったピーク乳頭山が見えました。

10/16 12:16

拡大
昨日の昼頃に歩いた、乳頭山が見える池塘群です。
写真右端には、なんと小屋が写っています。

10/16 12:17

更に拡大
田代平山荘です。地味に存在感出してますね〜。ウケる！

10/16 12:21

そして、今日一日ずっと後ろに聳えていた岩手山です。
ここと繋げてみたいですね〜。

10/16 12:35

山頂を堪能して、小屋まで降りてきました。
逆光で輝く湖面が綺麗。

10/16 12:49

デポしていたザックを取って、下山の途に着きます。

10/16 12:49

阿弥陀池に映る逆さ秋田駒ケ岳。
風がなくて良かった〜

10/16 12:49

山と山の間を通る道を進んで八合目へ向かいます。

10/16 12:52

湖畔にはベンチがたくさんあったので、次来る時は小屋から離れたこの辺りでランチしたいですね〜

10/16 12:54

さて、八合目へ。

10/16 12:54

名残惜しくてもう一枚。
どうか噴火しませんように（-人-）

10/16 13:03

田沢湖です。
ちゃっかり、鳥海山も入ってました。

10/16 13:20

もう少し標高を下げると紅葉が綺麗なエリアがあるようです。

10/16 13:26

八合目のバス停が見えています。

10/16 13:36

今回の山行では、赤く色づいた葉が少なかったのが心残りだったかな〜

10/16 13:42

八合目に到着しました。
靴を洗って水を汲んでバスに乗ります。
自分たち以外の全員が、アルパこまくさの駐車場で下車してビックリ。
地元民に愛されている良い山でした。

感想

もっつぁ〜

今回は山友N君のお誘いで、秋田の名峰へ。
体育の日の3連休の天候不順により1週遅れの山行となってしまったが、今年は紅葉が進むのが例年よりも遅いということで、多少の期待も持った上で登山に臨んだ。

結果を言ってしまえば、写真で見る通り、葉が綺麗に色づいた樹木が登山道上に少なかったため、紅葉に関してはやや物足りない山行となった。

しかし、初めての秋田の山、初めての管理人がいない避難小屋泊が経験できた事はプラスになったと思う。

今回歩いたエリアで特徴的だったのが、秋駒と岩手山以外ではどの山も似たような山容で、もし写真だけを見せられても見分けがつかないほど。
そのため、写真のコメント欄を埋めるのもいつも以上に時間がかかってしまった。

山容や地形図をよく見てみると、尾根と谷がはっきりしている山は少なく、必然的に登山道も下からほぼまっすぐに直登する形で取られている山が多かったと思う。
秋駒だけは山頂付近はつづら折りになっていたものの、笊森・湯森・焼森などは傾斜の緩さ故に完全に直登ルートであった。

逆に、そのようなゆったりとした山から成る山域だからこそ、雪の季節が楽しみと言える。
避難小屋には銀マットや毛布もあった事だし・・・行くのか、俺は？

コメント

モンキィ

宿岩
登っていたパーティーです。初駒で登ってしまいました(笑)田代平小屋に泊まってらしたんですね。小屋の雰囲気が良く、最高の小屋泊まりになったようですね。トイレは完全にNGでしたが(^_^;)

もっつぁ〜

Re: 宿岩
monkieさん、こんにちは

秋駒は初めてだったんですね。
てっきり、何度も来られていて岩に登れるのを知っていたのかと・・・
こっちに向かってうぇ〜いしてくれたので、一応うぇ〜い返ししときました
その瞬間が撮れていれば・・・

確かに田代平山荘のトイレはアレなので、泊まるなら阿弥陀池の方ですよね〜
夜は風もなかったので、怖がりな自分としてはドアがきしむ音などがほとんどなくて快適に過ごすことが出来ました。

是非、これからも宜しくです