八幡平から乳頭山・秋田駒(ほぼ)

2024年05月02日(木) ~ 2024年05月05日(日)

• GPS: 80:00
• 距離: 50.5km
• 登り: 2,304m
• 下り: 3,189m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:07
• 休憩: 1:43
• 合計: 7:50

8:45 スタート地点
8:45 8:45 岩手県八幡平無料駐車場
8:50 9:06 八幡平山頂レストハウス
9:13 9:20 裏岩手縦走路入口
10:00 10:10 1438m
11:00 11:10 1438m
12:05 12:15 嶮岨森
12:55 13:15 大深山荘
13:40 13:40 大深岳
13:55 14:05 八瀬森分岐
15:00 15:10 1276m
16:05 16:15 1130m
16:35 八瀬森山荘

2日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 1:30
• 合計: 10:20

5:00 八瀬森山荘
5:50 6:00 八瀬森
6:50 7:00 曲崎山
7:25 7:35 1186m
8:30 8:40 1132m
9:45 9:55 大白森山荘
10:55 11:05 大白森
12:30 12:40 1066m
13:20 13:30 1031m
14:10 14:20 1104m
15:20 田代平山荘

3日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:33

5:50 田代平山荘
6:40 6:55 乳頭山
7:35 7:45 1386m
8:20 8:30 笊森山
9:10 9:20 宿岩
10:15 10:25 湯森山
11:30 11:30 焼森分岐
11:32 11:50 焼森
12:05 12:15 1494m
12:35 12:35 道ロスト1355m
13:10 13:10 道復帰1416m
13:23 駒ヶ岳八合目小屋

4日目

• 山行: 1:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:10

6:05 駒ヶ岳八合目小屋
7:15 ゴール地点

天候

5/2晴れ、5/3〜4快晴強風、5/5晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

八幡平無料駐車場に駐車。
アスピーテラインは8時半からゲート開錠

コース状況／危険箇所等

全体として雪上7割程か。乳頭山〜秋田駒は夏道多し。地元の方から、今年は雪解けが早いと聞いた。やはり3月に来たかった。
雪上・夏道繰り返しなのでGPSは必須

写真

5/2 9:54

★カメラの誤設定により、全写真が1時間遅く表示されています。
八幡平無料駐車場に停めてレストハウスへ

5/2 9:55

森吉山か

5/2 10:06

畚岳

5/2 10:06

車道を縦走路入口まで

5/2 10:15

裏岩手縦走路入口

5/2 10:40

畚岳はパス

5/2 10:40

岩手山。今回岩手山からか八幡平からか出発を悩んだ

5/2 10:43

とにかく平坦です

5/2 10:43

左に乳頭山、右に秋田駒

【過去山行】2020年3月三ツ石山から。乳頭山は尖ってるな

5/2 10:44

振り返って八幡平

5/2 11:15

方向定めて樹間を縫う感じ

5/2 11:40

5/2 12:35

嶮岨森。少し尖ってる

5/2 13:17

左側には池あるし、松川温泉への道が通る

5/2 13:37

大深岳へ

5/2 14:01

大深山荘、2020年3月に利用。泊りたいが先に進まねば

5/2 14:46

大深岳通過。手前で藪漕いだ

5/2 14:56

秋田駒への分岐にて。これから岩手山は遠ざかってゆく

5/2 15:46

5/2 16:06

木が密になると通り抜けに難渋する。GPS見てないと方向が著しく狂う

5/2 17:02

もう小屋が近いだろ

5/2 17:37

水芭蕉の群落、最盛期だろう

5/2 17:37

この傍らで雪解け水を汲んだ

5/2 17:39

八瀬森山荘、ヤセモリと呼ぶらしい

5/2 17:47

予想通り貸切

5/2 17:48

2階あるけど、明るいので1階にした

5/2 18:40

いつものハンペン、今日は明太子味

5/2 18:52

オクラとウインナ炒め

5/2 19:07

ウィスキーオンザスノーが旨い。汗かいて喉渇いてるから余計に

5/2 19:19

ペペロンチーノ

5/3 6:01

2日目5時スタート、陽は上がった

5/3 6:11

気温高いが、朝は幾らか雪締まってる

5/3 7:31

5/3 7:49

畚岳だな

5/3 7:49

5/3 7:51

曲崎山山頂、急登だが最後は夏道出ていた。
服が地味、森に溶け込んでるな

5/3 8:04

曲崎山を左に下るが、急斜面で雪少なくて藪漕ぎ多し。夏道も笹が覆って判別し難い

5/3 8:04

秋田駒遠いなあ

5/3 8:57

明らかな稜線ではなくGPSが手放せない

5/3 9:33

とにかく天気いいのが救い

5/3 10:14

5/3 10:37

5/3 10:48

大白森山荘。急斜面登った先にあった

5/3 11:43

大白森

5/3 11:47

大休止したい場所

5/3 11:49

秋田駒

5/3 11:49

乳頭山

5/3 11:53

大白森山頂

5/3 11:57

岩手山

5/3 11:57

秋田駒

5/3 13:48

5/3 15:14

蟹場分岐で初めて人と会う、沢山の方とスライド。ここからピンテ増え、角館高校の赤旗も

5/3 15:58

乳頭山見ながら進む

5/3 16:03

田代平

5/3 16:07

田代平。靴浸水

5/4 6:36

2泊目田代平山荘も貸切でした。
1階は休憩スペースなので2階に陣取った

5/4 6:47

3日目朝。田代平山荘ありがとう

5/4 6:54

ここまでは雪上だった

5/4 7:02

鳥海山

5/4 7:04

5/4 7:19

真ん中に田代平山荘あります。この辺の小屋は見つけにくい、赤い屋根にしてほしい

5/4 7:41

乳頭山ゲット、風強い

5/4 7:41

笊森山

5/4 7:42

秋田駒までは平坦に見えるが、行ってみたら違った

5/4 7:47

和賀岳だっけ

5/4 7:56

一旦岩手山に向いて降り、右折します

5/4 8:00

振り返って乳頭山

5/4 8:09

乳頭山

5/4 9:19

笊森山山頂

5/4 9:34

ヴィクトリーロードっぽい

5/4 9:34

こちらからみると雪多い

5/4 11:14

湯森山

5/4 11:41

ずっと秋田駒・男女岳を見て進む

5/4 12:52

焼森。どっから八合目に下るんだろうな

5/4 12:52

左の雪渓から阿弥陀小屋に降りようかと進んだが、身体を揺さぶる強風により已む無く男女岳を断念、八合目小屋に降りることにした

5/4 12:53

振り返って来し方

5/4 13:03

男女岳をバックに

5/4 13:03

3日間で45km、悪戦苦闘したので、ここまで来れたことに大満足です

5/4 13:26

気が緩んだか、踏み跡に釣られてここを下ってしまった。後で判明した正規ルートは左の尾根だった

5/4 13:50

100m下って雪は繋がっておらず、登り返し中。3mの藪漕ぎでルート復帰

5/4 14:14

小屋近い、もう安心

5/4 14:30

5/4 17:00

駒ヶ岳八合目小屋にて。秋田駒日帰りの方1名とお会いしました

5/4 16:59

2階は真っ暗なので1階に陣取る。3泊目も貸切でした。全部じゃん！！

5/4 17:02

男女岳も最後に

5/5 6:30

4日目朝。塩ラーメンを焼そばにした

5/5 12:27

八幡平で車を回収、風呂のあと、八幡平市の味処佐和で。米より唐揚げが多い、むちゃ旨い

5/5 13:34

高速乗る前に岩手山

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS 1s オリンパス

AQUOS sense3 SH-02M docomo シャープ

装備

個人装備

ツェルト(未使用) 6本爪アイゼン(常時装着) ピッケル(曲崎山登りのみ使用) ストック シュラフ コンロ GPS つまみ ウィスキー600cc

備考

融雪早いとの情報で6本爪アイゼンにしたのは正解だった。雪多い場合は嶮岨森・曲崎山・秋田駒では本格アイゼンが必要だろう

感想

nagaさん

2020年3月安比高原スキー場から八幡平経て岩手山を目指した際に、秋田駒まで稜線が繋がっていることを知り興味が湧いた。お会いした方からGWは遅いと聞いて、以来3月の好天を伺ってきたが未だにチャンスがなく、今回少雪を覚悟してトライした。

初日、八幡平からスタート。大深岳先の縦走路分岐までは知ったるルート。嶮岨森以外は雪の上だ。分岐を過ぎると広い雪斜面を緩やかに下るが、尾根ではない森の中だ。GPS片手に進む。八瀬森山荘に予定より遅れて着いたが、小屋前の雪解け水を利用(浄水器使用)したので、雪を融かさずに済んだ。予想通り貸切だ。もし熊がドア開けたらと要らぬ心配を少し。

2日目、八瀬森のあと今回最も尖った曲先山へ。この為にピッケル持参したが、山頂近くは夏道出ておりセーフ。しかし、下りは残雪少ない急斜面。また夏道も笹が寝ていて判別しづらく、藪漕ぎを繰り返した。今回一番の難所だった。その後も標高900m台まで下り、方向の分かりにくい森を進む。やがて田代平小屋へ。ここはまさかの貸切。

3日目。乳頭山は強風。笊森山を越え秋田駒への道は熊がでそうな気配があり実際に一時獣臭がした。熊見平なんて場所もあるし、一体誰が名付けたのか。スピーカー出して音楽を流した。焼森に着くと強風。先に進んでみたが身体を飛ばされるような風で焼森に引き返す。男女岳を前にして一瞬悩んだが八合目に降りると決断。もう既にやりきった感があったのだ。
八合目に降り、日帰りの方とお会いしたのが唯一の遭遇。山頂の風はまあ登れるレベルであったと。焼森の稜線が特段風の通り道だったのかもしれない。
八合目小屋での3泊目も貸切だった。不思議だな、3泊ともに貸切とは。立派な避難小屋ばかりなのにな。

4日目は、田沢湖駅前から八幡平までバスで車の回収だ。その為に昨日下山しなかった。しかし、案内所で聞くと数年前までバス便あったが今は無いと。まさか、インターネットで時刻表見たのに。焦った。盛岡経由でも無理っぽい。初歩的ミスだ、バス会社に確認すべきだった。結果、仕方なく高額なタクシーの旅を選択したのであった。

コメント

aozora

お天気が続いたGWに静かな山旅を楽しまれましたね🤗
私も当日八幡平のゲートに８時半前に着きましたので、意外な所でニアミスでした😇
行き先は日帰りでお手軽な安比岳ですが😅

八瀬森山荘は古き良き小屋で、私もお気に入りの小屋です😊、近くで水が取れてラッキーでしたね😉

nagaさん

aozoraさん、ありがとうございます。
同じゲートに並んでいたとは驚きです。私は前から6番目位でしたよ。お会いできればよかった。
天候に恵まれましたが、ずっと熊の恐怖に苛まれていました。藪中で遭遇したらアウトだなと思いながら。
もう人のいない長い縦走はそろそろ止めにしようかなと。あと行きたいのは大峰奥駈道くらいです。