初めての赤岳は厳冬期のはずが(南沢〜地蔵尾根から)
- GPS
- 27:20
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,421m
- 下り
- 1,423m
コースタイム
14:30南沢のルートー16:30地蔵の頭ー16:40赤岳展望荘到着
<2日目>6:30起床ー7:00朝食
8:00出発ー8:40赤岳山頂ー10:00展望荘(展望荘からピストン)
10:20下山開始ー11:00行者小屋ー12:30美濃戸山荘(小休憩)ー
12:50出発ー13:30美濃戸口駐車場
天候 | 2/5-6 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
茅野駅から、友人の車で美濃戸口まで ノーマルタイヤですが美濃戸口まで何の問題もなし |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届けは美濃戸口駐車場のポストに入れました 美濃戸口〜美濃戸までの約1時間は、自家用車なら入れますがノーマルタイヤではさすがに無理 チェーンを巻いている車を何台かは見かけましたが、スタッドレスの4駆やFF車が多かったような?? 車道は所々滑って歩きにくかった。。 全体を通して、特に危険という感じではないです (急斜面や凍結部位は勿論注意は必要) |
写真
感想
今シーズン3度目の八ヶ岳は、赤岳。
気になっていた天気は良さそう、予定通り決行
茅野駅で待ち合わせ、友人の車で美濃戸口まで
このところまとまった積雪が無かったためか、ノーマルタイヤでフツーに行けました。
本当なら美濃戸まで入りたいところですが、さすがにノーマルタイヤでは無理
若干かったるいですが仕方ないので歩いて行きました・・・が、
車道は所々微妙に凍結していたりして、結構滑ったり、意外に体力使いました^^
美濃戸山荘までが妙に長く感じられましたが、ここからは樹林帯の中を、南沢のルートから行きます。
途中数回の渡渉りがありますが、普通になんの問題も有りません。
道もばっちり、トレース上を歩く分には何も問題は起きません。
ところで予定では、行者小屋までは斜度も無いのでアイゼン要らない?と思っていたのですが、
途中凍結が結構あって、危ないので早めに装着。アイゼン着ければ快適に進めます
気持ちの良い樹林帯の中を、まずはひたすらトレッキング
しかしここから行者小屋までが、なぜか意外に長く感じた!!
はっきり言って、この山行きの中で一番疲れました(笑) たいした距離ではないんですけどね。
行者小屋でお昼、テントは5〜6個のみ。(少ないですね)おそらく赤岳鉱泉の方が多いのでは
地蔵尾根は結構な急登なはずですが、お昼を食べたせいか全然つらくありません
それに、今までの樹林帯とは違って高度がぐんぐん上がりますので、眺望が得られて
歩いていて(上がっていて)とても楽しく気持ちが良いのです。
空は快晴、スカッと晴れていていう事無し!
おまけに風が強くなくて、意外なくらいに快適でした。
それでもやっぱり地蔵尾根は急登な方だと思いますが、
雪は踏まれていてアイゼンも効きますが、同行の、爪の短いアイゼンを着けていた友人は、
爪が雪に埋もれて「すごく滑る」と、かなり難儀していました。
ところでこの日は思いのほか雪が少なく、稜線などは完全に岩とのミックスでした。
さすがに赤岳への登山道は雪は有りましたが、それでも部分的には地面が露出している処も多く、
特に地蔵の頭周辺などは完全に地面でした。 意外でした。。
ところで今回 個人的に一番心配だったのは、赤岳山頂直下のルートの凍結と稜線での風。
もちろん天気もそうですが、まず、天気が悪かったら上まで行かないですからね
そしてそのどれもが、幸運に恵まれました。
風は無いし(有っても微風。たまに強く吹くことはあっても一瞬だったので、
今回山頂で1時間以上もたっぷり滞在してしまいました)、
凍結箇所も、実際に歩くルート上には数えるほどしかありませんでした。
勿論日にちや時間によって全く条件は変わりますので、そこは注意は必要です。
大抵の場所のクサリや手掛かりもちゃんと出ていました。
そして山頂から見られるあの風景は、何物にも変えられず素敵でした。
特に南アルプスがとても綺麗に見えまして、ああ、北岳ってこんなにもかっこいい山だったんだと(今更)
他にも北アルプスの全景、勿論富士山、御岳、浅間、八ヶ岳の全景も、全て。
天候や雪(凍結)の条件に左右されるのが当たり前の特に雪山で、非常に良い山行きが出来ました。
誘ってくれた○○、ほんとにどうも有難うね。
あっ、最後に今回宿泊した赤岳展望荘、とても良い宿でした。
お茶やコーヒーも飲み放題だし、バイキングだから食事も自分で調節できますし。
何より宿全体が温かい(室温が) 今回個室だったのですが、カイロを張らなくても温かく眠れました。
(いつも山小屋ではカイロを張っても寒かったりする)
宿の方も普通に愛想良く、また利用しようかなと思えました。
忘れられない思い出が、またひとつ出来ました。 以上、赤岳でした。
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